#14 【野菜も人も畑で育つ】を読んで
こんにちは
たろーです。
今回は、【野菜も人も畑で育つ】を紹介したいと思います。
読もうときっかけは「タイトル」がおもしろそうだから読みはじめました。
実際に、読むと冬でも仕事を得るためにチームで話し合う点であったり、他の方から漠然とした知識を誰でも理解できる知識に変換する点など色々と学べる点があるなと感じました!
以下、3点に関して書きたいと思います。
1. 暗黙知→形式知→集合知
2. 無理だと言われている市場にこそ何かが生まれる
3. 上下関係ではなく、チームとして仕事をする
1. 暗黙知 → 形式知→ 集合知
農業でどれくらいの水を与えるのかと隣の農家の方に聞くと、「だいたいこれくらい」と感覚で言われることがあり、これではチームに共有する際に正しく伝えることができない。
そのため、他のメンバーが理解できるように「暗黙知」を「形式知」に変えていく必要があります。
そして、チーム全員が理解していき「集合知」に変えていくのです。
これは、会社でも属人化してしまった技術などが多くあり、それらを他の方にも伝えるためにはドキュメントなどでしっかりと残していく必要ってありますよね。
2. 無理だと言われている市場にこそ何かが生まれる
オーガニックを始めたいと他の農家の方に相談すると、管理が難しいなどの理由から「無理だよ」と言われるよこともあったとのことです。
しかし、同業の80%が反対していることは誰も手に出さないが、手を出して成功すれば画期的な何かが生まれる可能性が埋まっているかもしれません。
3. 上下関係ではなく、チームとして仕事をする
上下関係がある際は、いいアイデアが生まれません。
課題がある際に、チームとして一緒に考えましょうという形で一緒に仕事を作って進めていくことで、解決する方法が生まれます!
この農家では、冬を過ごせるくらいの売り上げがなく冬には一旦休んでもらわないといけない環境でした。
しかし、チームとして話し合うことで、漬物の種類を増やしたり、スープを作ったりして年中働ける環境をつくることができました。