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やさしい物理講座v42「途方に暮れる悩める人々のために『重力赤方偏移による原子時計の遅れ』を考察と慣性力の解説」

「何でもかんでも、相対論効果」とは恐れ入りますが、ご確認くだされ!
それは、単純な物理現象と分析し解説できる代物でござる!

               2022.1.7
               さいたま市桜区
               理論物理研究者 田村 司

はじめに

研究者や学者というのは、性格的には「意固地」が多いように感じる。その意固地が研究成果に結びつくのであろう。吾輩の性格にも当てはまるので、五拾歩百歩である。すべからく長所で考えよう。
高名な偉い学者の学説であるから受け入れれば良いのであろうが、こと相対論の理論は浅学菲才の吾輩の頭では理解に悩む理論である。悶々と悩む吾輩に一筋の光が差し込んだのである。吾輩と同様に理解に苦しみ悩む人がいるのである。やはり、一般常識人には理解できない。


地球を東回りで回った飛行機と西回りで回った飛行機の時間の遅れの検証実験

1971年にワシントン大学のJ・ハーフィールと米海軍観測所のリチャード・キーティングによって行われた。
彼らは4個のセシューム原子時計を持って飛行機に乗り、東回りと西回りで地球を1周したのである。その概略が図6である。そして、地上に置いた時計と飛行機で地球を1周した時計の進み具合を比較した。重力赤方偏移と重力場中での時計の時計の刻み方の関係を調べた。次の仮定の下での調査である。重力ポテンシャルが深い場所ほど時間はゆっくり進むと仮定。その結果重力ポテンシャルの深い場所から発射された光は赤方偏移すると仮定した。

地球の自転と同じ東回りの飛行機の場合、飛行機の時計は地上の時計より速く運動するので、1周の間に約184ナノ秒遅れると見積もられた。結局、先の重力赤方偏移と合わせて、東回りの飛行では、飛行機の時計が約40ナノ秒遅れると予想された。そして、実験の結果、実際の遅れは約59ナノ秒だった。

一方、西回りの飛行では、飛行機の時計は約275ナノ秒進むと予想されたが、実際には273ナノ秒進んだ
普通の旅客機を使用した。

出典:学研『アインシュタイン論」よりp107


宇宙に飛んだロケットの時間のおくれの検証実験

1976年にロケットの弾道飛行を利用した実験が、NASA及びSAO(スミソニアン天体物理学観測所)のR・F・C・ヴェッソーとM・W・ルヴィンらによって行われた。彼らは同じ周波数で極めて安定した発信をする水素メーザー原子時計を積んで、約1万キロメートルの高度まで打ち上げた。水素メーザーの精度は100秒で1000兆分の1も狂わない程であった。また、同時に地球にも同じ水素メーザー原子時計を置いて、地上とロケットとの間をマイクロ波による信号でやり取りをし、ロケットと地上のそれぞれの原子時計の進み具合を比較した。
この実験の結果、やはり、ロケットに搭載した原子時計の方が地上のものより速く進むことが観測された。彼らの得た重力赤方偏移の検証精度は、
2×10⁻⁴、すなわち0.02%にもなるもので、極めて高い精度と言われている。

出典:学研『アインシュタイン論」よりp107
出典:学研『アインシュタイン論」よりp107


原子時計の「時間の遅れ」の検証

原子時計がどの様な原理で時を刻む装置なのか、それが、重力がどの様に関わって時間を狂わせたのかが不明である。時間の概念の捉え方に起因すると思うが、正確な時計と言われるが、別々に別の時刻を指し示すならば、それは、時計の機能が喪失した原因・理由を物理的に探究して修理すべきことであると思う。
現代の国際単位系では、1967年以降、時間の基本単位として原子時計によって定義している。すなわち、「秒(記号は s)は、時間のSI単位であり、セシウム周波数 ∆νCs、すなわち、セシウム133原子の摂動を受けない基底状態の超微細構造遷移周波数を単位 Hz(s−1 に等しい)で表したときに、その数値を9192631770 と定めることによって定義される。
外部から摂動の運動を受けることを考慮すべきである。
摂動とは、一般に力学系において、主要な力の寄与(主要項)による運動が、他の副次的な力の寄与(摂動項)によって乱される現象である。摂動という語は元来、古典力学において、ある天体の運動が他の天体から受ける引力によって乱れることを指していたが、その類推から量子力学において、粒子の運動が複数粒子の間に相互作用が働くことによって乱れることも指すようになった。なお、転じて摂動現象をもたらす副次的な力のことを摂動と呼ぶ場合がある。


前述の実験が「原子時計」のセシウム133原子にどのように力を及ぼして摂動を受けて狂いだしたかや構造的な欠陥を検証する必要がある。

セシウム(Cs)原子時計の原理

出典:物理基準 | オプティペディア - Produced by 光響 (optipedia.info)

原子は状態間を遷移する際に決まった周波数の電磁波を吸収あるいは放出する.二つの超微細準位のうちのエネルギーの低い状態にある原子を状態1,高い状態にある原子を状態2と呼び,それぞれの状態の原子を下向きと上向きの矢印で表す.超微細構造間のエネルギー差は小さいため,原子は状態lと状態2にほぼ均等に分布している.まずCs原子(融点28°C)を炉に入れて100°C程度に加熱しビーム状に飛ばす.原子ビームを機気勾配を持つ磁石Aに通過させると,異なる磁気モーメントを持つ状態1と状態2の原子逆向きの力を受けて空間的に分離され,状態2の原子のみを選別できる.選ばれた状態2原子を逆U字型のマイクロ波共振器(ラムゼー共振器と呼ばれる)に通過させてマイクロ波を照射すると状態2から状態1へ遷移する.この原子に第二の磁石Bを通過させ選移を起こして状態1になった原子が到達する場所に原子の検出様を設置しておく.遷移確率は,原子の選移周波数が照射する電磁波(マイクロ波)の周波数と一致したときに最大になるため,横軸に電磁波の周波数,縦軸に検出される原子数をプロットすると図右上の点線内に示すような共鳴曲線が得られる.そこで,検出される原子数が最大になるように発振探の周波数を制御すれば,発振器の周波数は原子の遷移周波数とつねに一致していることになる.この制御された発振器から発生する電磁波の9192631770周期ごとに秒針を1秒ずつ進ませることでCs原子時計が実現できる.
この原理・構造上、遷移を遅らせるか遷移を早める作用秒針を狂わせる
これを以て、「時間が遅れる」「時間が進む」というのは時間の定義から外れた詭弁の理論であると思うのは、一般常識人の吾輩だけであろうか。

もっと分かり易い事例として、遠心力によって地球の重力は緯度によって違いがある。振り子時計3つを緯度0度で調節したものを 、45度 、 90度の3か所に置いた。そうすると時刻の表示に違いが生じるこの現象を以て、重力により「時間が遅れる」とか「時間が進む」と言えるのか。時計に重力に物理的作用を及ぼし、「時刻表示を遅らせた」とか「時刻表示が進んだ」といい、「時間の概念」の変更にはならない。緯度0度を基準として、相対的に観察したら緯度45度、緯度90度の時計の進み具合は重力が振り子の振動の作用を及ぼしたことは事実であるが、これを以て時間の進み具合を論じることは混乱を招き、悩める者を増やすだけである。また、その時計がゼンマイが切れて止まったら「時間が止まった」というようなものである。

時間」を「相対論効果」・重力赤方偏移と結論付けるのは短絡的であると考える。

光子を質量のあるボールのように慣性力を働かせた図


出典:講談社 松浦壮著『時間とはなんだろう』p95

光が慣性力持ってA→B→Cと移動している。質量「0」の光がボールのように移動するように図式化されているが実際は図のようには移動しない。

出典:講談社 松浦壮著『時間とはなんだろう』p96


「光子時計」の思考実験の独自検証

「光子時計」の前提は光を「粒子」として捉えて、その「粒子」の上下運動により「時間」刻むものとして、V1の速度で移動すると「時間の遅れ(time dilation)」が発生するという(思考)実験をしている。ここで光速ⅽは一定であるという前提条件のため、ピタゴラスの定理 A²+B²=C² が成り立たないと主張し、速度V1で光時計を移動する観測者にとって「空間の物の長さを縮め」「時間が遅れる(time dilation時間の伸び)」の理由であると結論付けたのである。

                            👇光時計t₆       
                       👇光時計t₅
                    👇光時計t₄
                👇光時計t₃
            👇光時計t₂
         👇光時計t₁
     👇光時計t₀

光時計の思考実験


     光源|ーーーーV1速度で移動(距離 B)-----・・・・→|
                  
     1、縦の「光時計」を右にV1の速度で移動させた距離・・・B
     2、縦の「光時計」の下から上まで「光粒子」が移動する距離
          (静止しているときの距離)・・・A 
     3、光粒子が軌跡上(赤い線)を「光速度ⅽ」の速度で
       移動すると想定する距離・・・C  

     
          ピタゴラスの定理  A²+B²=C² 
     光速度不変の原理を当てはめると光源から発した光子(素粒子)は、時間の遅れ(time dilation) ーt が生じると主張。 
 t =t₀/ √(1-v²/c²)


質量「0」の光子に慣性力を働かせた思考実験(錯誤である)

  「A²+B²=C²ーt」この数式が成り立たないことは、質量0の光子(素粒子)は、伝播するときに、電磁波として速度cで伝播するのでV1で移動する光子は慣性力が働かないので下の図のように時計として機能しないのである。
「時間の遅れ(time dilation時間の伸び)」という概念が成立しないのである。
理論の破綻である。
つまり、時空の概念自体が机上の空論である。

     👇光子t₆                  👇光時計t₆後 
     👇光子t₅
     👇光子t₄
     👇光子t₃
     👇光子t₂
     👇光子t₁
     👇光子t₀

光時計の思考実験


解説、光には慣性力が働かずに、光源から出た光はそのままtの時間の経過に従い、光時計の下から上へ、「👇光子t₀👇光子t₁👇光子t₂ 👇光子t₃ 👇光子t₄👇光子t₅👇光子t₆ 」と移動するのである。                 光時計t₆後には光子は存在しないのである。 
なお、厳密に考察するなら、光源から発した 👇光子t₀はV1の速度で横ドップラ効果を起こしている。その後の👇光子t₁👇光子t₂ 👇光子t₃ 👇光子t₄👇光子t₅👇光子t₆もすべて横ドップラ効果をおこした変形した波長光が伝播することになる。

縦の光時計を横にした場合の光時計の思考実験

(思考実験の破綻の証明)


出典:講談社 松浦壮著『時間とはなんだろう』p95

        光源|ーV1速度で移動(距離 B)-----→|

        👉光子t₀  青方偏移       
                      赤方偏移👈光子t₁
        👉光子t₂  青方偏移         
                      赤方偏移 👈光子t₃ 
        👉光子t₄  青方偏移         
                      赤方偏移 👈光子t₅
        👉光子t₆  青方偏移

横の光時計は左(光源)からから右(B)へ、と移動するのであるが 光源から発した 👇光子t₀はV1の速度でドップラ効果を起こして変形した波長そのまま伝播するのである。光源の観測者からみたら 青方偏移した波長で右で反射して折り返した波長は赤方偏移することになる。上図の通りとなる。アインシュタインの思考実験は間違いであることが明らかである。

一般常識で理解できる理屈がなぜ詐術に嵌るのか

実証なしで、ローレンツ変換式やミンコフスキー空間により解説して、混乱している間に次の詐術を考える。

光時計の思考実験でもっともらしい仮説の正当性を解説する。
             ⇩
     光子の質量「0」で慣性力が働かない
             ⇩
     光時計の思考実験の間違いを修正せず 
     光源の移動速度は時間と空間(時空)を歪めて解説
             ⇩
         重力が光を曲げると主張
             ⇩
      「光子の質量「0」に重力が働かないので
       光は重力により曲がらない」の反論に
             ⇩
      「重力は空間を歪める、そして、時間も遅くする」と主張し、
      だから、直進する光も重力で曲がると反論

慣性系の地上で、電車内のボールの実験

運動する電車内でボールを真上に上げた運動は電車内での運動(慣性系1)は上下運動をするが、線路を走る電車の中のボールを電車の外から見ると放物線を描くこと(慣性系2)が良く知られている。これは、ボールには質量があり、ボールに慣性力が働くことで起きる現象である。

残念ながら、光子(素粒子)はボールのような質量を持たないので、慣性力が働くボールの動きはしないのである。「光思考実験」のような慣性力を運動する光源から受けないのである。

未だ高名な物理学者の著書には光子の質量「0」に焦点を当てての論説がない
そのような光子を質量のある物質と同様であるとの矛盾を抱えたままに論説を進めたものが特殊相対性理論であり、一般相対性理論である。

当然に、運動する物体は時間が遅くなる(time dilation)現象は理論的には起こらないのである。


蛇足 光の質量の考察

我々の知り得る慣性系の、我々が慣性力を受けている世界の影響は次の通りである。動いていることは感じないが次の速度で動いている(慣性力が働いている)のである。

地球自転の赤道上の速度:  466m/s、そして、太陽の周りを地球(公転速度)は約 2.98 X 10⁴ m/sで動いている。
光の速度が 約3.0 ×10⁸ m/sであるから、地球は太陽の周りを光の速度の1万分の1の速度で公転しているのである。
そして、銀河の中心を太陽が公転する速度は諸説あり、秒速約220,000m/s~240,000m/sとされているので光速の1万分の8の速度で慣性力を以て動いているのである。
そして、光子には(静止)質量がありません。しかし、それを直接確認することはできませんがアインシュタインの光速不変の原理から、光子の速度は必ず光速になってしまう。自分の打ち立てた光速不変の原理で光時計の矛盾を作り出している。呵々。
静止状態の光子を観測できないことになっているが、しかし現象面では飛ばない光(近接場光)がある。呵々。
やさしい物理講座v15「『近接場光』という不思議な『飛ばない光』とは何か」|tsukasa_tamura|note

我々は光速の1万分の8の速度で慣性力を以て動いている慣性系の世界で生きている。精密機器と言えども、光速の1万分の8の速度で慣性力を以て動くことによる精度の不確かさ(旧用語では誤差)が生じることは否めない。

この様な精度の不確かさが生じるところに、たまたま、ローレンツ変換式の
t =t₀/ √(1-v²/c²)」の仮定の式の数値に相似していたにすぎない。偶然の産物の式に他ならない。理論を裏付けした式ではない。

To be continued .  See you later !

お詫び:読み直したら記入の相違(青方偏移と赤方偏移)に気が付いたので2022.1.8に訂正した。それと若干蛇足の欄の解説にローレンツ変換の解説も追加した。

参考文献・参考資料

やさしい物理講座v15「『近接場光』という不思議な『飛ばない光』とは何か」|tsukasa_tamura|note

物理基準 | オプティペディア - Produced by 光響 (optipedia.info)

超真面目が評価された!? 原子時計に選ばれた元素 セシウム(Cs) (kojundo.blog)

光子に質量がないのは本当ですか?これはどのように証明されていますか? - Quora

チェレンコフ放射 - Wikipedia

シンチレータ - Wikipedia

fetch.php (kyoto-u.ac.jp)

地球の公転速度 (join-us.jp)

地球の自転 - Wikipedia


地球はどのくらいの速さで自転しているの? | 自然 | 科学なぜなぜ110番 | 科学 | 学研キッズネット (gakken.co.jp)


やさしい物理講座v39「光時計の思考実験の検証(再解説・掲載)」|tsukasa_tamura|note

コンプトン効果 - Wikipedia

やさしい物理講座v32「光より速い素粒子(ニュートリノ)の真偽」|tsukasa_tamura|note

メスバウアー効果 - Wikipedia

物体 - Wikipedia

摂動 - Wikipedia

光速 - Wikipedia

√(ε<sub>0</sub>×μ<sub>0</sub>)=1/ c「誘電率×透磁率の平方根が1/光速」となる理由 (fc2.com)

重力子 - Wikipedia

ガリレオ・ガリレイ - Wikipedia

やさしい物理講座v38「大阪府立大手前高校生の研究論文『蜃気楼』:吾輩の査読は評点A(優良)です。」|tsukasa_tamura|note

運動する媒質中の光速度|tsukasa_tamura|note

光の屈折 ~ 光はなぜ曲がるの?光の入場行進 | ひげおじさんの「おうち実験」ラボ (higeojisan-lab.com)

屈折率 - Wikipedia

蜃気楼、気体の密度による屈折率
2014S32.pdf (otemae-hs.ed.jp)

大阪府立大手前高等学校 – 本校は創立130年を越えた歴史ある高校です。平成20年、文部科学省により「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されました。 (otemae-hs.ed.jp)

矢沢サイエンスオフィス編集 『最新 宇宙論』学研 1989.6.1 第4刷発行

やさしい物理講座v31「ブラックホールが宇宙空間ガス物質で作り出す現象の光の屈折」|tsukasa_tamura|note

やさしい物理講座v25「数学者も解けない物理学における三体問題と摂動の解(怪)」|tsukasa_tamura|note

やさしい物理講座v16「光粒子(素粒子:電磁波)と物質の相互作用」|tsukasa_tamura|note

やさしい物理講座v23「運動している物質中の光の振る舞い」|tsukasa_tamura|note


素粒子表 (japanknowledge.com)

郡和範著 『ニュートリノと重力波』べレ出版 2021.2.25 初版発行

阪上孝・後藤武 編著 『はかる科学』中公新書 2007.10.25発行
p26~54

小暮 陽三 著『物理のしくみ』日本実業出版社 1994.10.15 8刷発行
p132

後藤学著『相対性理論のどこがおかしいか』p324~326「相対論はやはり間違っていた」徳間書店 1995.5.10 
巻末資料2 A・Einstein 『 E=Mc²に関する論文 』p18~20

伊藤幸夫・寒川陽美著『単位の基本と仕組み 国際単位系(SI)』秀和システム 2004.8.10 第一版1刷 p62~、p104


国際単位研究会著『SI単位ポケットブック』日刊工業新聞社 2003.6.26 2版1刷

今井秀孝監修『計量の本』日刊工業新聞社 2007.11.30 1版1刷 p134 

中井多喜雄著『早わかりSI単位辞典』技報堂出版 2003.9.1 1版1刷発行

山内薫著『分子構造の決定』岩波書店 2003.10.10 3刷発行 p6~15


吉田伸夫著『素粒子はなぜわかりにくいのか』技術評論社 2014.1.10 初版1刷 p129~158 摂動法

ジム・アル・カリーリ著 林田陽子訳『見て楽しむ量子物理学の世界』日経BP社 2008.9.29 1版1刷


山本耕造著『宇宙線と素粒子の本』日刊工業新聞社 2018.1.18 初版1刷 p132~133

梶田隆章著『ニュートリノで探る宇宙と素粒子』平凡社 2015.11.20 初版第1刷

竹内 淳著『高校数学で分るマックスウェル方程式』講談社2003.6.27第2刷発行
p200~209 学会、言論の自由、発想の自由、科学の役割

平野功著 『原子・光・磁気の解析 -その成り立ちと発展の軌跡ー』技報堂出版2004.3.30 1版1刷発行

窪田登司著 『アインシュタインの相対性理論は間違っていた』徳間書店 1993.10.31 p212  

木幡赳夫他8名著 『最新 アインシュタイン論』学研 1989.12.1

安東正樹著 『重力波とは何か』 講談社 2016.9.14 1刷発行  

高橋真理子著 『重力波 発見!』 新潮社 2017.9.20 p168   

大槻義彦・大場一郎著『物理学事典』 講談社      p326 

円山重直著 『光エネルギ工学』養賢堂 2004.4.30 1版発行 p172、p178

竹内淳著 『光とレンズ』講談社 2016.5.20 第1刷発行 p156~157

山本義隆著 『幾何光学の正準理論』数学書房 2014.0.1 1版1刷 p27、p30、p35

・ニュートン別冊
『時間とは何か』 ㈱ニュートンプレス 2016.7..25 発行増補第三版

・松浦壮著 『時間とは何だろう』 ㈱講談社 2017.12.5第三刷発行
 p94~96文章抜粋
 絶対時間から相対時間へ
「さて新しい原理を持ち込んで理論を構築するのはもちろん自由ですが、それが正しいかは別問題です。アインシュタインが導入した原理は本当に正しいでしょうか?こういう場面で登場するのが実験の精神です。新しい原理が導入されたことで予言される現象が現実に起きるかどうかが判定材料になります。
・・・時間とは時計で測定するものとして「光時計」を考える。・・・思考実験


・原康夫著 『量子力学』 岩波書店 1994.6.6 第一刷発行 p3(光の二重性)、
p4文章抜粋「このように光は波動性と粒子性の両方の性質を示す。とりあえず光の二重性を『光は空間を波として伝わり、物質によって放出・吸収されたとき粒子として振舞う。』
p5文章抜粋『1905年にアインシュタインは振動数νの光(一般に電磁波)はエネルギーE=hνを持つ粒子(光子)の流れだと光電効果を説明した。』


・チャールズ・H・ホランド著 手嶋英志訳 『時間とは何か』 青土社 2002.12.20 第1刷発行 p188

・平野功著 『原子・光・磁気の解析』 技報堂出版 2004..3.30 第1版1刷

・円山重直著 『光エネルギー工学』 養賢堂 2004.4.30 
p6文章引用「光とは狭義には可視光を意味するが、一般的には電磁波又は光子「フォトン」と同義である。物質中の電荷が変動することによって電磁波が発生し空間を伝播する。
p62、電磁波の伝播、マックスウェルの方程式

・後藤憲一、小野廣明、小島彬、土井勝 著 『基礎物理学 第二版』 共立出版 2004.4.15 第二版1刷
p159   Ⅰ 特殊相対性原理
  「すべての慣性系は同資格でどのような物理法則もすべての慣性系と同じ形である。」
     Ⅱ速度不変の原理
  「真空中を光が伝わる速さは光源の動く速さや方向に無関係に、どのような慣性系から見ても同じ値(c)である。」

・山田克哉著 『光と電気のからくり』 講談社 2003.6.27  p139、p148

・福田京平著 『光学機器が一番わかる』 技術評論社 2010.5.5 初版1刷発行

・石川健三著 『場の量子力学』 培風館 2006.7.20 初版発行

・佐藤勝彦著 『量子論』 ナツメ社 1999.2.10 発行

・山崎昇 監訳 『見える数学の世界』 大竹出版 2000.12.11 第一版発行
p295 ピタゴラスの定理

・岡部恒治、有田八州穂、今野和浩著 『文科系学生のための数学教室』 有斐閣アルマ  p34 三平方の定理(ピタゴラスの定理)

・吉田伸夫著 『素粒子論はなぜわかりにくいのか。場の考えを理解する』 技術評論社 2014.1.10 初版第1刷発行
要約( p10~31から引用)
1、素粒子(含む光子)は粒子ではなく「場」の概念を適用する。。
2、「場」の概念を適用とは
「場」とはいたるところに存在し、あらゆる物理現象の担い手となるものである。
空間と一体化し、空間に対して移動できないことが「場」の特徴である。
時間とともに変化する物理現象では原子のような実体が空っぽの空間の中を動き回るのではなく、「場」の値が変化することで動きをもたらしている。

・山崎正之、若木守明、陳軍 共著 『波動光学入門』 実数出版 2004.4.20 第1刷発行

・『キップソン博士が語る時空旅行
相対性理論とタイムトラベル』 ニュートンプレス 2012.6.15 発行

・『アインシュタイン 物理学を変えた発想』 ニュートンプレス  2009.3.10 発行
p30、止まっている光時計
p45、運動している光時計 

・『時間の謎』 ニュートンプレス 2018. 8月号

・平井正則監修 三品隆司編者
『アインシュタインの世界 天才物理学者に関する60の疑問』 PHP研究所 1996.10.22 第一版7刷発行  
 p61~62 特殊相対性理論
 p62~63 絶対時間と相対時間 「時間」と「空間」

・桑原守二・三木茂監修『図解雑学 電気・電子のしくみ』 ナツメ社 1997.7.20
p162さまざまな電磁波 p165マックスウェルの方程式

・小暮陽三著 『物理のしくみ』 日本実業出版社 1994.10.15 第8刷発行
p38光の粒子説と波動説、p42光と電磁波、p125エーテルと光速度の測定
p126同時刻とは p128時間の遅れ

・小沼通二著 『現代物理学』 放送大学 1997.3.20 改訂版第1刷 p28相対性理論

・阿部龍蔵・川村清著『量子力学』 放送大学 1997.3.20 改訂版第1刷 p18波と粒子の2重性

・藤井保憲著 『相対論』放送大学 1995.3.20 第1刷 p27 時間のおくれ

・阿部龍蔵著 『光と電磁場』 放送大学 1992.3.20 第1刷 p36 光の放出と吸収

・田村 司著 『運動する媒質中の光速度についての考察』放送大学卒業研究論文

・窪田登司・早坂秀雄・後藤学・馬場駿羣・森野正春・・竹内薫・日高守・石井均
『アインシュタイン理性を捨てさせた魔力「相対論」はやはり間違っていた』
徳間書店  1995.5.10 第2刷
後藤学「相対性理論のどこがおかしいか」p234 文章抜粋「結論的には、特殊相対性理論にはそのベースになっている仮説に疑問があることを指摘しています。その疑問は相対論の全体を完全に破壊させかなない類のものです。」
日高守著「相対論を打ち砕くシルバーハンマー」p155                            巻末資料2 A ・Einstein 著『E=mc²に関する論文』       [A3]質量とエネルギーの等価性の初等的証明         Elementary derivation of the equivalence of mass and energy.  Technical Journal .vol. 5 (1946), pp.16~17

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