くろぺん先生@とっておきの話クリエイター

30代教員パパがお送りする5分で話せるとっておきの話✨ 現在450話以上の小話原稿をT…

くろぺん先生@とっておきの話クリエイター

30代教員パパがお送りする5分で話せるとっておきの話✨ 現在450話以上の小話原稿をTwitterに公開中🔉 noteでは、とっておきの話クリエイターとして考えていることを記事を載せています。 2023年3月3日『こどもの心に響く とっておきの話100』東洋館様より単著出版

最近の記事

やりたいことで自分が埋もれないために

やりたいことは無限にあります。 あんな本も、こんな本も執筆したい。 そんな欲求は日々湧いて出てきます。 かと言って、執筆のことばかりやっていられる状況ではありません。 子育てや家事でやるべきことはたくさんあります。 子どもと一緒にやりたいこともたくさんあります。 一方、職場でやるべきこと、やりたいこともたくさんあります。 こうした状況の中で気を付けているのは、 やりたいことで自分が埋もれないこと です。 やりたいことがたくさんありすぎると、やるべきことと両

    • 力は掛け合わせるもの

      人は一人では生きていけない それは、一人の力では生きられないことを意味しています。 子どもの教育に携わる仕事についている身としては、この大原則と真正面から向き合わなければなりません。 教師も一人では生きていけないのです。 教師も一人の力では生きていないのです。 では、どんな力を借りているのか。 それは家族の力だったり、同僚の仲間の力だったり、目の前にしている子どもの力だったりしています。 しかし、力は借りるものではなく、掛け合わせるものであると思います。 子ど

      • 現実の世界とSNSの世界の切り替え

        「現実の世界とSNS の世界をどのように切り替えていらっしゃいますか?」と質問された時、私の頭に浮かんだのは2つの大切にしたいことでした。 ①嘘を付かない どちらの世界でも、誠実に生きる。 この姿勢は貫きたいと常々思っています。 また、誠実な姿勢は双方向において貫きたいです。 まずは現実からSNSの方向。 いくら現場で上手くいった実践も、SNSの世界では感覚だけで語ってはいけないのです。 きちんと言語化しないと自分の伝えたいことは多くの人に伝わりません。 現実の自分よりも

        • 夢を叶える人が拾い集めている欠片たち

          夢を叶える過程は、ごみ拾いをしている様子と似ている。 そんなことを思い付いたので、ここに書き留めておきます。 ごみ拾いは、すればするほどその道がキレイになりますよね。 足の踏み場もないなんて表現することがありますが、あれはごみだらけで道が見えない状態です。 でも、どれだけごみが落ちていようと、1つ拾うだけで拾う前よりは確実にキレイに近づくはずなんです。 足の踏み場もなくて見えなかった道が、ごみ拾いを続けていると見えてくる。 「あれ、こんな床(地面)だったのね」なん

          悩んだ時ほど鏡(目の前の子どもたち)を見る

          教師と子どもは鏡の関係 この言葉は、教育の世界でよく聞く言葉です。 担任と子どもたちは似てくるのも、お互いに鏡の関係だからこそです。 子どもたちが思うように動かないなぁと教師が悩んでいる時は大抵、教師自身が子どもたちから見て思うように動けていないことが原因なのです。 子どもたちの様子が変な時こそ、自分自身の振る舞いを見直すチャンスにします。 子どもたちは本当に正直です。 「先生が今やっていること、うれしいよ」 「先生が今言っていること、しんどいよ」 「先生が今

          悩んだ時ほど鏡(目の前の子どもたち)を見る

          今ここで、できる精一杯をやり切る。

          毎日、自分に言い聞かせている言葉があります。 それが「今ここで、できる精一杯をやり切る。」です。 この一文に、様々な思いが込められています。 まず、「今」できる精一杯をやり切るのです。 今しかできないことが必ずあります。 その今は、次の瞬間からもう過去になります。 今はあっという間に通り過ぎていくのです。 だからこそ、今しかできないことを見つめたいです。 また、今はここまでしかできないという限界もあると思います。 自分の限界を見定めて、無理をし過ぎない。

          今ここで、できる精一杯をやり切る。

          家族で始まり、家族で終わる日々。

          みなさんは日々をどのように始め、どのように終えていますか? 私はいつも心掛けていることがあります。 それは、「一日の始めと終わりは必ず家族のことを考える時間を作る」ことです。 私は家族のことが大好きです。 いえ、愛しています。 家族のおかけで今ここに立っている。 家族のおかけで今日も生きている。 自分という人間は、家族の存在無くして存在していないのです。 家族愛は自己愛にもつながります。 家族を肯定しない人は、自己も肯定できない人になるでしょう。 そんな孤

          家族で始まり、家族で終わる日々。

          体験者ではなく、経験者でありたい。

          経験と体験の違いを説明できますか? 私はつい最近まで、この2つの大きな違いをあまり自覚していませんでした。 「体験」は、実際に見たり聞いたり行うこと。 「経験」は、実際に見たり聞いたり行うこと。 またそれによって、得られた知識や技能のこと。 シンプルにいうと、「体験」は行為自体を指すのに対して、「経験」には、そこから身に付いたものも含まれる、ということです。 教員現場では、この2つの言葉が至る所で飛び交っています。 でも私の実感では、「それは違うのでは?」と思う場

          体験者ではなく、経験者でありたい。

          続けることだけが平凡を非凡にさせる

          私は天才ではありません。 でも、天才で生まれなかったことを悔いてはいません。 天才には天才にしか分からない世界があるように、天才ではない私にしか分からない世界もあると理解しているからです。 だから天才を羨ましいだとかいう妬む気持ちもありません。 ただ、非凡にはなりたいという野心はあります。 生まれながらの非凡である天才にはなれない。 先天性非凡の人間になるのは無理。 でも、後天性非凡の人間にはなりたいし、なれる。 そう確信したのが、とっておきの話を300話以上

          続けることだけが平凡を非凡にさせる

          承認欲求のお化けに打ち勝つ2つの視点

          承認欲求 人は誰しも、承認欲求をもっています。 マズローの欲求五段階説では、自己実現欲求の前段階、社会的欲求の後段階として位置づけられているものです。 自己実現、つまり夢を叶えた後も、承認欲求が高まることはあります。 一方、承認欲求が高まるから、もっと人とつながりたいと思うこともあります。 社会的欲求から自己実現までの間は行ったり来たり。 その中でいつも刺激されるのが承認欲求なのです。 そう考えると、現在のSNSの時代はすごい。 SNSをしているということは、

          承認欲求のお化けに打ち勝つ2つの視点

          夢を叶える人になるには

          「ねぇ、男の人と女の人の脳の決定的な違いって知ってる?」 「違い?」 「生きている時間が違うらしいよ。」 「どういうこと?」 「男の人は今を生きている。だから過去のことは全然覚えていないんだって。過去の思い出を大切に生きる女の人とは生きている時間が違うってテレビで言ってたよ。」 最近の妻との会話です。 私はよく、過去のことを忘れてしまいます。 「そんなこと、あったっけ?」 とつぶやく度に妻にからかわれていましたが、この日はそんな僕をこうやってフォローしてくれま

          調整して続ける ~努力の4観点~

          今やっていることを続けていていいのだろうかと悩む時ってありませんか? 私は常に自問自答しているのですが、みなさんは何を基準に「続ける」「やめる」の判断をされていますか? 私の結論を先に述べると「自分が正しいと思うのなら続ければいい」ということになります。 まず、今していることが正しいかどうか判断するのは自分です。 〇〇さんが言ったから、〇〇先生に言われたから、、、といった理由で判断していると、主語が自分になっていません。 すると、いざ壁にぶつかった時、正しいかどうか

          調整して続ける ~努力の4観点~

          「お子様セット」な本を執筆する

          ある日、X(旧Twitter)で知り合った友人と食事をしている中で話題に挙がった本の執筆で意識していること。 「僕は、お子様セットだと思っているんですよね」 いきなり突拍子も無いことを言い始めた僕に、その友人は身を乗り出して聴き入ってくれました。 なんとありがたい。 みなさんは、どんな本だったら読みたいと思いますか。 自分が本を執筆するとなったら、どんな本を書けたら納得いきますか。 僕は本の執筆において一番簡単なジャンルは、レパートリー本だと思っています。 あら

          朝起きたら、自分の○○に聞いてみる

          私は子どもが産まれてから、生活スタイルが大きく変わりました。 それまで夜型の生活スタイルでしたが、朝型に変えたのです。 夜9時~10時には息子たちと一緒に寝て、朝4時半~5時に起きる。 そんな生活スタイルです。 子どもは思ったように動かないのが当たり前です。 子どもたちが寝た後に自分の時間があると思うと、子育ても落ち着いて行えないし、思ったように動かない子どもにイライラしてしまいます。 また、夜は頭や体が疲れているので、集中して何かをすることもできません。 そこ

          朝起きたら、自分の○○に聞いてみる

          心の窓 風通しの良い職場

          風通しの良い職場とは、いったいどんな状態の職場を指すのでしょうか。 ここで言う「風通し」とは、報告・連絡・相談を抵抗感無く行える関係性と言い換えても良いかもしれません。 さらに踏み込むと、事務的な報告・連絡・相談だけでなく、お互いの「心の窓」を開けている状態なのだと考えます。 「この人なら、信頼できる。」 心の底からそう思える関係性を同僚の方々と築き続けていきたいです。 いくら掃除をがんばっても、窓が開いていない部屋にはカビが生えます。 それと同じように、いくらき

          バスケの軸足理論

           夜に突然『バスケの軸足理論』なんてものを思いついてしまったので考えを整理するためにつぶやかせてください。きっと先人たちに同じような考え方をしていた方はいるはずで、僕一人だけ思いついている訳ではないことは先に断っておきます。バスケが好きな先生ほどイメージしやすいと思いますが、そうでもない人からするとマニアックな話も出てくるかもしれません。ご容赦ください。  まず、バスケットボールは自分が大事にしている観を指します。それは子ども観であり、教育観であり、人生観であり、、、