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ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
前置き今回は日経サイエンス23年2月号の「宇宙新時代」よりジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって分かりつつある初期宇宙の姿ついて書いていきます。
宇宙望遠鏡とは?有名な宇宙望遠鏡にハッブル宇宙望遠鏡があります。ハッブル宇宙望遠鏡は地上から約600kmの軌道を周回して星々や銀河を撮影しますが、宇宙では大気の影響がないために明瞭な画像を撮る事ができます。このように大気の影響を受けずに撮影できることが
「やせる科学、食欲の仕組み」のまとめ
前置きいや~、あっという間にさぼってしまって9月になってしまいました。継続は本当に難しいですね。ということで、今回は「再開する」ということを目的に少し薄めの内容ですが、読んで頂ければ幸いです。
今回は日経サイエンスからNewtonへと内容を変えました。これは日経サイエンスの専門性が高く難しいため、もっと平易な雑誌の方がいいのではないかと思ったためです。
今回のテーマ今回は「やせる科学、食欲の仕
AIに言葉の意味は分かるか?日経サイエンス2021年2月号
今回も日経サイエンスからです。今回のテーマはAIによる言語処理です。近年、AIによる言語処理を日常生活で見かける事が増えてきました。チャットなどに不明点を書けば回答してくれる問い合わせ方法など見た事あるのではないでしょうか?
最近のAIはどんな感じなのか??最近のAIは「ヒトから共感を獲得する文章を書ける」というレベルに達しています。
2020年10月英語圏で人気の投稿サイト「Reddit」で
脳の仕組み ~なぜキレるのか~
今回は日経サイエンス2021年2月号より「人はなぜキレるのか」衝動を生む神経回路から脳の仕組みについて考えていきたいと思います。
我々の行動や認知には「素早い判断」をする回路と「熟考して判断」する回路があります。この「素早い判断」がONされると「キレる」事になります。即ち、何等かの理由で「素早い判断」が優先され易い場合、キレやすくなったり、情動が抑えられなくなる、という事のようです。
これらの
読書メモ~日経サイエンス2021年1月 ビッグバンを遂げた宇宙像より~
今回は日経サイエンス2021年1月から宇宙の歴史についてです。2021年1月号はScientific Americanの175周年記念ということで、科学観の変遷を取り扱っています。今回はその中で太陽の理解がどのように変わってきたのか、どんな観測や理論がそれを後押ししたのかを見ていきたいと思います。
星や太陽はなぜ光るのか??1800年代後半頃から「恒星はどのように光っているのか」に対する研究が進
読書メモ~日経サイエンス 究極の黒~
どれだけ「濃い黒」を作れるか?これは一つのチャレンジになっている。例えば光の測定をするときには散乱を防いだり、迷光を防ぐために黒く塗装しておく必要がある。熱の測定でも同様であるため、「黒」は工学的にも重要テーマとなっている。ところで炭は黒色の代表格であるが、究極の黒を達成するためにもやはり「炭素」は欠かせない。
カーボンナノチューブとは??今まで究極の黒を達成している素材は「カーボンナノチューブ
読書メモ~日経サイエンス mRNA~
今日は日経サイエンス21年5月号からCOVIT-19ワクチン接種の自分なりの理解を備忘録としてまとめてみました。正確さに欠けるところあるかも知れませんが、大枠の理解のためとして見て頂ければと思います。
そもそもワクチンはどのようにして働くのか?ウィルスの表面には「スパイクたんぱく質」がある。免疫系はこのスパイクたんぱく質の形を覚えておいて攻撃を仕掛ける事になる。覚えておくためには、一度ウィルスの