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お料理は買い物をしている時から始まっている

10日間もの自宅療養期間中、ネットスーパーを利用したり、親にお願いして、食材を買い足していました。

しかし、失礼ながら運んでもらった食材を見ても、「おいしそうだなぁ。」とも感じないし、いつも買い物中に感じるような「この食材を家に連れて帰りたい!」とか「これをどうやって食べようかな♡」という、ウキウキルンルンする感覚が全く湧いてこないのです。

とっても不思議。なぜだろう?

自分が買い物をしている時の感覚を、改めて思い出してみると、食材を手に取りながら、「どんなふうにお料理しようか?」という、「お料理の過程」も、「お料理の出来上がり」をイメージしているのでした。人の頭は、買い物の最中に、非常にたくさんのことを考えているのです。

私は、その日お店に陳列されている「価格が安くて、質が良いもの」を狙って買うので、どうしてもないと困る食品や調味料以外は、買う物を決めずに買い物に行きます。メインになる食材は、特に決めません。

そして、自分でも少々驚いたのですが、お買い物中にすでに「お料理公式」が使われていて、食材の余りが出ないように、ザックリとした食材の組み合わせを確認していました。

それと同時に、旬に穫れたつやつやした野菜の色や香り、お刺身の脂のノリ具合、お肉の鮮度などをチェックし、価格の妥当性も確認しつつ、美味しそうなものに心惹かれては、買い物かごに入れるという動作を繰り返していたのです。

自分でもこんなにたくさんのことを考えながら買い物をしているとは気づいていませんでした!!

つまり、私は買い物中に、たくさん陳列された商品から「より良い食材を選ぶこと」と、「食材をパズルのように組み合わせること」を楽しんでいたのです。だから、私の心は「自分で選んだ食材ではウキウキできる」のですが、運ばれてきた食材ではお料理したい気持ちが半減してしまったのです。

やっぱりお料理って面白い!今日の新しい発見でした。

毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。