ikumi

アメリカでジェンダー学を専攻、国際関係学を副専攻。社会人になりました。映画と音楽と写真…

ikumi

アメリカでジェンダー学を専攻、国際関係学を副専攻。社会人になりました。映画と音楽と写真が好きです。

マガジン

  • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話

  • Liberating Action

最近の記事

ロールパンナちゃんとサンとわたし

数多くの幼児を虜にしてやまない国民的アニメ、「アンパンマン」。かくいう私も例に漏れず、小さい頃によくみていた記憶がある。 当時私が通っていた保育園では、園服にひとつ、ワッペンをつけていいというルールがあった。(おそらく、取り違えを防ぐため) 2歳年下の妹はアンパンマンのワッペンが欲しいといい、お目当てのそれは街の小さな手芸屋さんの一角でもすぐに見つかった。当然だろう。だってアンパンマンだ。泣く子も黙るアンパンマンさまなのだ。 対して私が欲しがったのは「ロールパンナちゃん」。善

    • ピンクのランドセル

      「先生、ランドセルの色決めた!」 昨夜、年長の子が嬉しそうに話してくれた。黒と黄色のランドセル。小学生の姉がいるその子は、バス送迎の際、いつも姉のランドセルを背負わせて欲しいとねだっていた。とうとう自分の番がやってくるのだと瞳をキラキラさせて話す姿は本当に可愛くて、「4月、ランドセル姿見るの楽しみにしてるね」と答えた。 そんな話をしながらふと、思い出したことがある。 小学校6年間使った、ビビットピンクのランドセル。大嫌いだったわたしのランドセル。ずっとずっと取り替えたかっ

      • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話③

        身体が硬すぎる件初回セッションは食事指導からだった。その後、残った時間でストレッチの指導をしてもらった。 身体が、硬い。硬すぎる。トレーナーさんも苦笑するレベル。なのに何故か股関節は柔らかかった。これは昔からで、あのあぐらかくみたいな座り方して前に倒れるストレッチはめっちゃ倒れられる。謎。身体のことは本当によくわからない。 まずは身体を柔らかくすることも目標のひとつになった。 目標設定初回のセッションが終わったあと、トレーナーさんから「とりあえずの目標を決めましょうか。

        • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話②

          そんなこんなでパーソナルトレーニングに通うことになった。人生ずっと太っていたオタクがどこまで変われるのか。このnoteはその一部始終を記録するものである。 ジム選びについて私が通うことになったジムは、自宅から徒歩で15分ほどの、最寄駅の近くにある。ジム選びで一番重視したのは、通える距離であること、だった。職場の近くにもジムはいくつかあるが、異動が多い職業柄、職場の近くという選択肢はなかった。そこでまず自宅付近のジムをいくつか検討した。最寄りのジムは営業時間が短く、オタク活動

        ロールパンナちゃんとサンとわたし

        • ピンクのランドセル

        • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話③

        • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話②

        マガジン

        • 人見知りのオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話
          2本
        • Liberating Action
          2本

        記事

          人見知りなオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話

          ざっくりいえば、人生ずっと太っていた。親もまあ肥満なので遺伝的な体質的なものがないとは思わないが、大半がストレスとそれにかこつけた長年の甘えと怠惰のせいなので自分のせいで、である。 幼い頃からずっと家族に「大根足」と言われ、学校ではいわゆる太っている人が言われるような揶揄は一通り受けてきた。 高校時代、一念発起して某ブートキャンプと断食により1ヶ月で8キロの減量に成功するも、その後の受験生活であっさりリバウンド。(生理も半年こなくなった) 極め付けは約4年に渡るアメリカ

          人見知りなオタクがパーソナルトレーニングに通ってみた話

          小学生とアートナイフ

          小学5年生の夏、クラスが崩壊した。具体的に言えば、「学級」として機能しなくなった。教室は荒れてぐちゃぐちゃ。授業もままならず、日を追うごとに一人、また一人授業に参加しなくなった。学校には来ている、ただ、授業が始まると教室からいなくなるのだ。 思えばそれは、小学生なりの抗議だったんだと思う。 当時の担任はいわゆる「贔屓」がひどい人間で、よくヒステリーを起こすような教師だった。何も最初からわたしたちは荒れていた学年でもなかったし、4月の新学期が始まった頃はみんな楽しく過ごせて

          小学生とアートナイフ

          解き放つために。

          自傷行為や自殺、と聞いて、まず何を思い浮かべますか? 痛い、苦しい、それともドラマや小説、漫画の中の世界のできごと? もしくはいわゆる構ってちゃん?死ぬ死ぬ詐欺、とも言われているのを目にしたことがあります。 つい2年ほど前にも、「自殺」をきっかけに恐ろしくて悲しい事件が起こったばかりの日本。 今日は、そんな「自殺」や「自傷行為」について書きたいなあと思い、パソコンを開きました。 と、いうのも。 現在在学している大学の学年末の課題で、 “Liberating Action P

          解き放つために。

          自己紹介も兼ねて。

          初めまして。Ikumi (いくみ)です。登録してはや3年ほど、ずっと書こうと思いつつなんとなくかけずにいたのですが、大学生を卒業する今年、やはり想いをしたためておきたいな、と思い、noteを始めることにしました。 自己紹介も兼ねて、今回はこちら、ヤスタニアリサさんの「noteクリエーターさんに20の質問」を使わせていただきます! ————————————————— 1.ペンネームの由来を教えてください。 →本名をもじったものです。初めてSNSを始めたときから9年、ずっと

          自己紹介も兼ねて。