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脳に障害があるわたし

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わたしは脳が疲弊して、元の状態に戻らない障害を抱えながら生きている。 そんな自分でも考えられること。感じること。など
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2019年6月の記事一覧

ぼやぼや

わたしはあまり美術館に行く意味がよくわかってない。
街を歩けば、花や空が色彩を教えてくれるし、
なんだかわからないけどワクワクするお菓子のパッケージには形や配置のヒントを教えてれる。

そんな感じで過ごしてたから、自分で個展やった後に
緑の反対色が紫って初めて知る。

最近は、絵には詳しくないのが恥ずかしく、これからは積極的に展示を覗きたい。

わたしは、中学生で不登校になって以来、美術を習っ

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自分の感じたことから0.1ミリでも相手に合わせる時
なにを話すにもカッコわら(笑)が付いてしまう。
そんな「(笑)」に保険をかけて過ごしてる。

埃、汚れ、涙、欲など…
わたしは、これらをこの世の惨めのように捉えることもあれば、
溜まっていくものを美しいと賞賛する時もある。

中原中也

だいだい色の夕日が窓を抜けて、部屋に舞う埃を天の川のように照らす。

中原中也の詩は、そんな感じになる。

胸の中で曲線が重なって、そら豆みたいな器ができる。けっこうそれが胸に突っかかる感覚になる。
そこに、トロンとした液体がこぼれ落ちる。

中原中也の詩は、そんな感じになる。
#中原中也 #詩 #感覚 #エッセイ #コラム

統合失調症と太陽

統合失調症と太陽

わたしは統合失調症14年目にして、急激に回復傾向にある。

それは太陽が見えない一軒家から太陽が照らされるマンションへ引越した。

統合失調症患者には
太陽が沈む絵を描くとき、病状の悪化を示し。
太陽が昇る絵を描くとき、回復の傾向が見られる記事を読んだ。

クリニック関係者も統合失調症の病状に転機が訪れる時、太陽を描くことがあるらしいと、

その代表がエドワルド・ムンク

「叫び」の絵はまさに太陽

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