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やさしい物理講座ⅴ61「宇宙は膨張していない。それは、光『C』のエネルギー減衰理論で解決する」

 屋上屋の理論「膨張する宇宙・ビックバン理論・インフレーション理論etc.」数多くの理論が華やかである。この家屋(理論)の土台の基礎が出来ていないからである。砂上の楼閣のような理論である。
 今の物理学会は権威主義の権化みたいな要素がある。
 物事の出発転点に立ち戻り物事を白紙に戻して考え直す勇気が必要である。
 基礎の出来が悪い理論で理論を構築する屋上屋の理論はまさに「膨張する宇宙・ビックバン理論・etc」である。
 人間の科学の進歩においては間違いが多数あった。その一例として、天動説と地動説であろう。宇宙の中心が地球で太陽や天体が地球を中心に回っているというのが天動説である。ビックバン理論や宇宙膨張理論、インフレーション理論はまさに天動説のようである
 今の天文物理学に疑問を持たない物理学者の何と多いこと。これは権威主義が吾輩のような異義を持つ意見や理論を排除する排他性があるからであろう。
 素朴に考えてもおかしいな!と思うのが普通であろう。
その「おかしいな」という素朴な疑問を屋上屋で封じ込めるためである。だから、めちゃくちゃな宇宙論が真しやかに論じられることになるのである。
 権威や権力に押しつぶされた事例として、彼の有名なガリレオ・ガリレイがいる。「それでも地球が回っている」と非難した「天動説」異端者の宗教裁判で裁かれた彼がやっと名誉回復したのは、1965年にローマ教皇パウロ6世がこの裁判に言及したことを発端に、裁判の見直しが始まった。
最終的に1992年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は、ガリレオ裁判が誤りであったことを認め、ガリレオに謝罪した。しかし、ガリレオが1642年に77歳で息を引き取ってから実に350年後のことである。これは宗教と言う権威主義が犯した罪である。

ふと、芥川龍之介氏の皮肉の効いた名言を思い出した。
1、人生は一箱のマッチに似ている重大に扱うのはばかばかしい。しかし重大に扱わなければ危険である。
2、私は不幸にも知っている。 時には嘘による外は語られぬ真実もあることを。
3、阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
4、他人を弁護するよりも自己を弁護するのは困難である。疑う者は弁護士を見よ。
5、人生は落丁の多い書物に似ている。一部を成すとは称しがたい。しかし、とにかく一部を成している。
6、世論はつねに私刑である。私刑はつねに娯楽である。
7、人生は地獄よりも地獄的である。

 日常生活には全く訳に立たない宇宙論の知識で、この命題に人生を捧げるのも阿呆らしいと吾輩は感じる。
阿呆らしい知識と思う反面、若干の知的好奇心と探求心が沸き上がり、「ビックバン理論(宇宙膨張)」を検証した。ここでの結論は、自説「光cの減衰理論」である。その根拠については後述した「以前掲載したブログの紹介」に満載してある。時間と興味があり、探究心の旺盛な方はお読みください。

     皇紀2684年3月19日
     さいたま市桜区
     理論物理研究者 田村 司

宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致

出展:GIGAZINEより

宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致© GIGAZINE 提供

宇宙は加速度的に膨張を続けており、そのことはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測でも裏付けられています。宇宙の膨張を加速させている力の候補として、ダークエネルギーの存在が示唆されていますが、新しく「別の宇宙を吸収して膨らんでいるから」とする説が提唱されました。 Is the present acceleration of the Universe caused by merging with other universes? - IOPscience https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1475-7516/2023/12/011 Our universe is merging with 'baby universes', causing it to expand, new theoretical study suggests | Live Science https://www.livescience.com/space/cosmology/our-universe-is-merging-with-baby-universes-causing-it-to-expand-new-theoretical-study-suggests 宇宙の膨張スピードが次第に速くなっているということは、ビッグバンの残光である宇宙マイクロ波背景放射の研究によって明かされました。この観測事実を宇宙理論に当てはめるため、物理学者らは「宇宙を満たす未知の力、ダークエネルギーが宇宙を押し広げている」と仮定していますが、それを確かめることが一向にできない中、多くの天体物理学者らは他の可能性に目を向け始めています。 2023年12月12日付の学術誌・Journal of Cosmology and Astroparticle Physicsで発表された研究で、科学者らは「宇宙の膨張は他の宇宙との衝突と融合を繰り返すことで引き起こされている」という考えを提唱しました。

宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致© GIGAZINE 提供

論文の筆頭著者であるデンマーク・コペンハーゲン大学の物理学者のヤン・アンビョルン氏は、科学系ニュースサイトのLive Scienceに「私たちの研究の主な成果は、謎のダークエネルギーが宇宙の加速膨張を引き起こしているとする代わりに、いわゆる『赤ちゃん宇宙』との合体という、よりシンプルで直感的な説明ができるかもしれないということです。そして、そのための宇宙モデルは標準的な宇宙論モデルよりも観測データとうまく合致する可能性があります」と述べました。 私たちの住む宇宙が別の宇宙と相互作用しているという考え方は、これまでにも提唱されてきましたが、アンビョルン氏と東京工業大学の綿引芳之氏は今回新しく、他の宇宙が私たちの宇宙の進化に与える仮想的な影響を探る数学的モデルを開発しました。そしてその数式から、他の宇宙とこの宇宙との合体が宇宙の体積を増加させることと、それが人類の観測機器によって宇宙の膨張と認識されうることが導き出されました。 研究チームが実際にこの理論を使って宇宙の膨張速度を計算したところ、その結果は従来の宇宙論モデルよりも観測結果に近いものだったとのことです。 しかも、この理論は宇宙のインフレーションの問題に対処することも可能です。人類が住むこの宇宙は、ビッグバンで誕生した直後の数ミリ秒で指数関数的な膨張を遂げたとされており、これまでは「インフラトン」という仮説的な場によってインフレーションが起きたと説明されてきましたが、このインフラトンもまだ正体がはっきりしていません。

宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致© GIGAZINE 提供

一方、新しい理論では「私たちの初期の宇宙がいきなり膨張したのは、より大きな『親宇宙』に吸収されたから」だということが示唆されます。より大きな宇宙に飲み込まれて急激に大きくなった私たちの宇宙は、その後も小さな赤ちゃん宇宙を飲み込み続けながらどんどん大きくなり、現在に至っているとのこと。 これまでのところ、宇宙が合体する過程が詳細にわかっていないため、この理論が提唱しているようなシナリオが実現するかは確かめられていませんが、綿引氏はLive Scienceに「ユークリッド望遠鏡

とジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の観測によって、どのモデルが現在の宇宙の膨張を最もよく記述しているかの決着が付くと確信しています」と話しました。

以前掲載したブログの紹介

やさしい物理講座ⅴ60「ビックバン理論に疵瑕がある。相対性理論の否定と光の減衰理論」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座ⅴ59「重力波は検出できない」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v54「相対性理論の否定」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v49「天の川銀河の裏側の記事と自論」|tsukasa_tamura (note.com)

運動する媒質中の光速度|tsukasa_tamura (note.com)

「時間の遅れ(time dilation)」の錯誤|tsukasa_tamura (note.com)

光粒子(電磁波)の「chain理論」  副題 「量子entanglement(量子もつれ)」|tsukasa_tamura (note.com)

ミュオン(μ粒子)の寿命と仮説|tsukasa_tamura (note.com)

時間とキログラムの定義の解説|tsukasa_tamura (note.com)

私がビックバン理論(宇宙膨張説)を信じない理由 副題 光の減衰理論(仮説)|tsukasa_tamura (note.com)

特殊相対性理論(錯誤)で「思考停止」|tsukasa_tamura (note.com)

一般相対性理論(等価原理)の錯誤   副題 光は重力の影響を受けない|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v43「ニュートリノ(幽霊粒子)の有難い御利益(ごりやく)で新真実の解明か」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v42「途方に暮れる悩める人々のために『重力赤方偏移による原子時計の遅れ』を考察と慣性力の解説」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v41「光の重力の影響を重力赤方偏移で検証した実験への反証(メスバウアー効果の原因の追究)」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v40「”速く走ると重くなる”は否定される。質量のあるニュートリノを加速すると光速度を超える。」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v39「光時計の思考実験の検証(再解説・掲載)」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v37「花盛りのSF化した宇宙論」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v36「宇宙膨張説・ビックバン理論・宇宙インフレーション論の矛盾解消のため、『光の真空中の減衰理論』に道を譲るべき時期であろう」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v35「光の真空中の減衰作用は暗黒物資の素粒子『アクシオン』かも知れない」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v34「引力と斥力、反物質に対する重力の影響、宇宙膨張の斥力は? 暗黒物質・暗黒エネルギーの存在は?」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v32「光より速い素粒子(ニュートリノ)の真偽」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v31「ブラックホールが宇宙空間ガス物質で作り出す現象の光の屈折」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v28「『温度』と『熱』は何か」  |tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v27「『作用と反作用』、これが無重力の宇宙空間で移動することができる原理」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v26「いよいよ特殊相対性理論と一般相対性理論の終焉である。」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v25「数学者も解けない物理学における三体問題と摂動の解(怪)」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v24「『量子のもつれ』の原因は光が伝播する方向は逆方向も同時発生する」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v23「運動している物質中の光の振る舞い」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v22「放射光と慣性力」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v21「未発見の重力子、そしてKAGRA計画の重力波測定の研究成果の出ない理由」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v20「光の放出は原子・分子の励起状態に起因する。振動数ν₁,ν₂,ν₃,ν₄のように飛び飛びの値をとる。それを波動性の特性の活用し、回折格子の干渉縞で線スペクトルとして見ることができる|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v18「『オームの法則』には温度の条件も考慮が必要」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v17「量子力学から考察した素粒子の光子(フォトン)と重力子(グラビトン)とヒッグス粒子の考察」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v16「光粒子(素粒子:電磁波)と物質の相互作用」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v15「『近接場光』という不思議な『飛ばない光』とは何か」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v14「E=mc²の検証・・・まだ仮説のまま実証されていない、呵々。」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v13「光の真空中の減衰理論」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v12「三日月が輝く晩に太陽からの光に邪魔されず、星の輝きが見える訳」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v11「仮説を仮定の式で証明する。これは本当の証明にはならず数学的遊戯である」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v7「狂った時計で時間を測定する愚行、"Time Dilation”の詐術にご用心」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v6「『重力で光は曲がる』&『重力が空間を歪める』との主張に反論」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v5「光子(素粒子)には慣性力が働かないから『光時計』は理論的に機能しない。それは『時間の遅れ』の証明にはならない」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座v4「光子(素粒子)は質量0で重力の影響を受けない。」|tsukasa_tamura (note.com)

やさしい物理講座V3「素粒子を粒子と見ないで『場の考え方』が必要」|tsukasa_tamura (note.com)


参考文献・参考資料

宇宙が膨張しているのは小さな「赤ちゃん平行宇宙」を飲み込んで吸収しているからとの新理論が発表される、現行の宇宙論より正確に観測結果と合致 (msn.com)

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