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ノンフィクション恋愛小説 夢と私①

前置き・説明

この小説は私自身に起こったことをそのまま書いたノンフィクションの小説となっています。
主人公はとある大学生の女の子。順風満帆に学生生活を進めるつもりが波乱万丈の生活を送ることになりー⁉︎
日々のストレスや疲労で発達障害が発覚し、大学を休学することになった私がさまざまな波を乗り越えさまざまな人と出会い成長していく恋愛物語。
何回か連載形式にしていくので気になる方はぜひ読んでいただけると幸いです!

本編


2021年4月、桜舞う季節私は大学に入学した。
高校時代クラスに馴染めずに3年間過ごした思い出がある。それ故に同級生のいない隣県にある辺鄙なFラン大学だ。
当時付き合っていた1つ上の先輩彼氏がその大学へ行っていたのがきっかけでその大学を知ることができた。
元々就職がしたくなく、心理学に少し興味があったので最終的にその大学に決めたのだ。
通学手段は福岡から隣町までの3、4回ほどのバスと電車の乗り継ぎ、片道約2時間ほどかかり、簡単に通えるものではなかった。

講義室に入ると見知らぬ人ばかりで、すでに何個かグループが出来上がっていた。
大学に入ると、もちろん友達はある程度増やさなければならない。
しかし、〝同級生の入学したての時期の友達作り〝だけは私にとってはなぜか抵抗があり難しかったのだ。
よく他人に理解されにくいが私はそんな悩みを抱えた人間だった。
多分小学校の頃や中学校のトラウマが関連しているのだろうが、そこは話すと長くなりそうなので伏せておくとしよう。

そんなこともあり、見事に孤立してしまった私ですが、そんな私にある日話しかけてくれる子が居ました。
彼女も訳あって高校を中退し、転校しておりクラスに馴染めなかった子で同じ講義を受けたりと話すだけで他は特に何もなかったのですが、1人より心強く感じた私にとってはとても印象に残る思い出となりました。

2年に入ると講義に選択制が増え、1人でも行動が目立ちにくくなった。
グループワークも増え、だんだんと話せる人も増えていきました。

そんなうまく行っている学生生活とは反対に、彼氏とはうまく行っていたのが、互いの両親から付き合うのを反対されるのをきっかけに雲行きが怪しくなっていった。

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