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ロールパンナちゃんとサンとわたし
数多くの幼児を虜にしてやまない国民的アニメ、「アンパンマン」。かくいう私も例に漏れず、小さい頃によくみていた記憶がある。
当時私が通っていた保育園では、園服にひとつ、ワッペンをつけていいというルールがあった。(おそらく、取り違えを防ぐため)
2歳年下の妹はアンパンマンのワッペンが欲しいといい、お目当てのそれは街の小さな手芸屋さんの一角でもすぐに見つかった。当然だろう。だってアンパンマンだ。泣く子も
小学生とアートナイフ
小学5年生の夏、クラスが崩壊した。具体的に言えば、「学級」として機能しなくなった。教室は荒れてぐちゃぐちゃ。授業もままならず、日を追うごとに一人、また一人授業に参加しなくなった。学校には来ている、ただ、授業が始まると教室からいなくなるのだ。
思えばそれは、小学生なりの抗議だったんだと思う。
当時の担任はいわゆる「贔屓」がひどい人間で、よくヒステリーを起こすような教師だった。何も最初からわたした