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シリーズ・ミッチーの私服

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私の弟いわく及川光博氏に似ているという私の彼氏を及川光博氏に寄せていかんとする試みを書いた記事ほか、及川光博氏のワンマンショーに行った感想などをまとめたマガジンです。
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#高田馬場

ミッチーの私服

ミッチーの私服

彼氏が及川光博氏に似ている。
私が言っているのではない。
私の弟がそう言っているのだ。
彼氏に初めて会ったとき、『相棒』にハマっていた弟はめちゃくちゃ興奮して彼氏に握手を求め、連絡先を聞いていた。

「ミッチーが年をとったら、たぶんあんな感じになると思う!」

彼氏が帰ったあとで弟はしきりに繰り返していたが、ミッチーこと及川光博氏は1969年生まれ。
私と同じ1994年生まれの彼氏の、25歳上であ

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何はともあれ、たんぽぽハウス

何はともあれ、たんぽぽハウス

その店の外観は、よく言えば親しみやすく庶民的で、悪く言えば安っぽかった。
けれどそれは、あくまで外から見た話だ。
そのチープな外観をせせら笑っている人たちは、この店のなかに眠る宝を知らない。
いや、いっそ永遠に知らないでくれ、とも思う。

でも……大学一年のころから数えて今年で9年目のファンとなる身としては、ぜひとも知ってほしい。
たんぽぽハウスに、秘められた魅力を。

たんぽぽハウスは東京、千葉

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鶴と象のぶらり東京

鶴と象のぶらり東京

「例えば私(埼玉在住)のために、はるばる遠路来てくれる人がいるかと考えたら、たぶんいない」

KaoRuさんにコメントで言われるまですっかり忘れていたけれど、清世さんの展覧会レポで大阪から歌原さんがお手伝いに来たことについて、こんなことを書いたんだった。

あれから約一年、象のアイコンでおなじみのとき子さんが、大阪からやってきた。
遠路はるばる、文学フリマ東京の売り子を手伝いに。
「たぶんいない」

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