とーち

日々のあれこれ覚書。

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記事一覧

オタクと音楽

最近音楽をよく聞くようになった。それは、サブスクのおかげなんだけど。 本当に、昔とずいぶん状況が違う。 私の趣味は、ずっと、それを好きだとオタクと呼ばれることが…

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2年前

ひとの気持ち

自分以外の人の気持ちはわからない。自分の気持ちもわからないときがあるけれど、それは今は置いておく。 人の気持ちは、自分を基準にして判断するしかない。こう言ったり…

とーち
2年前

インターネットと向き合う

インターネットは、とても有益なのは間違いない。 でも私は未だに、対峙するのが恐ろしかったりしている。 ネットでは世界が剥き出しだ。どんな人間でも、直に接続できる…

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2年前
2

ラジオを発見

日々忙しくてビデオ録画が溜まっていく。目を使うコンテンツは、それだけに集中しないと、楽しむことが難しい。 なので最近は、作業を邪魔しない、耳だけあれば楽しめるコ…

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2年前
1

逃げ道

誰かと対決して勝ったとして。 でもきっと、百パーセント相手を叩き潰してはいけない。十パーセントくらいは、相手の逃げ道を残しておく方がいい。 それは物分かりがいい…

とーち
2年前

苦手なこと

私は人の目を見るのが苦手だ。 見られないことはないけれど、数秒でそらしたくなる。 理由がよくわからない。 別に、恥ずかしいとか相手のことが怖いとか、そういうわけ…

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2年前
2

蜘蛛のやつ

私が今住んでいる家には、なぜか虫がよく入ってくる。目が覚めたらふとんの横に、小さなクワガタがいたこともある。 でもまあ、たいていは羽虫とか、小蜘蛛を見るだけだ。…

とーち
2年前

少し広がった?

インターネットができてから、世間はふたまわりほど大きくなったみたいだ。 でも人間の感覚は、なかなか更新できない。 今も昔も、自信のある人間に、みんな惹きつけられ…

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2年前

矛盾と孤立

たとえば、大勢と仕事をしたりなんかすると、自分の意志とは矛盾が生じたりする。どうしても、どこかがずれてしまうものだ。それが嫌なら、集団の中には身を置かない方がい…

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2年前

第二海堡

KingGnuの配信ライブを観た。 ライブ会場を探し当てたら視聴コードが送られてくる、レッドブル主催のシークレットライブだ。 まあどうにか場所を見つけ出し、配信を観る…

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2年前
3

UFOっているんだ…

私は昔、UFOらしきものを見たことがある。 UFOというか、変な星のようなもの、というか。 夜空に、すっごいきらきら輝く星が浮かんでいて、注目して見ていたら、い…

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2年前

呼びかけ方

昔から、少し困っていることがある。 それは、まったく知らない人に対して、自分に気づいてもらうための呼びかけ方のこと。 相手が若い人ならいいのだ。おねえさんとかお…

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2年前

簡単に手を出せない性格

最近、本を読む時間がほとんどない。 でもそのかわり、オーディオブックを利用することが増えた。 それを読書と言っていいのか、いまいちわからないけれど、おかげでまっ…

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3年前
2

空の巣

うちの庭の木に、野鳥が巣を作った。 母屋の軒下に植えてある木だ。 私の背と同じくらいの低木だし、葉もそんなに茂っているわけではない。 こんなところで大丈夫なのか…

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3年前

自分のやりかた

世の中には、寝食を忘れて何かに打ち込める人がいる。 そういう人の方が、大きなことを成し遂げられるイメージがあって、ずっと憧れている。 昔は自分も、そういうことが…

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3年前
1

なんで昔の嫌なことを思い出すんだろう?

どうして、思い出すことって、嫌なことばかりなのか? それなりに楽しいことだってたくさんあったはずなのに。 なのに、いつも思い出すのは、嫌な思い出ばかり。 どうせ…

とーち
3年前
オタクと音楽

オタクと音楽

最近音楽をよく聞くようになった。それは、サブスクのおかげなんだけど。

本当に、昔とずいぶん状況が違う。

私の趣味は、ずっと、それを好きだとオタクと呼ばれることが多い、小説や漫画やアニメだったのだけれど、今は時間が無くて、あまり見られなくなっている。代わりに聞くようになったのが音楽だ。

昔はアニメが好きなんて、信頼できる友達以外に言えなかった。美容院で話題に出たりすることもなかったな。今も、突

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ひとの気持ち

ひとの気持ち

自分以外の人の気持ちはわからない。自分の気持ちもわからないときがあるけれど、それは今は置いておく。

人の気持ちは、自分を基準にして判断するしかない。こう言ったり、こんな顔をしたから、この人はこんなふうに考えているのだろう、って。常識を照らし合わせてみたりもする。でも、その常識を常識と考えているのは自分なので、結局指標になっているのは自分だ。

だけど、ニュースやSNSを見ていると、まったく想像も

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インターネットと向き合う

インターネットと向き合う

インターネットは、とても有益なのは間違いない。

でも私は未だに、対峙するのが恐ろしかったりしている。

ネットでは世界が剥き出しだ。どんな人間でも、直に接続できる。国や企業でさえ、自分の部屋から繋がることができる。私はそのことに慄いてしまうのだ。

それは素晴らしいことなのだけれど、小さな個人には、荷が重いように思える。

でもきっと、もうそんなことを言っていられるような、悠長な時代は終わったの

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ラジオを発見

ラジオを発見

日々忙しくてビデオ録画が溜まっていく。目を使うコンテンツは、それだけに集中しないと、楽しむことが難しい。

なので最近は、作業を邪魔しない、耳だけあれば楽しめるコンテンツをよく利用している。音楽やオーディオブック、それからラジオ。特にラジオの面白さは、私には発見だった。

以前、私はまったくラジオを聞かない人だった。決まった時間に聴取するのが難しかったからだ。これもスマホに変えた恩恵で、今はラジコ

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逃げ道

逃げ道

誰かと対決して勝ったとして。

でもきっと、百パーセント相手を叩き潰してはいけない。十パーセントくらいは、相手の逃げ道を残しておく方がいい。

それは物分かりがいいとか優しいとか、そういうことではなくて。

相手をとことん追い詰めてしまうと、思わぬ反撃に合うこともあるし、時間が経って、立場が逆転することだってある。

一番まずいのは恨みを買うことだ。そういうことが、避けられない時もあるけれど、でき

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苦手なこと

苦手なこと

私は人の目を見るのが苦手だ。

見られないことはないけれど、数秒でそらしたくなる。

理由がよくわからない。

別に、恥ずかしいとか相手のことが怖いとか、そういうわけではないと思う。

でも、相手に慣れてくると意識しなくなるから、やっぱり怖いのかな。

相手の目を見ない奴は信用できないとか、前はよく言われていた気がする。今はあんまり聞かない気もするけど。

なので、努力してみた。だけどたいがい変な

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蜘蛛のやつ

蜘蛛のやつ

私が今住んでいる家には、なぜか虫がよく入ってくる。目が覚めたらふとんの横に、小さなクワガタがいたこともある。

でもまあ、たいていは羽虫とか、小蜘蛛を見るだけだ。

私は虫は苦手だけど、蜘蛛にはなんとなく思うところがある。蜘蛛は正確には、昆虫ではないみたいだけど。

蜘蛛は、家の中で私とかち合っても、すぐに逃げようとしない。八つの目でじっとこちらをうかがっている。人間という存在を認識し、どう動くべ

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少し広がった?

少し広がった?

インターネットができてから、世間はふたまわりほど大きくなったみたいだ。

でも人間の感覚は、なかなか更新できない。

今も昔も、自信のある人間に、みんな惹きつけられてしまう。正しくなかったり、明確な根拠がなかったとしても。

それでも昔より、今の方がいい。

昔はいいことも悪いことも、自分の周辺しか声が届かなかった。テレビとか雑誌とか、大きいメディアでも、結局身内の世界でしかなかったんだと思う。

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矛盾と孤立

矛盾と孤立

たとえば、大勢と仕事をしたりなんかすると、自分の意志とは矛盾が生じたりする。どうしても、どこかがずれてしまうものだ。それが嫌なら、集団の中には身を置かない方がいい。

だからこそ、孤立するのは潔いとも思ったりする。でもそれは、楽な道だろう。

個人の力は微々たるものだし、多くの人が集まって生み出すエネルギーには、時代さえ動かしてしまう力がある。

矛盾することを恐れず、大勢の人たちと一緒に、前に進

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第二海堡

第二海堡

KingGnuの配信ライブを観た。

ライブ会場を探し当てたら視聴コードが送られてくる、レッドブル主催のシークレットライブだ。

まあどうにか場所を見つけ出し、配信を観ることができた。

彼らの歌も演奏もとにかく最高だった。ライブはいいな、KingGnuは素晴らしいな。

で、そのシークレットライブをやった場所が印象的だった。

東京湾に浮かぶ人工の要塞島で、第二海堡というのだそうだ。作られたのは

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UFOっているんだ…

UFOっているんだ…

私は昔、UFOらしきものを見たことがある。

UFOというか、変な星のようなもの、というか。

夜空に、すっごいきらきら輝く星が浮かんでいて、注目して見ていたら、いきなりそれがすごい速さでじぐざぐに動き出して、え?何!?と、驚いていたら、ぱっと消えてしまった。

あれは何だったのかなあと、今でも不思議。

アメリカが、UFOについて記者会見したらしい。UFOというか、未確認飛行現象(UAP)という

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呼びかけ方

呼びかけ方

昔から、少し困っていることがある。

それは、まったく知らない人に対して、自分に気づいてもらうための呼びかけ方のこと。

相手が若い人ならいいのだ。おねえさんとかおにいさんでいいし、失礼なことではないだろう。

しかし、年配の人、中年老年あたりの人に対しては難しい。

そこの人、とか、すみません、だと気づかれなかったりする。昔、実際気づかれなかったことがあって、それで考えるようになったのだ。

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簡単に手を出せない性格

簡単に手を出せない性格

最近、本を読む時間がほとんどない。

でもそのかわり、オーディオブックを利用することが増えた。

それを読書と言っていいのか、いまいちわからないけれど、おかげでまったく本に触れない、ということはないので、助かっている。

一冊結構値が張るのだが、私はAudible会員になっていて、一か月に一回無料になるのがありがたいし、セールで安くなる時があるので、そこでまとめ買いしたりしている。

それに、上手

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空の巣

空の巣

うちの庭の木に、野鳥が巣を作った。

母屋の軒下に植えてある木だ。

私の背と同じくらいの低木だし、葉もそんなに茂っているわけではない。

こんなところで大丈夫なのかと、こっちが心配になる悪条件の場所だ。

野鳥は卵を産んだらしく、しばらく温めていた。

でも、悪い予感は当たってしまった。

ある日の朝、殻が地面に散乱していた。夜のうちに、外敵に襲われたのだろう。

その日から、親鳥も消えてしまっ

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自分のやりかた

自分のやりかた

世の中には、寝食を忘れて何かに打ち込める人がいる。

そういう人の方が、大きなことを成し遂げられるイメージがあって、ずっと憧れている。

昔は自分も、そういうことができると思っていた。

テスト前に徹夜して勉強とかね。

でも、少し前に無理だって気づいた。

私は飽きっぽい。集中力は三十分も続かない。

集中力は才能だ。

だから私は、毎日こつこつ、少しずつやっていくことにした。

それしかできな

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なんで昔の嫌なことを思い出すんだろう?

なんで昔の嫌なことを思い出すんだろう?

どうして、思い出すことって、嫌なことばかりなのか?

それなりに楽しいことだってたくさんあったはずなのに。

なのに、いつも思い出すのは、嫌な思い出ばかり。

どうせなら、いいことの方を思い出してくれた方が楽しいのに。

それに、悪いことばかりって、いい思い出に対してフェアじゃないと思う。

いいことだってあったのだから、いいことと悪いこと、両方同じくらい思い出すのが、バランスってもんでしょうと。

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