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夢を叶える人が拾い集めている欠片たち

夢を叶える過程は、ごみ拾いをしている様子と似ている。

そんなことを思い付いたので、ここに書き留めておきます。

ごみ拾いは、すればするほどその道がキレイになりますよね。

足の踏み場もないなんて表現することがありますが、あれはごみだらけで道が見えない状態です。

でも、どれだけごみが落ちていようと、1つ拾うだけで拾う前よりは確実にキレイに近づくはずなんです。

足の踏み場もなくて見えなかった道が、ごみ拾いを続けていると見えてくる。

「あれ、こんな床(地面)だったのね」なんて気付く。

キレイになった道は安心して歩くことができます。

ごみ拾いは、文字通りごみを拾う行為です。


一方、夢を叶える過程で拾うのはごみではありません。

夢につながる道に落ちているのはごみではなく…

2つの欠片です。

1つ目は、挑戦の欠片。

拾うかどうかはあなた次第。

つまり、その挑戦をするかどうか決めるのは自分自身です。

でも、挑戦の欠片を拾えば拾うほど、夢へとつながる道がはっきりと見えてくるのではないでしょうか。

私はこれまで、本や雑誌の執筆という挑戦の欠片を何度も拾ってきました。

その中で、次回作のことやその先の夢へとつながる道がはっきりと見えてきた気がしています。

挑戦の欠片は、始めは簡単に拾えるような軽さの欠片ばかり道に落ちています。

でも、夢に近づけば近づくほど、簡単には拾えない重さの欠片に出合うようにもなります。

重たい挑戦の欠片を拾うには、それなりの力が必要になります。

そんな時、日頃から努力している人はこうした大きな挑戦にも立ち向かっていけるのではないでしょうか。


2つ目は、ご縁の欠片。

これも拾うかどうかはあなた次第。

でもご縁って本当に侮れない。

私にとって、単著出版という夢が叶ったのはこの欠片を拾えたから。

夢は一人きりで叶えるものではなく、たくさんのご縁がつながってみんなで一緒に叶えるものだと言えます。

一方で、誰と一緒に夢を叶えるかは慎重に考えないといけないもの。

「本当にそのご縁を大切にするの?」

「もっとあなたにとって大切にしないといけないご縁があるんじゃないの?」

こういうことを自問自答しながら、新しいご縁を楽しむようにしています。

例えば家族、特に妻はある意味で最も大切にしないといけないご縁ですよね?

これまでつながってきたご縁があるからこそ、今の自分がいるのです。

だから蔑ろにせず、大切にし続けたいです。

夢につながる道に落ちているご縁の欠片は、まだ拾ったことがない新しいご縁たち。

これらは始め、とても小さい形をしています。

よく見ないと見つけられないご縁。

でもあなたが夢を叶えるためには、拾っておいた方が良いご縁。

拾えるかどうかは、人を見る目や嗅覚が鍛えられているかどうかにかかっています。

「この人とつながると、自分の夢が叶いそう」

そんな感覚がもてた人とは、迷わずつながりたいものです。

最初に拾ったご縁の欠片がたとえどんなに小さいものでも、その拾ったご縁がさらに新しいご縁を運んできます。

ご縁がご縁につながる。

その繰り返しで、いつの間にかご縁の欠片は目に見えて大きなものとなっていきます。

「もうここまで来たら、この人ともつながらないともったいない」

自然と自分の拾うべきご縁の欠片が分かるようになっていきます。

もちろん、今まで拾ってきたご縁の欠片も大切にしながら。
 

挑戦の欠片とご縁の欠片。

2つの欠片を拾い集めながら、夢につながる道を歩んでいる。

そんなことを思い付いたのです。
 

拾い集めていると表現したので付け加えると、夢に近づこうと努力する人は、それぞれの欠片を入れるための袋も持っています。

挑戦の欠片は挑戦の袋に。

ご縁の欠片はご縁の袋に。

それぞれ分別しながら拾い集めています。

でも時には立ち止まり、歩いてきた道を振り返る瞬間も人生においては誰しも訪れます。

その時、そっと道に置いていくのです。

挑戦の袋からは、もう自分は努力しなくていい挑戦の欠片をそっと。

ご縁の袋からは、もう自分はつながらなくていいご縁の欠片をそっと。

だってどちらの袋も詰め込み過ぎたら歩けませんよ?

ごみ出しする時も、両手にもっているごみ袋どちらかでも重たかったら苦労しますよね。

挑戦の袋もご縁の袋も、どちらもその人にとってちょうど良い重さで持てるから、夢につながる道を歩き続けられるのです。

だから本当の意味で夢を叶え続けている人かどうか確認するには、その人が両手に持っている2つの袋を見れば一目瞭然なのです。

挑戦の袋の中を見ても、ご縁の袋の中を見ても、その人のとっておきの欠片しか入っていない。

そんな人こそ、夢を叶える力をもっている人と言えるのではないでしょうか?

私はこれから人と夢について語り合う上で、こうした考え方を大切にしたい。

その人の挑戦の袋の中身は何だろう?

その人のご縁の袋の中身は何だろう?

もし私と同じ欠片を拾っていたら、または拾おうとしていたら、きっと一緒に夢を叶える仲間となれるはず。


挑戦の欠片をこれからもどんどん拾っていきたい。

そのためにできる精一杯で、努力し続けたい。

ご縁の欠片をこれからもどんどん拾っていきたい。
そのためにできる精一杯で、行動し続けたい。

私の挑戦の袋には、私だからこそ拾ってきたとっておきの挑戦の欠片たちが入っている。

私のご縁の袋には、私の夢を叶えてくれたとっておきのご縁の欠片たちが入っている。


今はちょうど、どちらも新しい欠片を拾おうとしているところ。

また辿り着きたい。次の夢の目的地に。

今日も夢につながる道を歩く。

挑戦とご縁の欠片を、大切に拾い集めながら。

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