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日本に生まれて良かったと思える名作、ゲーム「大神」のお気に入りの言葉


今年のご来光を見ながらふと、大好きなゲームの名言が浮かび上がったので紹介します。

2006年にカプコンより発売されたプレイステーション2のゲーム「大神」。
舞台背景は古代日本、古事記の神々と人々と呪いの関りを描いたお話で、その描写はまるで水彩と水墨で表現したかのような絵柄で温かみがあり、そしてどこか切なく懐かしさを感じるような音楽とともに表現されています。

主人公の天照大御神は、その姿を真っ白な毛色の狼で表現されており、「大神」と「狼」をかけているのだとか。
そんな天照大御神こと「アマ公」が鬼や妖怪などと対峙しながら人々を救っていき、やがて人々も改めて神様の存在を確かに感じ、最終的には手を合わせて祈ることで力を合わせて「この世の闇」と戦っていく、そんなお話です。


そんな大神のなかで、とりわけ好きな言葉がこちら。

「一つの道を 究めようとすれば 必ず 成功と失敗を 問われる。しかし、その道を歩む事にこそ掛け替えのない 価値が あるのだ。お前も自分の力を信じて ―― ただ只管(ひたすら)己の道を歩むがいい!」
「大神」より、オキクルミの台詞

「さァさァ 皆さんちょいとこいつを見てくんなァ!天の國からやって来たお天道サマの御尊神――大神 アマテラスさまの御尊容だィ!ついさっきまでお空でニコニコ笑ってたってェのに…どういうワケだかヘソを曲げちまって――お陰でこの世は真っ暗闇だァ…」
「これじゃ表で気持ち良く昼寝も出来ないし――稲穂だって萎れちまわァ。草や花は片っ端から枯れちまって洗濯物も乾かねェ。妖怪どもは大手を振ってそこら中を歩き回り、お祭り騒ぎと来たモンだィ」
「 そんな陰気な世の中は誰も望んじゃいないだろォ?…それならどうだィ、ここは一つみんなで力を合わせて――大神サマのご機嫌取りと行かねェか?」
「なァにチョイと天に向かって手を合わせ、心の中で感謝の気持ちを捧げるだけだィ…年がら年中神頼みってのも情けねェ。たまには神サマを労って、少しは苦労を肩代わりしてやろうじゃねェか。みんなの心が届いたら、お天道サマも機嫌を直して顔を出し、浮世をあまねく照らしてくれらァ!」
「だって大神アマテラスさまは、ポカポカ陽気がご身上のお調子者なんだからなァ!」
「大神」より、イッスンの台詞

闇が全てを覆うとも忘れてはならぬ
闇を祓う光明の暖かき温もりを
祈りは力なり。力は祈りなり
「大神」より、最終ボス戦のメッセージ


最後の戦いで流れる「太陽は昇る」という曲は、今でもなお自分を鼓舞するときに聞いています。
ゲーム「大神」を知らない人でも、聞いてみたら「なぜだか涙が流れた」と言われる方もいる様です。

日本人にとって遺伝子レベル?魂レベル?で響く何かがあるのかもしれません。
お暇なとき、興味がございましたら是非とも一度聞いてみて下さい!



世界を何度闇で覆われようとも都度、太陽は昇るのである。
何度でも。

(「大神」のどこかで見た台詞)

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