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チューリングが"完全自動運転"実現の先に見ている世界
名人を倒した最強の将棋ソフトウエア「Ponanza」の開発者、山本一成さん。現在は、自動運転の研究者と共に起業した「チューリング(Turing)」で生成AIを活用した完全自動運転車両の開発を目指し、"テスラ超え"に挑んでいます。今回のnoteでは、(山本さんとマップボックス・ジャパンCEOの高田徹)二人で議論した内容を記事にまとめました。山本さんが語る「AIと完全自動運転」がもたらす未来像には、た
もっとみるエンドユーザー7億人「デジタル白地図」のつくり方
新型コロナが5類感染症に移行し、2023年4月29日から入国時の「ワクチン証明書」等の提示が不要になったことで「人の移動」が再び活発になりつつあります。
円安ドル高基調も味方して、「安い日本」を目指すインバウンド需要がコロナ前水準に近づきつつあるという報道もあります。
そうした時代背景も加味したうえで、いま私が温めている仮説は「移動の価値が上昇する時代に突入する」というもの。
人が動き出す時
2023年を占うキーワード「ロング・ソーシャル・ディスタンシング」 ──私たちが手にしつつある「新しい距離感」を考える
コロナ禍になって、まもなく丸3年を迎えようとしています。
世界中で度重なるロックダウンが行なわれ、ここ日本でも、人流抑制、ソーシャル・ディスタンス、三密といった言葉が日常的に使われる中、感染症対策と社会・経済活動の両立への模索が続いています。
来年2023年、私たちはどのように新しい日常を過ごしていくのでしょうか?
感染症との戦いの終わりを予測するのは難しいことを承知のうえで、私なりに予測し
地図は「北が上」派 vs. 「進行方向が上」派
全世界で600万部、日本だけでも200万部を突破している『話を聞かない男、地図が読めない女』。
日本では2000年に発刊され、その後2002年には文庫改訂版、さらに2015年には新装版が出されています。
恥ずかしながらどんな話だったか忘れてしまったので、先日、文庫改訂版を入手して読み直してみました。
一読されたことのある方ならご存じだと思いますが、そもそもこの本は、「男女の脳の働きの違い」に