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とにかくひたすら映画について語る vol.2

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どうやらマガジンにはnote100記事しか保存できないらしいので、vol.2を作成しました。
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2017年1月の記事一覧

【cinema】静かなる叫び

【cinema】静かなる叫び

2017年10本目。
※都合上、結末がわかるレビューです。記憶しておきたいため。

全編モノクロでの本作は、1989年にカナダはモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件を基にしたフィクションとのこと。銃乱射事件といえば、アメリカのコロンバイン高校のが有名だけど、こっちの方が先なんだね。全く知りませんでした。まぁ私は当時小学生だったし、まだそんなニュースもちゃんと見てなかったからかな…。

事件は

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【cinema】ネオン・デーモン

【cinema】ネオン・デーモン

2017年9本目。

観た後すぐのこの胸のざわつきをどう抑えたらいいか、まだわからない。見る前は、単にファッション界のモデルたち(オンナたち)の戦いで、そのイジメ、妬み、嫉みたるや壮絶、とにかく黒い部分が明るみになる作品としか思っていなかった。これは……それ以上だ。

黒いのに、眩しい。明るいのに、毒々しい。華やかな世界、なのにひたすらどす黒い部分を描いている。これを映画における「アート」と捉える

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何か今日すごいキワモノ映画を観た。「ネオン・デーモン」これを素晴らしい‼︎と思うのか、いや芸術をはき違えていると捉えるのか、未だ私の心が定まっていない。それでもパンチ力は凄まじかった。今年初めての衝撃かも。感想は後ほど。 #note映画部 #ネオンデーモン

【cinema】天使にショパンの歌声を

【cinema】天使にショパンの歌声を

2017年8本目。順調な映画ライフを送れている。

カナダ映画。何かね、もっと、心湧き躍る内容だと思っていたんです。言うなれば、「天使にラブソングを」くらいのテンションちゃうかと。(邦題が少しかぶってるだけか)まぁでも閉鎖されかけてる音楽学校(寄宿舎)を守るために、シスター達と生徒達が奮闘っていうくらいだから、あんまり湧き躍るわけでもないか。しかも作中使われているのは、ショパンだしね。別れの曲とか

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【cinema】ヒトラー 最後の代理人

【cinema】ヒトラー 最後の代理人

2017年7本目。

はい、来た。「ヒトラー」来たよ。一旦さ、ヒトラーは外した方がいいと思う。これは、アウシュヴィッツ収容所の所長だった悪名高いルドルフ・ヘスの自伝を元に、その取り調べをひたすら映画にした物語です。

取り調べをする判事の名前もわからないし、彼がどんなバックグラウンドを持っていて、ヘスの尋問に臨むのかもわからないし、とにかく取り調べの様子が淡々と描かれているだけなので、かなり退屈で

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【cinema】pk ピーケイ

【cinema】pk ピーケイ

2017年6本目。(去年カウントせずにいたらワケがわからなくなったので、出来るところまでカウントしてみます)

言わずと知れたインド映画。とにかくレビューの評価が高くて、どんなもんだろうと思って見に行ったけど、うん、すごく良かった。

留学先のベルギーで大きな失恋を経験したジャグーは、いまは母国インドのテレビ局で働いている。そんなある日、ジャグーは、地下鉄で黄色いヘルメットを被って大きなラジカ

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【cinema】ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

【cinema】ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

2017年5本目。

1月は大体去年見逃したものを中心に見ているような気がする。昨日見た2本もそうでした。

これは、実話に基づいた話で、トマス・ウルフが無名時代、彼の才能を見出した凄腕編集者マックス・パーキンズとウルフの出会いから友情を中心に描いたもの。その他に出てくる人物として、「偉大なるギャッツビー」のスコット・フィッツジェラルドに、アーネスト・ヘミングウェイなもんだから、すごく豪華。(と言

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次に見たのはインド映画「PK」。お約束のダンスシーンはさることながら、こんなに詰め込んでいいんかいと思うくらいに笑ったり泣けた。クサいと思えるのに涙が止まらなかった。主演のアミール・カーンが50才超えてるのに衝撃受けた。20代にしか見えない… #note映画部

今日は仕事が休みだったので、調子に乗って映画2本。まずは「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」を。トマス・ウルフにフィッツジェラルド、ヘミングウェイとか豪華すぎ。書くこと、削ぐこと、編集とは、作品を世に出すとは、など色々考えさせられた。 #note映画部

【cinema】アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男

【cinema】アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男

2017年4本目。

ええーい!何だ、この邦題💢💢💢もう私は怒り心頭であります。アイヒマン、入れたらええっちゅうんかい!原題のどこにもアイヒマン入っとらんぞ、おい!これは、「ヒトラー」にも同じことが言えるんですが、とにかくヒトラーを入れとけば観るだろうみたいな魂胆が見え見えで、何かもう、残念で仕方がない。(今、上映中の邦題「ヒトラーの忘れもの」っていうデンマーク映画あるよね?あれ、すごーくす

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【cinema】ホドロフスキーの虹泥棒

【cinema】ホドロフスキーの虹泥棒

2017年3本目。

なかなか感想が書けずにいたコチラ。予告だけ見て、よし、見に行こう!と決めたもの。予告の何が良かったって、このシーン(笑)

人間より飼い犬重視の奇天烈な大富豪ジイさんが呼んだコールガール達の狂喜乱舞のシーン。コレだけ見て、うん、コレはイケる!と思ったのです。(なかなか昨今の映画ではお目見えできない感じのどぎつさ)

そうしたらば。何が何が、オマー・シャリフ演ずるコソ泥ディマも

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【cinema】幸せなひとりぼっち

【cinema】幸せなひとりぼっち

2017年2本目。スウェーデン映画。

とにかく何か見れるもん見とこと思ってチョイスしたこの映画。私の感覚が狂っていたと思うんだけど、この映画もその後見た二本も2時間あるかないかなのに、ものすごく長く感じて、別に面白くないわけじゃないのに、何だかそんな風に感じる自分が悲しくなった。(この時は精神状態があまりよろしくなかった)

内容は、偏屈じいさんオーヴェを取り巻く現在と彼の過去(妻と出会った若か

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【cinema】ハンズ・オブ・ラブ 手のひらの勇気

【cinema】ハンズ・オブ・ラブ 手のひらの勇気

2017年初めて見た映画は、昨年公開のこちらでした。

にしても、何だ、この邦題。手のひらの勇気って何だよ、映画見てもわかんないよ、マジで、と思った方は多いと思います。私もわかりませんでした。ハンズ・オブ・ラブは、多分エンディング曲がマイリー・サイラスのそれだったので、そうしたんでしょう…。安易すぎる。とは言え、原題の「freeheld」を的確に日本語にするには難しい。調べてもなかなか納得するもの

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LALEH - En Stund på Jorden (LIVE 2014 @ QX gaygala / stockholm)

「幸せなひとりぼっち」というスウェーデン映画を観ました。その時のラストにかかっていた曲です。すごく好きでした。この年明け、個人的に辛いことがあって、なかなか投稿もできなくて。でもやっぱり私には映画しかないなって改めて思いました。もう今日までに3本見ているので、ちゃんと感想書かないとです!頑張ります!皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
#映画 #スウェーデン #幸せなひとりぼっち #LALEH #
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