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中1で永久脱毛。毛は消えたけど心の悩みは消えない。

今から32年前に私は永久脱毛をしました。

32年前、私が通い始めた時は

レーザー脱毛ではなくシャーペンみたいな
細い針のようなものを毛穴に刺して

一本、一本、電気を流して
    毛根を焼くニードル脱毛でした。

(ニードル脱毛とは細い針を毛穴に挿入し
   一瞬!電気を流すことによって
 毛根の細胞にダメージを与え永久脱毛します)

これがまた痛いんです…。

でも、そんな痛みも吹き飛ばす

私の脱毛した理由は…

・綺麗になりたい!
・毛深いのが悩み!
・毛の処理が面倒だ!

ではなく!!

私の場合は…

《自分が大嫌い》自分を変えたい!

この体のせいで私は苦しいんだ!不幸なんだ!と
   強く思い込み  勘違いをしていました。

過去の記事にも書きましたが…

10歳の時に病気が見つかり
『顔が半分、変わるかも知れません…』と
医師から言われたその言葉と大きな手術で

私は心に大きな傷を負っていた。

その事を当時は知らなかったので

根っ子から自分の人生、体、心を嫌ってました。憎んでました。悲しんでました。

母には本当に申し訳ない…と
今は大反省していますが…

『なんで私をこんな体に産んだの!』と
泣き叫ぶ事も多かった。

そんな不安定な私を見てるから父と母は
私が脱毛する事に対して背中を押してくれた。

(中1の私はこの脱毛にこんなにもお金が
                    かかるなんて知りませんでした)

自分の体の悩みって…

周りの人からは《大した事ないよ!》と
言われても本人にとっては

人生を揺るがす大問題!!

今の私なら

『そんなの気にしなくて大丈夫だよ!』と
自分に言ってあげられますが

当時の私は自分というものを

心の底から嫌っていたので

《今の自分ではダメだ!!
    変わらなきゃ!変わらなきゃ!》

呪文のように頭の中をぐるぐるまわってました。

それが当時の私の信念でした。

そして、

この毛がなくなれば私は幸せになれる!!

そんな希望しかありませんでした…。

   私の永久脱毛のはじまりです。


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