仕事を残したまま退社し、映画を観るのにハマっている。ハマらざるを得なかっただけかもしれないが、この場合重要なのは過程よりも結果だ。仕事だってそうなんでしょ? ギター弾いてるダウナー系お姉さんに惹かれて観たら予想以上に面白かった。俺が最近CGに興味ある(注1)から魅力が増幅されたところもあるが、音楽やものづくりという最近流行のテーマに対する真摯さを感じた。CGもMV的なルックの中でキャラの表情をうまく崩して個性を出していたのが印象的で、同時期+同脚本+類似テーマのガルクラ
昨年の振り返り ダービーを走ったサンライズジパング、なんだかんだ2勝したテラメリタなど収穫もあったが、期待していたクラッチプレイヤーはヒットを打てず、モスクロッサーも微妙な結果で終えてしまった。 指名の方向性は悪くないと思うので、今年も血統を重視しながら思い入れのある馬にも視線を向けてみた。 指名馬紹介 日刊競馬のリスト順に紹介していく。 ①ヴィジョンメーカー(母タッチングスピーチ) 全兄キングズレインはホープフルS3着の素質馬だったものの、怪我や不運に泣かさ
映画→原作→映画二回目の流れで楽しませていただき、感想に似たなにかを書きたくなったのでそうさせていただく。書くだけならタダだし。 正直なところ、「東ゆうがサイコパス」だの「ホラー映画すぎる」だのネット特有の巨大主語大喜利の題材として消費されてしまっているのが我慢ならない。未見の人でも興味を持って(注1)上映回数が減らされまくっている映画館へ足を運ぶような文章になるかはさておき、一定量の誠実さを煮詰めてcsv出力していきたい。 注1……「酷評を見て逆に観に行きたくなった」
五月病じゃないけど毎日聴いてる。シンプルにファンなので。 ラップパートもさることながら、全体的にじんわりと心の傷を癒してくれる感じがする。いや俺は五月病じゃないけど。 最近、出社時の発汗がすごい。 昔からの汗かきというだけでは説明できないレベルでダラダラと液体がこぼれてくる。多分俺の上に川田が騎乗しているんだと思う。おかげで、毎朝周囲の人に奇異の目を向けられながらタオルで顔を覆う時間が十分程度生じている。ただでさえ不良社員なのに肩身が狭い。 思うに、会社で働く
「飛べますか?」 雲ひとつない青空のてっぺんに太陽が辿り着いた頃、ビルの屋上に現れた制服姿の女の子は老人にそう声をかけた。 「今日もダメそうだねえ」 枯葉色の肌に深い皺を刻んだ男は半笑いでそう返すと、首に巻いていた白タオルを少しだけ顔に当てる。半ば無意識のうちに行われた汗を拭う動きは、しかし老化の影響もあってか干からびた皮膚を擦るだけのものに終始した。 対照的に大粒の汗をかいている少女は、気にせず会話を続ける。 「飛べませんか」 少しだけ失望の色が含まれたその声
先生、お久しぶりです。 本来ならばご自宅の方に直接送るべきでしょうが、住所が分からなかったのでやむなく高校に宛てることにしました。お気を悪くしたならば申し訳ありません。 こうして筆を走らせている今でも、私は先生と肩を並べて歩いた桜並木の美しさを鮮明に思い出すことができます。卒業式のためにわざわざ新調したと仰っていたぴかぴかのスーツ、その肩に舞い落ちてきた桜色の花びらを払いのけようとせずにすっと視線を落とした先生は、あの日の陽気のように朗らかな笑みを浮かべておられ
桐谷遥さんがあまりにもかっこよすぎて(注1)同期の人に興奮気味に話したら、向こうは苦笑いを浮かべていた。たはー……。 注1……1:31辺りのビブラートかけた「は」が好きすぎて、好きすぎる。 例によって嘘の話をする。俺は嘘をつくのが下手だが、下手の横好きというやつなのでこればっかりは仕方がない。精一杯の虚構をあげるので受け取ってほしい。代金はまけとくよ。 一昨日、つまり2024年4月19日(金)の夜、副都心線で幽霊を見た。 その時の俺は待ちに待った休日を目前に
以前「noteでVTuberの話するな」と遠回しに怒られたので……歌ってみた動画を貼る。我逆張りぞ? これ聴きながら書いてく。フルverも欲しい。お願いします。 少しビブラートが効いている感じの歌声がいい。ちなみに配信は殆ど観たことないのでガチファンの方お許しください。ただただ声質が好きなんです。 一昨日(24日)、俺は大学を卒業したらしい。推定形なのは単純に学位授与式? とかいうやつに出席してないからだ。スーツを着て武道館まで足を運ぶほどのモチベーションが最近
二月下旬から三月にかけては、概して一年の中でもっとも憂鬱な時期だ。冷たい夜風を頬に受けることで、私はその厳然たる事実を再確認させられる。未だ冬の寒さは残り続けているというのに、世間の目はその過酷さを置き去りにして既に暖かな春へと向けられている。 だいたい、春だって苦手だ。新学期、新生活などと新しさを褒め称え、あたかも全員が王道楽土に存在を許されているかのように、リセットボタンを押せば幸福になれるかのように振舞うことを求められることに腹が立って仕方がない。私はそんな楽観的
これを書きはじめる少し前まで、恵方巻を貪っていた。 ギャクギャクの実の全身逆張り人間がなぜ? という問いにはうまく応答できない。あえて述べるならば、「社会に適応するため」だろうか。この謎の巻物を節分に、しかも恵方などという何を基準に決めているのかよくわからない方を向いて齧るという奇習に思うところはあるし、わざわざ割高な巻物を買ってまでそれに倣う必要性もない。それでも、俺はなにか社会に存在しているという実感を求めて500円を払い、微妙な味を噛みしめた。 社会。よくわか
最近、萌えキャラの香りに興味がある。 誤解を招く表現なので(注1)補足すると、別にドルオタとか声優オタのように好きな女が使っているシャンプーを買って飲んだりするとかそういう話ではない。キャラクターの魅力やイメージをフレグランスの形で再現したキャラ香水なるものがあり、俺はそれが気になって調べたり買ったりしている。先週は南夢芽さんのキャラ香水を買った。 注1……ミステリーは冒頭で死体を転がせという謎アドバイスがあり、俺はそれをこのクソ記事に応用したかっただけだ。つまるとこ
卒論、一週間後締め切りだと思ってたら三日後だった。 追い詰められた人間の文章が一番おもろいよね(注1)のノリで編集画面を開いたけれども、普通にヤバい。ヤバいので過去の話を切り売りして現在の危機から目を背けるやつやりたい。自分、やる気だけはあります。ヤルキモノですので。進化するとなまけますが。 注1……天野視点も味わい深くてすごかった。どじろー先生、神とさせていただきます。 7年前のこの時期、俺は高校をサボるようになった。 理由はよく覚えていない。成績は低かったがそ
年が明けた。明けてしまった。 何か気の利いた祝い文句の一つでも書こうと思っていたが、新年早々に色々とあったので差し控えることにした。これはごくごく個人的な行動であり、他のオタクは自由気ままにツイートするべきだと思う。 新年の抱負としては、まずちゃんと卒業したい。本当は”再演”したいけど、あいにく金も度胸もない。何者でもない落伍者に待ち受けるのは緩慢な破滅だ。よって俺は明日から卒論を書く、かもしれない。 それに、今年はちゃんと読書をしたい。昨年は一か月に一冊読めばいい
今日は好きな馬が大健闘したものの、どことなく空虚な雰囲気に溺れている。 原因は分かっていて、昨日の深夜にゲームで脳を破壊されたせいだ。 昨日も言ったが、最近『アイドルマネージャー』をプレイしている。アイドル事務所を経営し、資金を捻出しながらシングルチャート上位を狙ったりコンサートを行ったりしてトップへとのし上がっていくゲームだ。 このゲームの魅力としては、妙なリアルさ(注1)がある。雇ったアイドルは恋愛したりグループ内で派閥を作っていじめを行ったりSNSで
今日はバイトを無断欠勤した。昨日車校で寒い中放置プレイをされたり、バスから締め出されて五キロほど歩かされたりしたせいで具合がすこぶる悪い。トルストイは家出中に肺炎を患って死んだらしいが、俺には文章の才能がないのでちょっとした風邪程度で済んでいる。自分の平凡さに感謝。 最近はアイドルマネージャーで遊んでいる。平たく言うと、数年前に発売された汚いアイマスみたいなゲームだ。 なんとか事務所経営のめどは立ったものの、不動のセンターである(注1)みずごろうたそが来年には卒業し
もうないだろ。 最近は寒暖差が激しかったり空気が乾燥していたりで、鼻喉を効率的に破壊するための環境が形成されてしまっている。令和ちゃんのドジが〜みたいな寒い擬人化ネタにコミットする気はないが、一晩中くしゃみが出た時は環境活動家への転向を本気で考えた。 ともかく、清少納言が書き記した四季は既に消滅している。もう日本が誇れるのは自販機の数だけだ。とりあえず、ペットボトルのコーヒーは150円以内に抑えてほしい。これはわが国が再び高度経済成長を迎えるための必須条件だ。