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【御礼】「#買うときのこだわり」 素敵な作品をピックアップ!vol.1~6つのテーマに分けてご紹介します。

noteコンテスト「#買うときのこだわり」 たくさんのご応募ありがとうございました!

この度は2022年8月12〜9月11日、noteさんと一緒に開催したコンテスト「#買うときのこだわり」へたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
私たち東芝テックCVCは、皆様と一緒に小売の未来をつくりたい。そんな想いで活動しているチームです。noteでは小売をテーマにした記事を多く発信しおり、今回皆様の買い物をするときのこだわりについて教えていただきたいと、このようなコンテストを開催させていただきました。

ご応募いただいた皆様のストーリーは、想像以上にそれぞれの想いが込められており、様々な内容、かつキャラクターが際立つものばかりでしたので、受賞作品を選定するのにとても悩みました。

受賞作品以外にも多くの魅力的な作品を投稿いただきましたので、ぜひ私たちのnoteでご紹介させていただきたいと思い、数回に分けてピックアップしていきたいと思っております。

投稿作品から見る「#買うときのこだわり」に関する6つのテーマ

「#買うときのこだわり」のテーマで投稿いただき、多くの方々に共通する「こだわり」や大切にしているポイント、「こだわり」の傾向として、「口コミやレビューを参考にする」、「価格よりも満足度が高いか?を重視する」といった判断基準に関するものや、「誰から買うか」といった接客に関するもの、「ストーリーに共感して買う」「応援したい企業や“推し”にお金を使う」といったファン心理に関するもの、ほかに環境やサステナビリティを意識した購買行動や、本やファッションのこだわりに関する投稿が多い印象を受けました。

そこで、皆様に教えていただいた「#買うときのこだわり」の中から、テーマ別にピックアップして紹介していきたいと思います。

テーマ「判断基準」 → 今回はこちらを紹介します!
1.価格よりも品質や“自分にとって必要か?”を重視
2.口コミやレビュー、好きなYouTube、知人のおすすめを重視
3.買い物の“マイルール”に従う
4.買い物体験を楽しみながら買う

テーマ「接客」
1.誰から買うか?を重視
2.接客やサービスの質で購入を決める

テーマ「サステナビリティ」
1.環境負荷が少ないもの、サステナビリティを意識
2.買う行為を様々な視点から捉えてみる

テーマ「ファン心理」
1.背景にあるストーリーに共感して買う
2.応援したい企業や、“推し”にお金を使う

テーマ「ファッション」
1.必ず試着してから買う
2.店舗とオンラインを使い分ける

テーマ「本」
1.本屋での体験が好き。書店に足を運んで買う
2.電子書籍も有効活用

「判断基準」にまつわる“こだわり”を紹介!

今回は“判断基準”にまつわる4つの傾向にフォーカスし、いくつか作品をご紹介したいと思います。

1. 価格よりも品質や“自分にとって必要か?”を重視

5年以上前に「ミニマリズム」という思想に触れてから、買い物の考え方を改めたという、ふみぞうさん。「自分が愛用するモノだけを集める」「興味のないモノは、“自分規格”を決める」「“目をかけた”モノは、とことんこだわる」といった買い物の判断基準を教えてくれました。自然に囲まれて暮らしているため、実際に見て購入できないものはECに頼ることが多いようです。そんなふみぞうさんのお悩みがインターネットで試着ができないこと。自分に合うものを購入できるよう、購入前に適切な買い物体験を提供することの大切さを改めて感じました。

服を買う前のチェックリストを紹介してくれた、重ねおりさん。「使える」「綺麗に保てる」という実用面の項目に加えて、「自分映えする?」「お気に入りの自分になれる」「気分がアガる」など、自分の気持ちや満足度と向き合うことを大切にされている点が印象的でした。チェックリストの作り方も紹介しているので、気になる方はぜひ試してみてください。購入前のチェックだけではなく、断捨離する際の判断にも使えるかもしれませんね。ふみぞうさんもそうでしたが、大量にモノを買うのではなく、自分に必要なモノだけを最小限買う、モノを増やす前に捨てるという意見は今回かなり多く集まった印象です。

2. 口コミやレビュー、好きなYouTube、知人のおすすめを重視

「買い物はリサーチが命」という、ゆひのこウェルネスハックさん。人気や価格、ランキングサイトなどをチェックするだけでなく、SNSでおすすめ商品を紹介しているアカウントをたくさんフォローして情報を得たり、ショッピングサイトのレビューを見漁って自分の希望に合う商品かを判断しているそうです。「損をしたくない」という思いからコスパを重視する買い物の仕方に、共感できる人も多いのではないでしょうか?

ちなみに、口コミを徹底的にリサーチするゆひのこウェルネスハックさんは、最近自らも口コミの発信者になったようです。みんなの参考になる口コミ発信を楽しみにしています。

スキンケアやコスメへのこだわりを紹介してくれた、ゆかっぺさん。お気に入りのYouTuber(皮膚科の先生)の動画からスキンケアを学び、YouTubeやInstagramのレビューチェックをすることで、なるべく失敗しない買い物を目指しているようです。このように、自分が好きなインフルエンサーや信頼できる人からの情報を重視して買い物をする人も多かったように感じます。他の作品も拝見していると、慎重派の人ほど口コミやレビューをしっかりと見ている印象でした。

3. 買い物の“マイルール”に従う

「社会人2年目の一人暮らしOLが、リモートワークと生活を維持しているマイペースなルール」というテーマで投稿してくれた、mayu.kさん。リモートワークで家に引きこもりにならないよう「ネットで日用品を買わない」、そして「スーパーは週2回の買い溜め派」、「会計はセルフレジへ」といったマイルールが書かれています。mayu.kさんならではのルーティーンの光景が目に浮かぶ文章ですが、確かに日常の買い物には自分なりのルーティーンがあるのだな、と気付かされました。

おるかさんが大切にしているマイルールが、「1円安い大根を買うのに、10分かかるスーパーへ行くのなら、1円高い大根を、徒歩1分のスーパーで買う」という「時間の大切さ」。単なる商品の安さではなく、自身の時間に価値を付けたところにこだわりを感じます。そんなおるかさんだからこそ、スマートカート(ショッピングカートにバーコード読み取り機が付いており、商品をカゴに入れると同時に商品読み取りができる)での買い物体験に感動したというのは納得です。

日常的な買い物は「楽天PAY」を使える店だけに絞るというマイルールを披露してくれた、スペランザーKAZさん。店員さんへの負担が軽減される、現金と比べて衛生的、支払いがスムーズ、といった電子決済のメリットをたくさん紹介しています。「世界はこんなにもスマートに決済ができるのか、と価値観が変わりますよ」という、「PAY」への熱い思いが溢れる素敵な作品です。

4. 買い物体験を楽しみながら買う

どうしてもないと困る食品や調味料以外は、買う物を決めずに買い物に行くという、愛川真白(あいかわましろ)さん。メインになる食材も決めずに、その日お店に並んでいる商品を見ながら頭の中で「お料理公式」を使い、食材の組み合わせを考えているそうです。たくさん陳列された商品から「より良い食材を選ぶこと」、「食材をパズルのように組み合わせること」を楽しむという、家庭料理研究家ならではの買い物体験の楽しみ方がとても参考になります。

目的なしの買い物=ウィンドウショッピングの魅力を紹介してくれた、かつみ部屋|ハッピー・エッセイストさん。ぼーっと商品をただ眺めながら、「ステキだな」「触り心地が気持ちいいな」などと、思考ではなく感性だけが動いている感覚が気持ちいいと言います。また、たまに一目ぼれのように出会った商品は、長く大事に愛用する傾向にあるそうです。こうした買い物体験の魅力から、「何かを獲得しようとする気負いを脇に置いて、ただ流れに身を委ねて生きてみる幸せもあるのではないか」、「予期せぬ奇跡が起こり続ける人生もスリルがあって、これはこれで意外といいかもしれない」という人生を楽しむヒントまで教えてくれています。

セルフレジへの気持ちをたっぷりと語ってくれた、みずたまさん。やりたかった仕事が「スーパーのレジ係」であり、買い物自体が好きというよりも「セルフレジによってととのう」という表現から、みずたまさんにとってセルフレジが特別なものであり、満喫しているということが伝わってきます。

ムダを一瞬も作らずにレジを終えるべく、アプリ会員証の読み込みから、レジ袋の有無、商品をエコバッグに入れる順番まで、いかに効率的に作業できるかを突き詰めている姿を軽快かつ熱い思いで書き綴っていただいているのも印象的でした。
ぜひこれからもご愛顧いただけますと幸いです!

スピンオフ編:まわりの環境の変化が買い物に影響する

判断基準とは少し視点が異なりますが、長い人生の中で環境が変化するとともに、「買うときのこだわり」も変わっていく様子を描いた作品がいくつかありました。買い物や買う行為には一人ひとりの思い、ストーリーがあることを改めて実感しましたので、2作品だけ紹介したいと思います。

独身の頃はショッピングモールに並ぶ複数のブランドで服を購入していたけれど、旦那さんと出会ってからユニクロ一択になったという、マユシムさん。そして、旦那さんの影響で京都の老舗鞄屋「一澤新三郎帆布」を身に付けるようになったり、スマホや音楽プレイヤーも旦那さんと一緒にSONYで揃えたり、逆に靴だけは旦那さんと統一せずにVANSのスリッポンにするなど、「ライフスタイルが変わるのを機会に、愛着のあるものに統一していった」というエピソードがとても印象的です。

子どもの年齢に応じて買い物をする基準が変化していったという、sar──さん。「子どもが未就学児の時は白い服を極力避けて動きやすさを重視する」、「子どもが小学生に入ると、好きだった白モノを解禁する」という服装の変遷に、共感できる人も多いのではないでしょうか。確かに買い物の仕方やこだわりは、自分自身の変化だけでなく、まわりの人からの影響を受けることも少なくない気がします。買うという行為が、一人ひとりの人生と深くつながっていることを改めて考えさせられました。

今回vol1では、「判断基準」にまつわる作品をピックアップさせていただきました。買い物をする時、多くの選択肢がある中で“価格以外の様々な基準がある”ことや、買い物をただ“買う”という行為だけではなく、そこからそれぞれの“エンタメ性を見出し楽しんでいる”ことなど、皆様のストーリーに触れることで、それぞれの買い物へのこだわりを垣間見ることができたように感じます。

また、作品の中には、私たちの事業に関連が深いキャッシュレスやセルフレジを有効活用するといったテーマも多く寄せられており、私たちもたくさんの学びを得られました。

次回は、「接客」に関する作品をご紹介していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

東芝テックCVCは新たな未来に挑戦し続けるスタートアップ企業様に投資し、小売・流通・オフィス領域における新規事業の創出を目指しています。活動内容についてnoteで発信していますので、よろしければこちらもご覧ください。


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