マガジンのカバー画像

映画チラシだもの

38
夢:こだわりの映画宣材物の本を出版する。 映画宣材物関連まとめです。ミニシアター系とリバイバルもののデザインが好きです。 最近はパンフレットに夢中。レコジャケ大のパンフが気に入…
運営しているクリエイター

記事一覧

映画チラシ【動物編(ほぼ猫)】

映画チラシ【動物編(ほぼ猫)】

 以前、映画チラシで『猫』をテーマに収集していた事があるのだが、定義を拡げ過ぎた結果、途中で断念した。

この時の定義は、『猫が出ているかいないか』だった。チラシ表に猫が出ている時は、たいてい重要な役どころが多いように感じる。それは映画タイトルにも関係があります。

問題なのは、猫とは無関係のタイトルでチラシ裏に猫がいた場合です。
大抵の映画チラシ屋さんではスペース上、ファイルの一ページに2種類の

もっとみる

映画『男女残酷物語 サソリ決戦』の感想。

「眼帯?」→「うわぁ」→「えっ?」→「ええっ?!」→「なあんだ、変態vs変態か。」→「いや、そもそもあの眼帯の男はどうなってんだ?」
と、人を選ぶレベルの内容だった。

オススメ出来ない(※一般の人には)。
『変態vs変態の繋ぎ』だよネ

映画チラシの世界『イラスト』編

映画チラシの世界『イラスト』編

 今は自重しているが、数ヶ月おきに映画チラシ屋へ行き、新作ファイルをめくりながら選んで購入していた。

その中で、このイラスト良いなとかこのデザイン良いなと直感で購入する時がある。裏面は見ず、パッと見て決める、それだけだ。

 ある日、イラストだけのファイルをまとめようとチラシを整理していたら、イラストレーターのサインがある事に気が付いた。ほとんどが目立たないようにひっそりと描いてあります。

もっとみる

映画の新たな流通の形と言われているDVT(デジタル・ビデオ・トレーディング)を知る。

買った人は再販売・レンタルすることなどができ、その収益の一部が制作者に分配されるという。

買い占めや転売などで損するのは、買えなかった人たち?ただ、デジタルコンテンツ扱いなので、不安は残る。

映画前売券の本(映画宣材物編)

映画前売券の本(映画宣材物編)

 偶然、映画前売券の資料となりそうな本を見つけ購入。

1990年にワイズ出版社から発行されたもので、1957年(昭和32年)〜1989年(平成元年)の前売券の一部が掲載。珍しいと思うのは、わざわざ縮小率(%)を各ページに記載しているところ。

縮小率とは、撮影した前売券の画像を何%小さくして掲載したかというもので、80〜30%と色々あるが、昭和から平成に近づくにつれ30%のページが増えている。つ

もっとみる

ゴダール/遺言を初めて劇場で観る。

間に合ったのか?合わなかったのか?

Canonのキャンバスに唐突に出てくる2箇所の字幕。

セオリー?無いね。

理解はした?出来ない。

ただ、感じただけ。ゴダールを。


時々出てくる筆でなぞったようなナニカ。朱色のない墨色に何がある?

映画『ボーはおそれている』〜ボーという名前は実は違っていた?〜ネタバレ考察

映画『ボーはおそれている』〜ボーという名前は実は違っていた?〜ネタバレ考察

映画『ボーはおそれている』で考察したのとはまた別に疑問がわいてきたので投稿。

口コミで日本語字幕では『ボー』ではなく、『ボウ』となっていると指摘があったようだ。
そんな細かい点に気付いた人は凄いと思う。

映画チラシやパンフレットでは、『ボー』と記載されているが、厳密に言うと『ボー』と『ボウ』、どちらも間違いかもしれないのだ。

原題の『BEAU IS AFRAID』の『BEAU』をどういう風に

もっとみる
映画『ボーはおそれている』ネタバレ考察

映画『ボーはおそれている』ネタバレ考察

※画像は私物のムビチケから。

 先日、映画『ボーはおそれている』を観た感想とパンフレットを購読した記事を投稿した。
今回は突っ込んで考察したいと思います。

まずは投稿した記事に載せた2つの疑問。

1.ボーは何におそれていたのか?
2.ボーはいつ死んだのか?

1.ボーは何におそれていたのか?

それに対するアンサーは、「ボーは外の世界をおそれていた。」だ。つまり、ボーの母親が支配する世界に。

もっとみる
『ケイブルホーグ』という配給社(映画宣材物編)

『ケイブルホーグ』という配給社(映画宣材物編)

『ケイブルホーグ』という配給会社をご存知だろうか?

この配給社は残念ながら、現在は存在しておらず、調べによると1985〜2005年にはあった模様。

ネットで見つけた個人ブログ(『シネマ茶屋すぷろけっと』のケイブルホーグ全配給作品ページ)によると、150本以上配給されていた。私には縁が無かったのか、観た事のないタイトルばかり。

※上記サイトはスマホ未対応。

何故、ケイブルホーグを取り上げたか

もっとみる
「あの胸にもういちど」のハーレーは、原作通りなら違う型だった?

「あの胸にもういちど」のハーレーは、原作通りなら違う型だった?

 この記事を作成中、タイムリーな事に永野芽郁さんという女優さんがハーレーダビッドソンジャパン公式YouTubeチャンネルに2023年モデルの「ストリートボブ114」をカスタムしたハーレーと共に出演されていた。

何故取り上げたかというと、永野芽郁さんの黒いハーレーに黒のライダー服で統一するスタイルはこの映画「あの胸にもういちど」が元になっているからで、アニメ「ルパン三世」でも峰不二子が黒のレザース

もっとみる
『N.S.W.』という配給社(映画宣材物編)

『N.S.W.』という配給社(映画宣材物編)

 『N.S.W.』でピンときた方は、ある種のデザイン好きの方かもしれない。

 長年、映画チラシなどの映画宣材物を収集していると、「このデザインいいな」と思うのが出てくる時があり、それがある程度まとまってくると、特定のワードの文字が多く出てくる。

そのうちの一つが『N.S.W.』だった。
初め何の意味なのかわからなく、しばらく謎のままだったが、最近わかった事実がある。
これは「日本スカイウェイ」

もっとみる

映画のデジタルチラシが登場した。以前から出てくると予想していたがフリーDLではないんですね。

デジタルパンフレットも販売するようで、劇場でQRコードを読み込んで注文する方法。多分、登録とかありそう。

チラシもパンフもデジタル化で表現方法が拡がる。動的ページに価値あり。画像は紙

ジブリ『君生き』パンフレットから。

ジブリ『君生き』パンフレットから。

落ち着いたので投稿。

 先日、ジブリ映画「君たちはどう生きるか」のパンフレットを購読。

 映画鑑賞後、パンフレットを購入する迄の間、備忘録としてネタバレ考察記事を準備しつつ呟き記事を投稿していったが、いざ購読してみると予想外の内容だった。

しかし、映画鑑賞後の余韻を補足するような感じで、また楽しめたのも事実。それは、必要最低限の情報に抑えかつ世界観を壊さないようにしている所である。

 その

もっとみる

ジブリ『君生き』パンフレットにより、投稿準備していたネタバレあり考察記事内容で悩む事に。

しかし、以前つぶやいたアオサギに対する考察は良い線いってたと思う。ヒントがパンフレットに載っていたし、わかる人にはわかるヒントが散りばめられている。

あと、老婆たちが7人って多過ぎない⁉︎