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六本進行の二本目投下はこれ。「私に関して言う限り、『銀英伝』なくして現在の自分は絶対にありえない」と小野不由美に断言させうる『銀河英雄伝説』小説版の魅力とは。〜ようやく終わった結願だといふ気分はあるけど、この時期に六本進行とか考えるのはこれ如何に。

ってことで今日のノルマは達成しているし、ようやく今年の
銀英伝参りも昨年より一日早く結願(けちがん)を迎えたのは
喜ばしいことなのですが、今月はここまで六本積んで記事は35本。

noteを始めた月は40本投下しているからこれがやはり目安
にはなってる。

と考えるとあと三日で五本、八月アタマまで計算に入れて、
ひとまず六本進行かな、と。

 このまま上手くすれば本日投下は3本目にはなる。

ともあれサビオの記事に少しスキも付きましたので、この
記事を投下したらしばし看板記事は外します。
(これが一応の通常進行モードなので)

どっこいサビオは生きている。|torov

まあそれと入れ代わりに一本目は投下したと。

福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」は
実の紙の本が手に入りましたので。概ね「適切」な
事例で整理されてますが。「彫りが浅い」も確かにあるの
で、そこは自分なりにレファレンスしてみるのもアリかと。
|torov|note

まあ元図書館司書のレファレンス部分を加味した現物を
手にして読み切った後の読書感想文にnoteでやれること
ならではのレファレンスを施していく、で制作して
みましたが。


銀英伝参りは結願を観たのでラストは2回構成。
前半戦の銀英伝参り振り返りと銀英伝参りについて語るラス前回が
今回の記事の部分となりそう。

素晴らしい小説にジャンル分けで考えようとする野暮は
今更いらない。解説を中心に確認もした今年の趣向で
辿り着いた先には。「銀英伝参り2023」は今年も無事に
結願(けちがん)。|torov

今年のこれまでは随所ですけどポイントで纏めたのはこのあたりか。

この日あたりが最初のポイントで第一部は一週間くらいで
順調に行ってた。
銀英伝参りは順調に第二部へとスライド。順調に遅れながらも
読み進めればなんとか体裁は整って作業もなりに捗った。
ぼちぼちアンテナを張っていた情報のその先には。それでも
まだ夏アニメを俯瞰的に選択出来るまでには至らない。|torov|note

第二部に手間取り過ぎて(吉岡平追悼は念頭にあったから)
ここに二週間かかったのが難儀で。

今宵はあえてストロングスタイルで。石井玄『アフタートーク』
の写経ノートにノート写経する作業がようやく完了を観た
から本題はそれ一本で。|torov|note

このあたりに焦燥感は観られる。
 なんとか追悼メインの記事を上げられてペースが戻って
ゆく。

ちょっとだけブツ撮りは多めにして、ようやく折り返しに
入りつつの「銀英伝参り」、解説を書いてた吉岡平
(ひとし)を偲びつつ初期の著作に関してとっかかりだけ
ですが(林明美のアイドル本含めて)語ってみんとてする
なり。|torov|note


あとは予(かね)てからそうするとしていた夏アニメ感想で
一本。今回取り上げる3本は。

『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚(2023)』
第3話「活心流・再始動」

『うちの会社の小さい先輩の話』 
第3話「私って、こんな風に見えてるんですか?」

『夢見る男子は現実主義者』
第3話「夏服を薄着って言うのやめてくんない?」

の三本を予定しています。

2023年夏アニメ。このあたりのテレビアニメから3本、と参ります。
(3週目)|torov

あとは早出し出来そうな山崎真吾作曲のアニソンプレイリストで一本。

山崎真吾作曲のアニソン中心プレイリスト。六本
進行の三本目をこのあたりで投下してみっか。
|torov|note

『地獄で仏』から多分にフォークロアな現代史を語ってみる。

としてナンシー関と大月隆寛で組まれた本から写経ノートを眺めつつ記事になりそうなので一本仕立ててみるかと。


まあ、そんな感じで今日の本題はこれ。

一部では「てんてー」としても崇められてたりする『十二國記』の
小野不由美ですが、その彼女を以てしても『銀英伝』
は魅力的な作品であり、回天篇末尾の文言はこれである。

私に関して言う限り、『銀英伝』なくして現在の自分は絶対にありえない。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(9.回天篇)解説.小野不由美p386

それほどまでに『銀英伝』の吸引力と求心力の強さと高さは
侮れないものがある。

 物語を歴史として取り扱うことによって対象レベルに封じ込め、
各登場人物の動きや事件の相互影響の結果として関係主義的に
物語を構築していく手法を完全な形で提示した、
という一事を取り上げても、これは衝撃的な作品だったと思う。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(9.回天篇)解説.小野不由美p364

だからこそ歴史物語系との接続も良く、塩野七生『ローマ人の物語』
(新潮文庫)や司馬遼太郎『花神』(新潮文庫)
などを前後に置いて読むとそれはそれでするすると話が
流れるように入ってきたりもする。

歴史は常に教訓と真理の宝庫だが、教訓も真理もそこに
あらかじめ仕込まれているわけではなく、過去を振り返る
者が自らそこに読み取るものだ。

田中芳樹『銀河英雄伝説』(9.回天篇)解説.小野不由美p361

であるが故に時に文庫で銀英伝参りする時は、これを読まん
か為に銀英伝を読み進めていることもままある名文解説かと。

 まあそれなりに纏まった文を年毎に読めるのは
「ちょうどいい」に収まっている全10巻、という
パッケージの良さもあるのかなと。



(まあ岡田斗司夫がよく呑みの席で、って話が
あるから中島梓が死んでも完結せずに、なあの作品
の話はしない、って節度は流石にあるのでしません
けどね)

ようやく終わった結願だといふ気分はあるけど、この時期に六本進行とか
考えるのはこれ如何に。
といふことで本日3本目の記事を投下してみました。

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