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日常生活の体の使い方でトランペットは演奏できます

隔週土曜日の朝にこちらのnoteで更新しております「ラッパの吹き方:Re 加筆修正版」。昨日掲載しました。ぜひご覧ください。

「ラッパの吹き方:Re」は別のブログサーバで書いていたのですが、古い記事を読み直した時に、今の自分の考えや知識が当時と全然違うことに気づき、加筆修正して再掲載をしております。

今回はトランペットを演奏する上で必要な筋力や身体能力についてのお話でした。

最近はだいぶ減ってきた気がしますが、僕の年代やそれより上の世代の方の中にはトランペットを演奏する際、非常に強い筋力を使ってしまう印象があります。
マウスピースが唇に接近するだけでこわばって痙攣してしまったり、音を出す度に腹筋が大きく揺れたり、楽器をかなり強く握っているといった具合です。

そうした方にいきなり「力を抜きましょう、脱力」と言ってしまうと今度は本当に力を抜いてしまい、楽器を演奏するための要素が作られなくなることも多く、「脱力」という言葉はとても難しいワードなのであまりご自身で考えてしまったり、僕も簡単には使いません。

このような力を使ってしまう要因のひとつに、スポーツと同じ目線でトランペットを演奏してしまっている可能性が考えられます。スポーツは人間の身体能力を限界まで高めていくことを要求されるのですが、トランペットの演奏は日常生活で使っている体の機能を演奏に反映させる、というスタートラインで考えるのが良いと思います。

昨日掲載のブログでは、特に呼吸と舌についてをピックアップして書いています。ぜひご覧ください!

なお、加筆修正したこれまでの記事はこちらのマガジンの中にすべて入っております。お時間がある時、練習の休憩時などにご活用ください。

荻原明(おぎわらあきら)

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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
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