POG2024-2025 指名馬紹介

昨年の振り返り


結果


 ダービーを走ったサンライズジパング、なんだかんだ2勝したテラメリタなど収穫もあったが、期待していたクラッチプレイヤーはヒットを打てず、モスクロッサーも微妙な結果で終えてしまった。
 指名の方向性は悪くないと思うので、今年も血統を重視しながら思い入れのある馬にも視線を向けてみた。

指名馬紹介



 日刊競馬のリスト順に紹介していく。

①ヴィジョンメーカー(母タッチングスピーチ)

全兄キングズレインはホープフルS3着の素質馬だったものの、怪我や不運に泣かされた。
血統的には小回り向きにも見えるが、大型馬かつ兄の不器用な走りを考えると府中でも十分輝けると思う。
少し前に球節を痛めたらしいのと、福島デビュー予定なのが不安要素。

②ヴーレヴ― (母アルギュロス)

 祖母シルヴァースカヤはシルバーステートやヘンリーバローズを産んだ名牝。加えて父サトノクラウン×母父マンハッタンカフェはタスティエーラと同配合。母自体は目立った産駒成績を残してはいないが、血統と母父の可能性に懸けて指名。
 ここまでは順調に進んでいて、時計も悪くない。今後は函館1200でデビュー予定。てかなんでこの血統で短距離?

③メリッサバローズ(母オーマイベイビー)

 半兄にステラヴェローチェ。父は今年が初年度のサートゥルナーリア。産駒は全体的に晩成らしいという評判は聞こえてくるが、近親にゴスホークケンもいる母方の血でどうにかクラシックで戦えないかと期待している。
 友道厩舎に初の牝馬クラシックの栄光をもたらす存在として期待。兄も最近ようやっとるし、この子も怪我しない程度に頑張ってほしい。

④ニシノコイブミ(母ニシノラヴコール)

 オーナーが名前覚えとけと言ってたので指名。昨年のコマチムスメはオークスには到底届かなかったがそこそこ楽しめたので今年も期待。
 血統的には、イスラボニータ×ルーラーシップというよくわからん配合。マイルまではいけるんじゃないでしょうか。よくわからんけど。

⑤ラヴァブル(母エピックラヴ)

 多分俺が書かなくても誰かが語ってくれそうな馬。全兄にダノンザキッド、半兄にダノンタッチダウンがいるように産駒は早熟傾向。本馬も2歳戦からバリバリ活躍してくれれば。7月の小倉デビュー予定らしい。

⑥ヒシアマン(母アシュリン)

 モーリス×マンハッタンカフェという血統。こいついつも母父マンハッタンカフェに惹かれてるな。
 黒本にも紹介されていた(らしい)坂路でブイブイ言わせている馬。なんとか中距離までもってくれれば夢が広がるが果たして。堀先生いい感じに頼みます。サリオスは本質的には中距離馬でした。
 あとヒシアマゾンと名前似てていいね。

⑦ミンストレルソング(母ダンスファンタジア)

 2歳から活躍した母に父ロードカナロア。全兄が2勝しているのが心強い。
 定年間際の音無先生に何か残せれば。6/15東京マイルでデビュー予定。

⑧アリアルブラック(母オープンユアアイズ)

 全姉は幻の桜花賞馬ラブリイユアアイズ。父ロゴタイプが敗れたクローバー賞を制し、京王杯2歳Sでは牡馬相手に一歩も引かぬ戦いを見せて3着。8番人気となぜか低評価で迎えた阪神ジュベナイルFではうまく中団前目に付けて直線ではウォーターナビレラの内からしぶとく伸びて2着。そして桜花賞では直線まで先行してここからというところで後退。後日喉鳴りが判明し、そのまま引退してしまった。
 本馬も既に入厩しており、早期の活躍に期待。願わくば、姉の無念を晴らす夢舞台での勝利を。

⑨ダイヤモンド(母マザーズデイ)

 父サトノダイヤモンド。言わなくてもわかるか。
 青本で見て気になったので指名。サトノダイヤモンド産駒がPOG向きかと言われると素直に頷けないものの、本馬はスピードも兼ね備えているらしいので期待したい。

⑩レッドヴァリアート(母ガールズバンド)

  ルーラー×ディープインパクトは鉄板。血統通り気性は怪しいものの、東サラの馬って大体こんな感じな気もするので問題なし。
 マイルから中距離で勝ち上がってくれれば。

その他気になった馬

クライスレリアーナ……多分走る
マジックサンズ……走りそうだがミーハー値の関係で泣く泣く切った
ガールクラッシュ……名前を覚えといて損は無い馬。最後の最後までリスト入りしてた。
ウールワース……好きな血統だが一頓挫あってどうかというところ。てかお兄さんどこ行った?


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