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和菓子屋のノスタルジックおむすびに誘われて

【697むすび】相州屋(七里)茶めし



ここはまさに、ワンダーランド!
いや、和ンダーランドと言い直した方がいいのかもしれない。


おむすび屋さんを探して、そのおむすびを食べ毎日食リポを続けるチャレンジ(1000日間で1000のおむすびを食す男)をしている。

実は、世の中におむすび屋さんというものが、約800店しかないらしい。
全国の市町村の数が約1700だから、そもそも住んでいる町におむすび屋さんがあるという方が珍しいぐらいだ。

(詳しくはこちらに)


つまり、このチャレンジを継続するためには、おむすび屋さん以外でおむすびを作って売っているところを探していくことが重要になってくる。

(それなのに、なぜかコンビニおむすび禁止という自己ルールを作ってしまった) 



道の駅、スーパーマーケット、デパ地下、駅ナカ…
どんな町や駅に行っても、おむすびが売ってそうな場所はないか、ひたすらチェックをし続けている。


そんな中、ある特定のお店(業態)に手作りのおむすびが置かれていることが多いことに気づいた。

それは、普段、町を歩いていてもそれほど気にしなかったお店…


それは、和菓子屋さん。



和菓子屋さんと言っても、雑誌やグルメ番組に出てくるようなお洒落だったり、立派な店構えのところではない。

商店街の目立たないようなところにあって、昭和の時代を感じさせれるような見た目で、売っているものも草餅やお団子などかなり庶民的。
いわゆる街の和菓子屋さんのことである。


そこだけは数十年前から時間が止まっているような、そんな不思議な雰囲気を纏っている。
まさにノスタルジックという言葉がぴったりである。

このチャレンジの中でも、和菓子屋さんのおむすびは何度か登場している。
その多くは、内容もおむすびもほっこりしていて、自分の記憶にもしっかりと残っている。

ちょっと振り返ってみよう。



●東十条で見つけた!超レトロな和菓子屋さんのほっこりおむすび。



●団地の中の和菓子屋さんは、おむすびと80円ライターが並んで売られていた!





●全国に広がる謎の和菓子屋さんチェーンこと伊勢屋の屋号の謎を調べてみた








ほら、街の和菓子屋さんのおむすびの魅力にどんどん引き込まれていくでしよ。

その存在に、なぜか和んでしまう。
まさに、和ンダーランドである!


ちなみに和菓子屋さんのおむすび情報は、ネット上にほとんどない。お店のホームページがなかったり、SNSをやっているところは見たことないし、食のポータルサイトなどにも登録してないことが多い。


つまり、和菓子屋さんのおむすびとは、自分の脚でお店に行って、自分の目で見て自分の舌で確かめるものであるのだ!


そんな和菓子屋おむすびの最新リポートをお届けしたいと思う。



東武アーバンパークラインの七里駅から、歩いて15分くらいのところにそのお店はあった。
和菓子 相州屋。

都内にも、同じ屋号のお店がいくつかあるらしい。
先ほどの伊勢屋の話にもあったけれど、屋号ののれん分けやのれん会みたいな仕組みがあるのもこの和菓子屋の面白さかもしれない。


中には大きなガラスケース。
そこには、草餅、だんご、のり巻き、そしておむすびも並んでいる!

これまでの経験上、和菓子屋さんの中でおむすびが売っているお店は、5軒に1軒くらい。
(赤飯やいなりは、結構置いているのだけど…)


和菓子屋さんのおむすびが並んでいるのを発見するだけでもテンションが爆上がりなのだ!


今回選んだのは、茶めしのおむすび。110円。

見た目からして、かなりほっこりしている。

普通のおむすびって、三角形の底辺を包むように海苔を巻いている。(持ちやすいようにかな?)

ところが、このおむすびはその逆だ。
三角形の頂点を包むように海苔が巻かれている。
底には海苔がないのである。


味もほっこり醤油味。
こういうのでいいんだよなあ。

忙しい日常を少しの間忘れさせてくれるような、気持ちを和ませてくれるような懐かしい味だ。
これぞ、和ンダーランド!


和菓子屋さんのノスタルジックなおむすび、これからも大注目ですね。


ご馳走たまでした!





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