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創作の空

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創作した詩や童話、短編話などを載せています。 描いた絵からインスピレーションを得て創作したものやある日ふと浮かんだ曲や記憶からつくったものまでさまざまです。 創作詩『ぽんぽんぽん…
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2020年11月の記事一覧

【創作詩】らららららららん

【創作詩】らららららららん

風を感じて
ゆーらゆら

匂いを感じて
ゆーらゆら

音を感じて
ゆーらゆら

温度を感じて
ゆーらゆら

きもちを感じて
ゆらりゆられて
ゆーらゆら

ゆらゆら
ゆらら
ゆらりんらんッ

らんッ
らんッ
らんッ

らんッ
ららんッ

(おしまい)

【創作詩】君と僕

【創作詩】君と僕

口笛を吹こう
歩いて行こう

どこまでもどこまでも
道はつづく

壁が出てきたら
上を見よう

道はある
道はつくる

君と僕
口笛を吹いて
手をつないで
歩いて行こう

(おしまい)

【創作後記】
東京スカパラダイスオーケストラの『君と僕』の口笛メロディが好きで、昨日そのことをふっと思い出した。
この曲を初めて聴いた時、年老いたご夫婦が手を繋いで河川敷を散歩している絵が浮かんできてほのぼのとし

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【創作詩】ながれながれて

【創作詩】ながれながれて

ながれながれて
どこどこゆくの

わたしはながれて
どこどこゆくの

みをまかせても
意志をもち

意志もち
意図して
意のままに

いしもち
いとして
いのままに

ながれながれて
きょうもゆく

ながれながれて
いとするところ

ながれながれて
ひかりのさきへ

(おしまい)

【創作詩】かけっこどんどこどん

【創作詩】かけっこどんどこどん

かけっこ かけっこ
かけきくけこかこ

どんどん どこどこ
どんどこどん

つぎつぎ どんどん
ふえてきて

ぬかされ おいぬき
どんどこどん

どんどんどこどこ
どこどこどこどこ

たいこの音鳴る
どんどこどん

音鳴るたびに
どんどん ふえてく

かけっこ走者が
ふえてゆく

どんどん どこどこ
どこどこどこどこ

みんなで かけっこ
たのしいな

(おしまい)

【創作詩】出発の前に、

【創作詩】出発の前に、

からだは、しょうじき
こころも、しょうじき

あたまのなかを
空っぽにして
こきゅうだけに
集中する

からだとこころの
声! 声! 声!

とび出てくるよ
とび出てきたね

やすもう
やすもう
やすみたい

よこになろう
ゆるめよう

からだと
こころよ
おやすみなさい

ぐーごー
ぐーすー
ぐーすーぴー

ぐーごー
ぐーぐー
ぐーすーぴー

よくやすんだら
出発だ!

(おしまい)

【創作詩】たべたらおひるね

【創作詩】たべたらおひるね

カバさん
むしゃむしゃ
よくかんで

カバさん
むしゃむしゃ
よくたべた

カバさん
まぶたが
おちてきて

とうとう
ねむねむ
ゆめのなか

うとうと
むにゃむにゃ
ゆめのなか

ぷぅぅぅぅう

ぱちんッ

めがさめた!

(おしまい)

【創作詩】うちゅうと、躍ル

【創作詩】うちゅうと、躍ル

無限に広がル
宇宙の、

エネルギーを、

受け取ル。

ただただ、

両手を広げて、

感じて、

受け取ル。

流れ流れて
自分の奥へ。

流れ流れて
宇宙の源へ。

あふれて
あふれて
とびだして

あふれて
あふれて
とびだして

ぐルぐルぐルぐル

ぐルぐルぐルぐル

まわってまわって

おどってゆルんで

浮かんで浮かんで

ゆルりんらん

うちゅうに浮かんで

ゆルりんらん 

ルー

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