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ロウソンのおにぎりを人生で初めて食す @飯田橋のwanna manna

【1262むすび】wanna manna(飯田橋)ロウソン
《連続1715日目!》


たぶん、いや絶対、日本でいちばん多くのおにぎりの種類を食べてリポートを書いているはずだ。

いや、日本一ではなくて世界一だと思う。

これまでnoteに書いたおにぎりの食リポートだけでも1200以上。おにぎりに関連した記事は1500は超える。
人生で食べたおにぎりの種類でいえば、軽く2000は超えるだろう。

そんな自分で言うのもなんだけれども…
世の中にあるおにぎりの具はだいたい食べたんじゃないかな。

と思っていたけれど…


実は、今回初めて食べるおにぎりに出会ってしまった。

それは…


「ロウソンのおにぎり」



???


えっ!

いくらなんでも、初めてじゃないでしょうだって?


たしかに、このnoteに書いている食リポートの中では、コンビニおにぎりは禁止している。

でも、リポートは書かないけれど、これまでコンビニおにぎりを食べたことはもちろんある。

むしろ、毎日食べていた時だってある。


(毎日コンビニおにぎりを食べていた自分が、1000日チャレンジを始めた理由)

当時は、かなり忙しく週の大半のランチが、カップ麺とコンビニおむすび…

とても人に食を語れるような状況でもないし、もちろんそんな知見もなかった。
新しいチャレンジをするというのに、毎日、コンビニおむすびを食べて語っても何も変化がないし、そもそも自分が楽しくない。

だから、思い切ってコンビニおむすびをこのチャレンジから外すことにした。
さらには、自分が作る家庭のおむすびも外した。

自分の逃げ道を塞いだのだ。




でも…

じゃあ、ロウソンのおにぎりって一体なんなの?



抜けるような春の青空。
飯田橋駅へ到着。



おっ、桜がもう咲いている。
早咲きの桜かな。

近くの靖国神社のソメイヨシノももう少しで開花。
東京が桜の花に覆われるのも、間もなくだ。




その桜を目の前に見ることができるビル。
それが、飯田橋サクラテラス。

入り口のガラス扉には桜の装飾がされていて、華やかな気持ちになる。



ちなみに、ガラス扉の横にはLAWSONの店舗もあった。

でも、今回の目的の場所とは違うんだ。



サクラテラスの中庭を抜けると、お洒落なカフェ風のお店が見えてきた。


「wanna manna(ワナマナ)」

今回の目的の場所だ。



「wanna manna(ワナマナ)」は、日本では珍しい台湾朝食の専門店。

台湾では朝食をお店で食べることも多いらしく、そのメニューを日本でも食べられるようにしているとのこと。


さっそくメニューをのぞいてみよう〜




メニューが台湾語の表記で書かれている。
ちゃんと日本語の読み方や説明もついているので安心だ。


メニューの中には台湾の朝食がずらり。

豆乳のスープや台湾式クレープ。
タピオカドリンクもある。


おっ!
メニューの中の写真に、ごはんを丸めたようなものが写っている。


これはなんだろう?

「招牌飯

飯という字がついているところをみると、お米料理かな。


その下にある、日本語の説明にはこう書かれていた。

「台湾式おにぎり」!


もしかして、「招牌飯糰」とは台湾のおにぎり!!!


台湾の朝食では、おにぎりを食べるのか!
ちょっと見た目が違うけれど、これは発見だぞ。




よく見ると、種類もいくつかあるみたいだ。


人気1位が、「綜合飯

日本語だと、総合おにぎりと書かれている。笑


その名の通り、いろいろな具が総合的に入っているみたいだ。


その横にあったのは…
「肉鬆飯



日本語で読みがこう書かれていた。

「ロウソンおにぎり」

???


これ、なに?

まさかあのLAWSONのことじゃないよね。



もう、これしかないでしょう。

ロウソンおにぎりと呼ばれている「肉鬆飯糰」を注文してみた。

肉という字が入っているので、たぶん焼豚とかハムとか入っているんじゃないかなあ。と勝手に推測。

出来上がりを待った。


しばらくしたら、店員さんが出来立て熱々の台湾おにぎりを運んできてくれた。

台湾おにぎりは、かなり細長いたわら型をしていた。


おにぎりの包みを外す。

ラップだと思っていたのは、なんとビニール袋!
日本だとなかなか見ないスタイルだ。

これまで、ビニール袋に入ったおにぎりを見つけたのは石垣島のオニササぐらい。


よくよく考えると台湾と石垣島は近いので、このスタイルも関係があるのかもしれない。


(オニササについては、こちらに書いています)



オニササ。

正直言って、初めて聞くおにぎりの名前だ。

鬼?笹?

ちょっと想像がつかない。



しかも名前だけでなく、その購入システムが独特らしい。
日本でいちばんおにぎりを食べ歩いてきたであろう自分でさえ、このオニササについては、どうやって買って食べていいのか分からずに迷ってしまった…


オニササ。


断言しよう。
これまでに味わったことのない、日本一ユニークなご当地おむすびでした。



さっそく、いただいちゃいましょう!

がぶっ。


もちもち〜

サクサクっ

なるほど、もち米を使っているのか。
外のお米はかなりモチモチしているぞ。
そして、このサクサクした食感は台湾式の揚げパンとのこと。

ごはんの中に、パンが入っているのか。
これは新鮮!

さらに、たっぷりのザーサイが存在感を出している。
食べ進めると次から次へとザーサイの薄切りが登場する感じ。
刻んだ高菜やピーナッツも入っていて、とにかく食感が楽しい。

大きなおにぎりだけど、どんどん食べ進めてしまう。

あれ、でも肝心のお肉が出てこないなあ。
たしか、ロウソンおにぎりは「肉鬆飯糰」と書かれていたはず。

でも、お肉の姿が見当たらないよ。


食べ進めても、食べ進めても、お肉は出てこない。

中の具たちをじっくり見てみる。

揚げパン
ザーサイ
卵焼き
高菜
ピーナッツ

あとは…
佃煮ふりかけ???

よく見ると甘い味付けの鰹節の佃煮ふりかけみたいなものが入っている。

まさか、これがロウソン?


スマホで「肉鬆」を検索してみたら、こう出てきた。

「肉鬆」とは豚肉をお醤油やお砂糖で炒めた、肉でんぶのこと


やっぱりこれだ!
この甘いふりかけが「肉鬆(ロウソン)」だったんだ。


(LAWSONおにぎりと紛らわしい書き方をして、ごめんなさい)

しかし、この台湾式おにぎりは面白い。
いろいろな具材が入っているので、かじる場所によって「辛い、しょっぱい、甘い」など味や食感がどんどん変わっていく。


大きなおにぎりだったけれど、最後まで楽しみながら完食!


人生初のロウソンのおにぎり!
美味しくいただきました。


ご馳走たまでした!





・・・・・・・・・・

台湾おにぎりと言えば…
世界で唯一のルーロー飯おにぎりの話もおかわりどうぞ!


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