見出し画像

安易に愛着障害という言葉を使わないようにしよう(昨夜の川崎先生のClubhouseより) ストラテラ服用日記557日目

昨日の夜にゲリラ的?に行われた川崎先生( Twitter 川﨑聡大 @Vn7rfILsHyD3gCu )のClubhouseに参加させていただきました。

主題は愛着の問題について(愛着障害と安易に決めつけないのがミソ)。

愛着障害自体は、過干渉や虐待があった家庭だけでなく、子供が求める量的質的時間的関与と実際の両親からの関与がずれたときに発生するもの、とのこと。

その結果、満たされなかった心がもとで対人関係などに障害が残ってしまう。

ただ、最近は愛着障害ということが口当たりがよいので簡単に使われてしまい、なおかつ言い訳としても使用される事が多いらしい。

特に児童の教育現場。


しっかり観察・分析をせずに愛着障害と決めつけてご両親にお子さんが抱える困りごとの責任を押し付けることもあるらしい。


大変なのは分かるけど、医者でもないのに愛着障害と決めつけるのは支援者としてしてはいかがなものかと思う。
というか逃げや責任転嫁に近い。


最近の大人の発達障害の当事者の方から相談を受けたときは、発達障害と愛着障害の差は誰にもわからないとお答えしている。
丹念に丹念に調べていけば分かるのかもしれないが、大人の発達障害の場合で愛着障害が顕著な方はアダルトチルドレンの要素もふんだんにある方が多いのでなおさら分かりにくい。(と思われる)


丁寧に丁寧に観察して分析して、それで解決の糸口を見つけることが必要なんだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?