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英語が出来ない状況で行った米国での生活を乗り越えて、今は日本にいます。 いまだに英語を…

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英語が出来ない状況で行った米国での生活を乗り越えて、今は日本にいます。 いまだに英語を使う機会が多いのですが、正直自分の英語がなぜ通じているのかよくわかりません。 米国駐在時代を振り返って色々書いています。

最近の記事

少し経つと特別から日常に変わる

 知り合いの人から聞いたお話。 イタリア料理のシェフの人がこんな話をしていたそうです。 何故、ご飯と味噌汁は毎日食べられるか? それはとても簡単な理由で美味しすぎないからだそうです。 これ以上美味しすぎると飽きがきてしまい、これ以上美味しくなかったら人は違うものを食べるでしょうとのこと。 だから食べ続けられるそうです。 もちろん、毎日食べると言う習慣になっているからと言う理由もあります。 慣れているからというのも立派な理由です。 私はとてもお米が好きです。日本ではほ

    • 家のトラブル:洗濯機の故障

       最初のNJ州に住んでいた時の思い出です。 ある日から、洗濯機の脱水が途中で止まる事が増えてきました。 毎回では無かったですが10回に1回だったものが、 1週間に1回になり、2日に1回くらいになり。 そのアパートの洗濯機は大家さんのものだったので、 家賃を支払う際に大家さんに洗濯機の調子が悪いと連絡しました。 その大家さんの対応は、すこぶる良く 「了解!新しい洗濯機を買うよ。ちょっと待ってて」 と対応してくれました。 それから1週間後、大家さんから連絡が。 「新しい洗濯

      • 地元への愛着とスポーツ

         ご無沙汰しております。 気がついたら1ヶ月弱放置していました。 やはり4月という時期がバタバタしますね。 ところで「転勤しなさい」と言われると多くの日本の方は 家族みんなで行くか?単身赴任か?を考えますよね。 もちろん私もそうですし、そうでした。 「アメリカに転勤」と言われて悩むだけ悩んで家族で行きました。 その位、「会社に言われたから」という理由で引っ越しをします。 アメリカでこの状況になると話が変わります。 そもそも「ジョブ型」雇用と言われる雇用形式なので、職務が

        • 職場と家族の距離

           最近見た面白いニュースで、 子供が将来なりたい職業に「会社員」が上がってきたそうです。 理由は、「家で働いているお父さんの姿を見て、かっこいいと思ったから」だそうです。 この色々と難しい時に、なんか良いニュースを聞いたなぁと思いました。 もしも在宅勤務というきっかけが無かったら、子供から見たお父さん像は ・いつも疲れている。 ・土日は遅くまで寝ている。 ・酔って帰ってくる ・お母さんに怒られている などなど どちらかというと、良い印象を子供に持たれていなかったお父さんの

        少し経つと特別から日常に変わる

          仕事の後の飲み会がほぼ無い文化

           ご無沙汰しております。 改めて、期末期初は忙しくなるんだなぁと痛感する日々を過ごしておりました。 米国での駐在時代を振り返りながら色々と書いておりますが、 アメリカにおける飲み会について書いてみようと思います。 最初に結論を書きますが、日本のように頻繁に飲み会は行いません。 仕事の後に軽く1〜2杯軽くビールを飲んで帰るということですら、とても稀です。 理由はとても簡単で、 仕事が終わった後にも子供の送り迎えや家事、家族サービスや自分の勉強などまだやることがあるからで

          仕事の後の飲み会がほぼ無い文化

          当たり前のように就職してから勉強する文化

           最近は日本でも多くなって来ましたが、アメリカは転職しながら自分のキャリア形成を行います。その為、転職した人たちを送り出すイベントが頻繁に行われます 日本では転職する際は、お祝いする雰囲気はあまりない印象を受けますが、 アメリカでは「Good luck!!」などと言いながらセレモニー的なことをやることもあります。 そのくらい、転職する機会はありますし、 転職は、自分のキャリアを構築する一つの方法になります。 そして、自分のキャリアを形成していくもう一つの方法として、 仕

          当たり前のように就職してから勉強する文化

          チップという難関

           日本人がアメリカに旅行した時にどうして良いのか頭を悩ませられること。 英会話の次にあげられるのはレストランなどで払うチップではないでしょうか? そもそも日本の文化に無いものなので、基本的なルールがわかりません。 日本人がアメリカのレストランに行ってチップで困惑するポイントは、 「サービスに対してお金を支払う」という感覚です。 なぜなら日本ではそのサービスが全て無料だからです。 しかもアメリカのレストランで受けるサービスと言ったら、  メニューの説明をしてくれる(聞き取

          チップという難関

          諦めてから、自然と育まれる習慣。

           異なる文化で生活/仕事をするとき、日本にいた時のように行かないので まずは色々と諦めましょうと書いたのが前回です。 異なる文化で苦労している方は是非実践してみてください。  諦めるというマインドを培ったその次は一体何をするべきか? これは、勝手にできるようになるかもしれません。 もしも期待に応えるようなことをしてくれたら、徹底的に感謝することです。 日本で過ごしていた時のような生活のしやすさや丁寧なサービスは、 異文化の中ではやってもらえるはずは無いと諦められている状

          諦めてから、自然と育まれる習慣。

          異文化に入って最初にやることは諦めることです。

           気がついたら米国駐在から日本に戻ってきて10年くらい経ちます。 年月が経つのは早いものです。 この10年で幾度となく質問されたことがあります。 「アメリカで生活していくことで大事なことはなんですか?」 もちろん、英語は重要です。 生きていく最低限の英語力はつけておいたほうが楽です。 そして度胸も必要です。 自分で勇気を出して踏み出さないと何も状況を変えられません。 でも、それ以上に重要なことがあります。 それは「諦めることです」。 これを読んでいる人は日本に住んで

          異文化に入って最初にやることは諦めることです。

          失敗を笑い合おう。

           アメリカ駐在中に何回か、一緒に働く同僚10人くらいで出張すると言う企画がありました。 もちろん、こういう時は皆んなで昼食や夕飯を食べに行きます。 出張に行くメンバーは基本一緒に仕事をしている人達なので、話をすることに特にプレッシャーや戸惑いを感じることはありません。 しかし、年齢のレンジが広く、下は20代から上は50代後半という集まりでした。 夕飯を食べに行くと、もちろんお酒を飲みます。 お酒を飲み始めると趣味の話や家族の話など色々と盛り上がります。 駐在初期に、こ

          失敗を笑い合おう。

          英語のプレッシャーに負け続けた日々

           中学校から英語の勉強を始めて、高校、大学さらに会社に入ってからも勉強して 2箇所の英会話学校に行って・・・結構、英語の勉強をしていた割に アメリカ駐在してからは英語に悩まされました。 もちろん、他にもいろいろ英語を習得するためにやってみました。 聞き流すだけで、驚く英語が聞き取れる話せるようになる教材も試してみました。 アメリカ映画のセリフに続いて英語を発音したり。 口語表現のサンプル本を買ったり、 文法の分厚い本を購入して勉強してみたり。 これらで勉強して効果がある

          英語のプレッシャーに負け続けた日々

          アメリカで一緒に働いていた人の多くが長時間働いていた事実

           よく聞かれるんです。 「アメリカ人ってあまり働かないの?」と。 私はいつもこう答えます。 「日本人と一緒で働く人は無茶苦茶働いているよ」と。 本当にそうなんです。 では何故、アメリカ人が働いていないイメージがあるか? とても簡単です。 みんな、定時に来て、定時に帰るからです。 (とは言え、定時がある会社とない会社もあります) 正直、何がきっかけなのかわかりませんが、アメリカ人って 「残業してくれないか?」という要請に対して 「ごめんなさい。家族の誕生日なので帰らない

          アメリカで一緒に働いていた人の多くが長時間働いていた事実

          どこまでも車移動可能なアメリカ

           何km車移動すると聞くと「長い車移動だな」と感じますか? 渡米前の私は「100km」くらいからそう感じていました。 高速道路を時速80kmで1時間強運転する距離ですね。 皆さんもご存知の通り、アメリカと日本で使用される単位は違います。 距離は「1 mile = 約1.6 km」です。 高速道路の制限速度が大体時速60−70mileだったので kmで換算すると時速100–120kmくらいですね。 最近、日本の高速道路でも制限速度100kmくらいのところも増えて来たので、ちょ

          どこまでも車移動可能なアメリカ

          道は広いがボコボコのアメリカ

          車社会のアメリカは都市のど真ん中に行かない限り、道がとても広いです。 片側3車線、4車線は当たり前です。 広さは良いのですが、片側4車線の端から端に移動して1車線しかない所に合流しないといけない場所があったり、とんでも無い設計になっていたりします。 このおかげで慢性的にとんでもない渋滞になっている場所も多く有ります。 しかも標識の大きさ、設置場所が限りなく優しさが無く、標識が出たと同時に曲がらないといけない所があったり慣れないと本当に運転に気が抜けません。 さらに、周り

          道は広いがボコボコのアメリカ

          英会話力を飛躍的に上げる方法

           他人の為に英語を聞き、話す。 つまり、通訳のような形で動くことで飛躍的に英会話力が上がります。 そもそも英語が話せない、聞けないで困っているのに何を書いてるんだと思う方が多いと思いますが、私の経験を書きます。 私がアメリカで駐在を始めて半年くらい過ぎた頃、日本の上長から 「今度、アメリカのお客さんのところで大事なデモやるから4人そっちに出張させるね。お客さんとの事前調整と出張中のメンバーのケアをよろしくね。」 との連絡が来ました。 この頃の私は英語で挫折続きで自信喪失

          英会話力を飛躍的に上げる方法

          海外生活で心が折れる時

           駐在前に多くの駐在の諸先輩からこのようなことを言われました。 「駐在して3ヶ月くらいにね、正体不明の高熱をみんな出すんだよ。 気をつけてね。まぁ、緊張で気が張っていた状態から気が抜けるんだろうね。」 そんな助言を心に留めて、2008年から開始した私。 幸か不幸か高熱は出ませんでした。 しかし、諸先輩方が言っていたアメリカで海外駐在を初めて3ヶ月後くらいに、 とてつもなく落ち込んだ数日がありました。 この頃は、家探し・引越しも終わり生活の立ち上げは概ね完了。 これから仕事

          海外生活で心が折れる時