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教え方はシンプルに、短く、繰り返す

はい、以上です。笑

で、終わりも悲しいんで少し話します。

英語上位層向けに教える場合、中下位層向けに教える場合に分けて話します。

英語上位層に教える場合

この層は、もうすでにある程度の文法の知識がついています
今更詳しい説明はくどいです
詳しい説明が必要なら多分ですが、その生徒は自分で調べることができます
おそらく学校で配布されている総合英語の参考書を読めます
俺は下手な質問しないレベルだ!まともな、恥ずかしくない質問なのだから、先生に質問ってやんぜ!な感じなので
質問行くのも大丈夫な状態になっています、質問に来ます。

つまり、上位層にくどくどした英文法の質問はいらないんですよね

となると、
演習や作文ベースで授業をした方が良いんですよね
で、出てきた英文に対してコメントをしてあげると良いですね

で、基本事項は毎回コメントする
繰り返す。

小さな項目を乱取りのようにコメントする感じですね

となると、板書に時間かけられないので、
説明と板書はシンプルに、短くないと大変なことになる笑

ということですね。

英語を中下位層に教える場合

この層は文法知識が曖昧です
なんだったら英語が嫌いな生徒が多いです
英語が苦手な生徒も多いです
嫌いだし苦手ない生徒もこんもりいます

ここが上位層と違うとこです

上位層は
英語が嫌いかどうかは別として
苦手ではないと言える人が多い
(だから上位層なんだけどね)

で、そんな英語嫌いor苦手な中下位層に
細々した文法説明はしんどい
真面目な生徒ももちろんたくさんいるけど
真面目な生徒は「わからない」ことに悲しくなってくる、自己嫌悪を持ち始めるんですよ

これ悲しいよね

自分で総合英語の参考書を読むのもしんどい、読みたくないし
長々と説明聞いてても、途中から脱落しちゃうし
本当に切ない負のループ

となると、
文法説明は短くしてあげる
で、その説明に特化したドリル的な問題を解く
続きの説明を短めにしてあげる
で、その説明に特化したドリル的な問題を解く
というスモールステップで進めていく

説明→演習→説明→演習、で進めていく

どうしても全体をちゃーんと説明したくなるんだけど、
それって望まれてる場面で少ないんだよね

最後にまとめとして、
全体説明のまとめみたいなものがあっても良いかな、とは思うけど。

というわけで、
上位層には上位層なりの理由で
中下位層には中下位層なりの理由で

教師の全力説明ってしんどいのよね

内容は違うけれども
それぞれ共に

説明はシンプルに、短く、繰り返す

ということがポイントです

というわけで、
明日から僕もこれに気をつけて授業進めていきます

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