今ここで、できる精一杯をやり切る。

毎日、自分に言い聞かせている言葉があります。

それが「今ここで、できる精一杯をやり切る。」です。

この一文に、様々な思いが込められています。

まず、「今」できる精一杯をやり切るのです。

今しかできないことが必ずあります。

その今は、次の瞬間からもう過去になります。

今はあっという間に通り過ぎていくのです。

だからこそ、今しかできないことを見つめたいです。

また、今はここまでしかできないという限界もあると思います。

自分の限界を見定めて、無理をし過ぎない。

今できる精一杯をやればいい。

そんな思いも込めて「今」できる精一杯をやり切るとしています。


一方、「ここ」でできる精一杯というのもあると思います。

場所を自由に選べない時って誰しもありますよね。

それは布団の中かもしれないし、家の中かもしれないし、教室の中かもしれない。

とにかく今自分がいる場所でできる精一杯をやるしかないのです。

もう少し広く「ここ」を捉えると、勤務校がそうですよね。

教師という職場は自分が選んだ「ここ」

勤務校は自分が選んだことで配属された「ここ」

という訳です。

だから環境を嘆くことはしません。

なぜなら、その環境を選んだのも他でもない自分自身なのですから。


「今」と「ここ」でできる精一杯があります。

「今ここ」でできる精一杯をやり切るようにしたいです。


そして、なぜ「精一杯」という言葉なのか。

「全力」や「本気」ではなく、「精一杯」です。

全力や本気を出している間は良いのですが、その後が続かないことが多くなります。

所謂燃え尽き症候群です。

だから私は、持続可能な努力を積み重ねていきたいです。

精一杯をやり切るというのは、マイペースで努力するということ。

精一杯の中身はその時や場所にいる自分によって変わります。

たくさん努力できる精一杯の時もあれば、

ほんの少ししかがんばれない精一杯の時もあります。

どちらの精一杯も、「精一杯」に変わりありません。

その時々の精一杯をやり切る。

そんな努力のペースを守っていきたいです。


でも、精一杯と言っても「できる精一杯」をやり切るようにしたいです。

自分ができることはできるところまでやり切る。

ここが重要です。

本当はできるのにやらない。

これは「できる精一杯」とは言えません。

なので、マイペースに努力する中でも「本当にできる限りやり切ったか?」
という問いは自分自身にいつも投げかけています。


最後に、「やり切る」です。

「やる」のではなく「やり切る」。

これは、自分がやったことに対して達成感を抱いているかどうかです。

達成感があるからこそ、努力は継続します。

達成感を生むためには、自分の中で「これはやり切った」という気持ちが湧いてくることが大切です。

だから私はいつも、「ここまではやり切ろう」というその時々の目標を決めています。

スモールステップですね。

目指しているところは遥か彼方にあります。

でも、まず今ここで目指す目標はすぐそこに置いていいのです。

ゴールに向けての目印は、いくつあってもいい。

大事なのはその目印1つ1つをきちんと通って「やり切った」気持ちを積み重ねること。

その達成感がまたエネルギーとなり、次の努力を重ねていけるのです。


「今ここで、できる精一杯をやり切る。」


どの言葉も欠けてはいけない、私の座右の銘です。

今日もできる精一杯をやり切ることができました。

みなさんは、やり切っていますか?

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