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冷え性の原因はストレスやホルモン障害だけではない??~静電気のお話~


以前、「冷え性」の主な原因となり得るもので、ストレスやホルモンバランスの乱れについてお話しました。

しかし実は、それ以外でも冷え性を引き起こし、尚且つ原因不明の体調不良を引き起こす原因となるものがあるのです。


それは「静電気」。


静電気体質の人って冷え性の人に多いのでは無いでしょうか?

かくいう私も静電気体質でした。(現在は様々な工夫と行動で減少傾向です)

静電気が何故「冷え性」を引き起こすのか。
それは静電気が身体に帯電すると、血管が収縮して血流を悪くするためといわれています。
そのために身体の冷えや体調不良につながり、やがてうつ病などに似た精神的な沈み込みを引き起こすのです。

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【そもそも静電気とは?】


静電気は電磁波などの一種

一種と言われるものの、静電気の「正体」について未だハッキリと解明されていないらしいですね。

電磁波を簡単に説明すると、電気の影響と磁気の影響が合わさったもので、自然界にもそれなりに存在しています。

自然的な電磁波の代表的なものをいえば、太陽光線とか紫外線とか。
色を識別するための可視光線(光の三原則)も電磁波です。

1990年代の携帯電話普及から「電磁波の悪影響」に関する研究や訴えが増加傾向にあります。
それに合わせてうつ病や精神疾患の患者が増加傾向なのは、携帯電話を使用する為に必要な基地局がこぞって建てられ続けた辺りからという資料もあるようです。
確かにそのような研究もあったそうですが、「電磁波=身体・精神の病」に繋がる裏付けにはまだ弱いということで重要視はされていません。

それでもやはり電化製品というものが存在していなかった時代と比べれば、現代は人工的に作られた「電磁波」が至る所に存在しており、自然(森林、土の上)に身を置く機会もグンとさがっているのも事実です。


電気自動車、電車、電線、無線LAN、パソコン、携帯電話、オール電化住宅、IHコンロ、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、エアコン、電気毛布・・・など。

これら全てぜーーーーーーーんぶ「電気」や「電波」を使用しています。
そして実際に使用する時、厳密には電源をONにしたときに磁界(磁気)と繋がり、「電磁波」を発生させるのです。


「電磁波=悪」という認識を持つ方も多いですが、あくまでも「電磁波そのもの」は昔から自然界に存在しています。

恐らくそういった方々が伝えたいのは、「人間が作り出した電子機器や“電波”を利活用し、それによって動く電子機器から発せられる“電磁波”を日々浴び続けると、人体に影響があることは否定できない」という事なのでしょう。

私も電磁波そのものの否定はしませんが、これだったら一理あると感じます。


以前の記事でもお話しましたが、私たちが知る限り産業革命の始まりから現代まで200年程度。
電車、車、電子機器が瞬く間に普及し、世界初のノートパソコンからまだ30数年“しか”経っていません。


今でこそ当たり前のように皆さんが持っているスマホ。
つまるところ「電話」なのですが、電話自体ができたのは今から凡そ150年程前なのです。
「テレビ」なんて93年前、世界初の「パソコン」なんてたった46年前です!
因みに、世界初のノートパソコンなんて31年前!
めまいがしそうな程の激動の変化の波に私たちはいます。
そんな機械化のスタート地点とも言われる「産業革命」は凡そ200年前。
(以前の記事引用)


大正生まれの方々は人生で一番ビックリしたことに、「テレビという存在に出会ったこと」を挙げる方も多いのだとか。

それだけ「身近」に「電気」というものが無かったのが当たり前だったのです。
今でこそ当たり前になりつつありますが、それはあくまでも戦後に生まれた人達の認識であって、電化製品に囲まれた環境というものが「人間」と足並み揃えて歩きはじめてまだまだ100年にも満たないのです。


それ故に、身近な家電から発せられる電磁波などの影響も「ゼロ」ではないと言えるかもしれませんね。

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【アーシングをしてみましょう】

健康診断でも申し分ない。
血液検査や問診でも問題ない。

それでもやっぱりなにかしら感じる体調不良。
そして万年の冷え性・・・。

もしかしたら帯電体質なのかもしれませんよね。


アーシングとは、身体に溜まっている電気(静電気)を放出することです。

人間はその60%~を水分で作られ、脳機能や神経などは「電気信号」で動いています。
(何故「電気信号」なのかというのは、原子や素粒子レベルの話になるので割愛します)

つまり人間も機械と同じように、少なからず「電気」という恩恵を身に纏い動いているのです。

機械でも、その機体に電気が溜まりすぎるとオーバーヒートしたり、ものによっては爆発したりしますよね。
パソコンでもそれを防ぐために、電源からコンセントを抜いて溜まった電気を使い切る放電作業を勧めていたりします。


「じゃあ人間は関係ない」・・・なんて思うのはちょっと早計です。

先ほどもお話したように人間も「電気」の恩恵を受けてこの世に顕現しています。
素粒子レベルの話だと、電気がなければ思考することも存在することもできないのです。

だとすれば、その「思考」の「電子信号」が何かしらの阻害を受ける可能性はゼロではありませんし、人間も機械みたいに「ため込む」という現象が起こるのも不思議ではありません。

もちろん静電気の起こる原因や帯電する原因は、着ているものや靴の底がゴム製のものなど少なからず原因はわかっています。
そういった点を全てクリアすれば、機械と違って有機生命体である私たちは「電気をため込む」などということも少なくなるのでしょう。

だからといって原始時代みたいに「全裸」で過ごすわけにもいきませんよね(^_^;


こういった経緯から、この電化製品に囲まれた現代で生きる私たちが意識的に「アーシング」を行うことで、身体への影響や精神への影響を軽減できると考えられます。

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【アーシングのやりかた】

まずは、自分が電気を集めやすい格好・状態じゃないかチェックすることです。

■電気を集めやすい服装、環境

・鉄筋コンクリートの家
・底がゴム製の靴
・ナイロン、ポリエステル系の服
・金属製のアクセサリーをよく付ける
・常にスマホやパソコンと共にある・・・など

上記当てはまる方で日頃の静電気に悩む場合は、こういった原因から来ている可能性もあります。

■アーシングのやり方

・裸足で土の上を歩く
・海に足をつける
・砂浜や芝生に横になる
・塩風呂に入る
・樹木に触れる・・・など


電化製品で溢れかえる時代より前は、そもそも家電なんてありませんでした。それでも自然界に電気は存在しているのです。

しかし着ているものは麻や綿の服・布団、畑などで土いじり、裸足で過ごす、家は木造や土壁などで、セルフで放電活動をしていたのですね。

身近に庭があったり海が近い人は良いかもしれませんが、現代では上記の放電方法はままなりません。

その他、冬の時期とかどうするんだと言う声もあがりそうですよね。

それで今では静電気放電グッズもたくさんの種類がありますが、なかには正直効果の薄いものもあるのが現実です。

その中で実際に役に立つ方法や道具などを紹介します。

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【現代でも気軽にできそうな静電気対策】

自然に身を置く以外で身近にできそうな対策は・・・

・水(白湯)をたくさん飲む
科学的根拠としては、水分をしっかり摂取してじんわりと汗をかくことで、身体に湿度を与える結果となり静電気が溜まりにくいとされています。

・靴に静電気スプレーをかける、革製品の靴を履く
数ある静電気放電グッズのなかでもこのタイプは非常に有効のようです。
人が歩いて移動する=足下は常に地面に接している。基本的に靴底がゴム製で無ければ日常的に放電はできていると言えますが、スニーカーなどの底はゴムのものも多く、そこから地面へ流れることができずに帯電してしまうのです。

・手の保湿をする
湿度が高いと空気中の水分を通して静電気は逃げていくので夏は静電気が少ないのです。
逆に乾燥した時期だと空気中の水分も減少し人体に滞ってしまいます。ちょっとした電池人間になった状態で、尚且つ手先が乾燥していた場合、金属製のドアノブなどに触れると一気に放電して痛みが走るようになります。

・アーシングマットを利用してみる
家にある「アース」にコードを繋ぐマットのことで、その上に乗ることで土の上を裸足で歩く時と同じような効果が得られるというもの。

こういったものはまだ最近出回ってきたばかりで、かつ科学的な検証などもしっかりされていませんから賛否旅論も多いです。

実際に使ってみてよかったという声は多々あるようですが、その反面、効果が無かったという人の殆どの意見は「何も感じなかった」という点。

目に見えない領域の感じやすさと言うものは個人差が非常に大きく、判断しづらいですよね。しかし、何も感じなくても目に見えないエネルギーはこの世に溢れています。

私は、感じる事ができないのはある意味嬉しい事なのだと思いました。

現代は電磁波過敏症(身のまわりの家電製品の影響で体調不良を起こす)、化学物質過敏症(化学薬品や香水などの化粧品、タバコなどの香りで体調不良を起こす)など、「当たり前」と言われるものにアレルギー的な反応を起こしてしまう人が増えています。

何も感じることなく使い続けられる人は、それらに適応ができるという点では非常に良いことなのではないでしょうか?

そして自分が平気な反面、世の中には命に関わるほど「無理!」という体質を持つ人もいるんだな~と思って頂ければ嬉しいですね。


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【アーシングマットの実体験】


実はアーシングマットについて経験済み&現在進行形で活用中です。

その効果が面白かったのでシェアしますね!

使い始めの初日は両手がビリビリと痺れる感覚、心臓がドキドキしたりいろいろありました。

初めのうちは電気が逆流して身体の具合を悪くしているんじゃ・・・とハラハラしたものですが、2日目、3日目と使い続けているうちに効果が顕著に表れて来ました。

その1:室内の湿度が上がった
室温は変わりが無いのですが、加湿器を稼働させなくても不思議と湿度が5%くらい上昇しました。鉄筋コンクリートのマンションの一室なので、床にマットを引くことで床や壁に帯電する電気を吸収しているのかも知れませんね。そのおかげか空間の湿度が上がるという結果です。

その2:寝起きの足の冷えが改善。(身体も温かくなる)
見違えるほど触るとぽかぽかに・・・ということはありませんでしたが、朝方寒さと身体の冷えを感じて起きていたのに、身体が芯から温もっているかのようなとても温かい状態で目覚めます。

今はパジャマの上からフリース素材の暖かい上着を着て寝ているのですが、翌朝脱ぐときに「パチパチ・・・」という音が無くなったのも事実です。

今頃の季節だと朝の室温は室温16度~17度でちょっと寒いかな・・・?という温度。
アーシングマットを布団に挟んで使用する前は、ついエアコンをつけて22度まであげたりしていました。

マットを使用したその日から朝にエアコンを付ける必要が無くなったのも驚きです。

その3:眼精疲労(乾き目)の減少!!
アーシングマットの上に座りながらパソコンをしていると、以前みたいに目が乾きません。これも私にとってとても嬉しい結果でした。

こうした実体験から「電気」というものが人間にも何かしらの影響を与えているのだと感じざるを得ません。


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アーシングについてはネットで調べると色んなグッズがあります。
レビューを見て判断するのも良いですが、やはり一番は自分が実際に手に取って体感して物事を判断すると言うことです。

冷え性一つ取っても原因は多種多様。
そしてそれの何が当てはまるのかも個人差です。

これからますます冷え込んでくる季節となりますが、各々がしっかりと「自衛」して乗り切りましょうね!



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