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相槌、返事をしない店員さんが増えた気がします。

お店での支払い方法の選択肢が増えたので、お客さん側が何で支払うのかを伝える必要が出てきました。僕の場合はもっぱらPayPayを使っていて、それがダメな時はSuica。で、モバイルTカードでポイントを貯めているので使える際はそれも伝えるわけです。

オギ「モバイルTカードあります」
店員「…….」ピッ
オギ「PayPayで支払います」
店員「…….」ピッ→レシートをグイっとこちらに差し出す

こんなやりとりを近所のスーパーやコンビニで受けることがとても多いです。よーーーーく耳をすますと何やらブツブツ言っている人もいますが、相手に聞こえない言葉は無言と同じです(音楽も同じですね)。だから最近はコンビニは行きたくなくなったし、セルフレジのほうが気分を害される可能性がないぶん積極的に利用したくなります。本当はこんなことあってはならないのですが。

以前は外国人店員にこのタイプの人が多くて、言葉がうまく喋れないから無言になっちゃってるのかな、と思っていたら、国によっては相槌を打つことが失礼にあたる国もあるようで、相槌をあえてしていないのかもしれない、という話を聞いて興味深かったです。
ま、それはそれで良いと思います。

でもスーパーの店員は日本人。なぜお客さんだけが一方的に丁寧語で店員に支払い方法を「お願いします」と言っているのか意味がわからない。別にお客様は神様だとは到底思っていないけれど、人間同士ですから対等な関係だとは思っています。だから「お願いします」と言われたら「わかりました」の返事はしてほしい、というかそれが立場がどうであれ、人間のコミュニュケーションではないのでしょうか。

一方、他のスーパーの店員さんはとても丁寧で、マニュアル的に対応している人も多いですが、でもちゃんと受け答えをしてくれるので、こちらがお願いしたことを理解してくれたと感じて安心して支払いができます。

僕もこれまでに接客のバイトをいくつかしたことがありますが、相槌や返事をすることは教わるまでもない人間として当たり前のことだと思って対応していましたし、むしろ無視するなんて怖くてできません。それを平気でやってしまう人ってどんな育ち方をしてきたのだろうと考えてしまいます。


荻原明(おぎわらあきら)


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