見出し画像

一人文芸部Tower117の2023年

 こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。今年も振り返りの時期がやってきました。
 
 まず、一月に南野薔子の五行歌歌集の冊子『万華鏡天象』を出したのが大きいかなと。ネットショップも始めたり、栢瑚五行歌部の活動を通じてイベントや書店などで販売していただいたりで、おかげさまで、在庫僅少となっております。購入ご希望の方はネットショップ、もしくは一人文芸倶楽部Tower117サイトのお問い合わせからでもOKですし、栢瑚五行歌部経由でもOKです。
 ネットショップはこちら。

 どうぞよろしくお願いいたします。南野薔子五行歌集『硝子離宮』(市井社)はまだ在庫に余裕がございますのでよろしければどうぞ。そうそう、2020年に出した塔野夏子詩集『錬銀術』もじわじわとですが動いてまして、こちらも在庫僅少となっております。
 ってこないだ広告宣伝が苦手と書いたくせにしょっぱなから宣伝で始めてしまいましたが、今年もいろいろな企画に参加させていただいてとても楽しかったです。
 下記、リンクが貼ってあるものは作品のPDFダウンロード可能です。
はぴZINE(テーマは「私のLIKE」で、ガラスをめぐる詩歌と文章のペーパー)
ぺらふぇす2023(夕暮れをテーマにした詩歌と文章の折本、野生のぺらっととして夕暮れ写真のペーパー)
ペーパーウェル10(テーマは「扉」で、詩歌と文章のペーパー)
短歌集「獅子座同盟11」(テーマは「星・宇宙・星座・獅子・夏」)
ペーパーウェル11(テーマは「時計・時間」で、詩歌と文章のペーパー)
ぺらふぇす2023秋(月をテーマにした詩歌と文章のペーパー、野生のぺらっととして文章+五行歌一首のペーパー)
そこの路地入ったとこ文庫第9回(テーマは「お庭」で、詩歌の折本と文章の折本)
 それから、これは私個人で思い立って作ったものですがリンクからPDFダウンロード可能です。今年二月の、羽生結弦選手東京ドーム単独公演「GIFT」からイメージした詩と五行歌の作品集です。
GIFTED inspired by Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 GIFT at Tokyo Dome 02.26.2023
 上記以外では、詩は、以前から投稿している現代詩フォーラムに27篇投稿。
 五行歌の活動は栢瑚五行歌部のブログにまとめてますのでよろしければそちらをどうぞ。あと毎月の五行歌誌投稿は欠かさず、九州五行歌会にも、全回ではないですがまあまあ参加できました。
 短歌では、短歌ハッシュ(ツイッタ(X)で#短歌ハッシュで検索してみてください)に何回か参加させていただきました。それから「うたらば」にも何回か投稿して「月刊うたらば5月号」で一首採っていただきました。それから、作品としては去年作ったものですが、今年出た「ねむらない樹」の10号(書肆侃侃房)の読者欄に一首佳作掲載していただきました。
 俳句は「さみしい夜の句会」(ツイッタ(X)で#さみしい夜の句会で検索してみてください)に、全回ではないけれどある程度投稿させていただきました。
 短歌、俳句に関しては、今年はもうちょっとたくさん作りたかったなと思っています。来年はもっと作れたらいいな。
 文章は、ひょんなことから『想い出の昭和型板ガラス ―消えゆくレトロガラスをめぐる24の物語』(小学館)にガラスをめぐる想い出を掲載していただいて嬉しかったです。できあがった本も素敵。
 このnoteにも何本か文章を書けました。書きたいなあと思うことには全然追いついてないけれど、また来年もぼつりぼつりとでも何か書いてゆけたらと思っています。
 しかしまあ、結局今年も何を一番たくさん書いたかっていうと羽生結弦選手ブログなわけで。一本前の記事でも触れたけれど、今年の羽生くんに私の琴線がえらい勢いで鳴りっぱなしだったもので、とにかく書かないと先へ進まない(先ってどっちだ)という感じで、今年は本当に長文の割合が高くなったし長文の長さも長めだった気が。でもまだ全然追いついてないところもあり、去年も同じようなこと書いてるのだが、来年もまた「追いつかない!」と思いながらじたばた書いてゆくことでしょう。
 
 今年もさまざまな場を提供してくださった皆様、読んでくださった皆様ありがとうございます。また、企画の中で他の方の作品を読んだり感想を書いたりすることも楽しく、それも私の糧となっていると思います。どうもありがとうございます。
 来年も、可能な範囲で企画に参加しながら、自分のペースで書いてゆけたらと思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
<創作2023_24 オプションテーマ 記録と記憶>
ツイッタ(X)の企画「創作TALK」にこの記事は参加しています。企画のオプションテーマについて考えてみました。
 
 何かを記しておきたい、という衝動が強い人間なんだろうなという気がする。それが人にとって価値や意味があるかどうかは関係なく、自分が記したいと思ったことを書きとめておきたい。それは現実の出来事だったり、自分の思考や感情、心象イメージだったり、その混合だったりさまざまで、その内容によって、フォーマットが詩だったり五行歌だったり短歌だったり俳句だったり文章だったりということになっているのだと思う。そうやって記録してゆくことで、自分の記憶を定着させたい、此の世にそれが「在った」ことを確認したいということだと思っている。そうやって作られた私の「記憶」が読んだ誰かの記憶の片隅にちょっとでも残ることがあったらそれはとても嬉しい。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?