記事一覧

真夏のお墓参りは気をつけて!

毎年同じようなことを言っているように思いますが、今年の夏は暑いですね。 なんと7月末には東京で42℃になるとの予測も出るほどの酷暑が今年はやってきます。 お墓参りは…

徳禅庵
1年前
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継ぐ?継がない? 50代のお墓の悩みに直撃

若いあいだはあまり気にしないのですが、50代になってそろそろ気になるのがお墓問題。 日本は“家”単位でお墓になりますが、これが現代の生活とのズレを生じさせている…

徳禅庵
1年前
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お墓参りはなぜ必要なの?

どの宗教に帰依しているかに関係なく、全ての人間が生きているのは偶然ではありません。 自分が生まれてくるためにはご両親が必要ですし、その前には祖父母、さらにその前…

徳禅庵
1年前
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快適なお墓とは? お墓は誰のため?

先日、友人が撮影する映画の現場視察のために香川県に行ってきました。 高松空港から車で15分ほどの便利なところですが、眼前には田園風景。 植えたばかりといっていた稲も…

徳禅庵
1年前
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遺産相続と遺言

遺産を誰に相続するのか、ということで遺言を書く人が増えてきているというのはご存じですか? 遺言書を正しい形で作成しておけば、誰にどんな割合で遺産を渡すのか、とい…

徳禅庵
1年前
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ついにきた。究極の自然葬

死んだら土に返る。という言い方をよくしますが、まさにそれ。 アメリカで発表されたコンポスト葬という新しいサービスは、究極の自然葬で、30日かけてご遺体を堆肥にする…

徳禅庵
2年前
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ゴールデンウィークとお墓参り

みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか? コロナ禍で2年間、殆ど動けませんでしたが、今年はある程度状況が落ち着き、外出された方も多かったのでは?…

徳禅庵
2年前
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エイジテック、シニア用AI、メタバース墓。進化するアメリカの終活

日本でも終活という言葉がメディアに取り上げられるようになってきていますが、一歩先行くアメリカの終活がなかなかすごい進化をしていますので、紹介をしていきたいと思い…

徳禅庵
2年前
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宇宙葬って何? その方法と費用は?

今までは一般的なお墓の形が殆どでしたが、自然葬というジャンルが増えているのはご存じでしょうか? 海洋散骨、樹木葬などは聞いたことがあるかとおもいますが、宇宙葬っ…

徳禅庵
2年前
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各地の変わったお墓参り

故人を偲んでお墓参りに行くというのは日本全国どこでも同じ。 でも、その風習は地域の特色があります。 え?そんなことをするの?という風習も含め、それぞれの地域の人…

徳禅庵
2年前
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お墓とカエル

私の実家から車で1時間ほどかけた場所に、父と祖母が眠るお墓があります。 見た目は何の変哲も無い、普通のお墓。 お寺の境内にあるお墓で、森に囲まれているわけでも田ん…

徳禅庵
2年前
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お墓参りの作法、必要なもの。ご存じですか?

お墓参り、全然行ってなかったなぁ。 久しぶりに行ってみるか。でも何を持っていくんだっけ? どうしたらいいんだっけ? と考えて、行くのが面倒になってしまったりしてい…

徳禅庵
2年前
4

春と言えばお引っ越し。お墓のこと、忘れてませんか?

寒いピークを過ぎて春がすぐそこまで迫ってきていますね。 春と言えば別れと出会いの季節。 そう、生活環境が変わり、引っ越しが多くなる季節ですね。 引っ越し代も恐ろし…

徳禅庵
2年前
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故人といつも一緒。 ダイヤモンドに加工?

大切な故人といつまでも一緒にいたい。 行きたかった場所に連れて行ってあげたいと、と思っている方も多いのではないでしょうか? 漫画家・みっぽんぽんさん(@MitsuPongPo…

徳禅庵
2年前
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樹木葬ってどんな形?

樹木葬という言葉を聞く機会がここ数年、増えているように思います。 樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を用いたり、納骨場所の周りに草花が植えられたお墓のこと。 ガーデ…

徳禅庵
2年前
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墓じまいが怖い?

引っ越しでお墓が遠くなってしまった場合、墓じまいを検討される方が多いかと思います。 墓じまいって、いろいろトラブルがあると聞いて怖い、、、 そんな風に感じている…

徳禅庵
2年前
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真夏のお墓参りは気をつけて!

真夏のお墓参りは気をつけて!

毎年同じようなことを言っているように思いますが、今年の夏は暑いですね。
なんと7月末には東京で42℃になるとの予測も出るほどの酷暑が今年はやってきます。
お墓参りは夜に行くわけにもいきませんので、猛烈な暑さの中で向かうことになります。

熱射病、日射病などはもちろん、脱水症状もおそろしい症状となりますが、一番怖いのは倒れた時に対処ができないという問題。
一人でお墓参りに行った場合、もしこれらの症状

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継ぐ?継がない? 50代のお墓の悩みに直撃

継ぐ?継がない? 50代のお墓の悩みに直撃

若いあいだはあまり気にしないのですが、50代になってそろそろ気になるのがお墓問題。
日本は“家”単位でお墓になりますが、これが現代の生活とのズレを生じさせている原因なのかもしれません。

インターネット上で公開されている調査結果をみると83%の方が“自分が入ることができるお墓がある”と答えています。
お墓があるが、入りたいかは別問題。
特に結婚した奥さんの意見が大きく揺れているようです。

・義父

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お墓参りはなぜ必要なの?

お墓参りはなぜ必要なの?

どの宗教に帰依しているかに関係なく、全ての人間が生きているのは偶然ではありません。
自分が生まれてくるためにはご両親が必要ですし、その前には祖父母、さらにその前、その前と辿っていけば先祖がいたからこそ、私たちは存在しているのです。

自分が今生きている、存在しているということは、先祖から脈々と人としての営みが続いてきているのです。
先祖から自分までつながっている絆があって現在がある、それを自覚する

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快適なお墓とは? お墓は誰のため?

快適なお墓とは? お墓は誰のため?

先日、友人が撮影する映画の現場視察のために香川県に行ってきました。
高松空港から車で15分ほどの便利なところですが、眼前には田園風景。
植えたばかりといっていた稲も順調に生長し、青々と生い茂っています。
そんな美しい自然の中にある友人家族のお墓。
小高い丘の上にあり、田園風景、大きな池、そして遠くの山が望める環境は快適そのもの。
お墓の前でピクニックをしてもいいのでは?と思うくらいの爽快感がそこに

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遺産相続と遺言

遺産相続と遺言

遺産を誰に相続するのか、ということで遺言を書く人が増えてきているというのはご存じですか?
遺言書を正しい形で作成しておけば、誰にどんな割合で遺産を渡すのか、ということを生前に決めておくことができます。

配偶者への相続という場合は余り揉めることはないそうですが、お子さんへの相続は揉めるケースが多いようです。
自分たちの世話をしてくれた子にしっかりと残す、ご自身の事業をしっかりと引き継いで頑張ってい

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ついにきた。究極の自然葬

ついにきた。究極の自然葬

死んだら土に返る。という言い方をよくしますが、まさにそれ。
アメリカで発表されたコンポスト葬という新しいサービスは、究極の自然葬で、30日かけてご遺体を堆肥にするそうです。

自然葬では海洋散骨、樹木葬、さらには宇宙葬までご紹介してきましたが、これはあくまでもご遺骨の話。
コンポスト葬で土に還れば、そこから植物が育ち、まさに地球と一体化ができるかもしれません。

このコンポスト葬、どんなことをする

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ゴールデンウィークとお墓参り

ゴールデンウィークとお墓参り

みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
コロナ禍で2年間、殆ど動けませんでしたが、今年はある程度状況が落ち着き、外出された方も多かったのでは?と思います。

私は仕事で東京→横浜→名古屋→香川→三重→東京と、かなりな距離を車で移動しました。
想像していた以上に渋滞が発生し、三重県の津市から東京まで、9時間ほどかかり、まだ腰もお尻も痛い状態です。

この時期に実家に戻ってお墓参り

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エイジテック、シニア用AI、メタバース墓。進化するアメリカの終活

エイジテック、シニア用AI、メタバース墓。進化するアメリカの終活

日本でも終活という言葉がメディアに取り上げられるようになってきていますが、一歩先行くアメリカの終活がなかなかすごい進化をしていますので、紹介をしていきたいと思います。
キーワードは、エイジテック、シニア用AI、メタバース墓、です。

まず最初にエイジテック。
アメリカでは高齢者のIT普及率が高くなっており、19年の調査では70歳以上のスマートフォン保有率がなんと60%超え。
そんなシニア達向けのテ

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宇宙葬って何? その方法と費用は?

宇宙葬って何? その方法と費用は?

今までは一般的なお墓の形が殆どでしたが、自然葬というジャンルが増えているのはご存じでしょうか?
海洋散骨、樹木葬などは聞いたことがあるかとおもいますが、宇宙葬ってご存じですか?

故人の遺骨や遺灰を専用カプセルに入れて宇宙に打ち上げる散骨スタイルで、1997年にアメリカで始まりました。
すでに参加している人は300人以上で、現在も増え続けています。

でもこれも種類があるのです。

面白いのがこち

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各地の変わったお墓参り

各地の変わったお墓参り

故人を偲んでお墓参りに行くというのは日本全国どこでも同じ。
でも、その風習は地域の特色があります。

え?そんなことをするの?という風習も含め、それぞれの地域の人がどのように故人を偲ぶのか、みていきたいと思います。

墓前でお弁当を食べる? (沖縄)
沖縄ではお供え物に重箱料理を持っていくそうです。
そして墓前で親族一同が揃ってこの料理を食べるのだとか。
お墓でピクニックみたいな感じでしょうか? 

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お墓とカエル

お墓とカエル

私の実家から車で1時間ほどかけた場所に、父と祖母が眠るお墓があります。
見た目は何の変哲も無い、普通のお墓。
お寺の境内にあるお墓で、森に囲まれているわけでも田んぼが近くにあるというわけでもありません。
そんなお墓ですが、春になると楽しみがあるのです。

お墓に小さなカエルが現れるのです。

カエルに詳しいわけではないので種類はわからないのですが、そんなに大きくなく、アマガエルのようなサイズ。色は

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お墓参りの作法、必要なもの。ご存じですか?

お墓参りの作法、必要なもの。ご存じですか?

お墓参り、全然行ってなかったなぁ。
久しぶりに行ってみるか。でも何を持っていくんだっけ? どうしたらいいんだっけ?
と考えて、行くのが面倒になってしまったりしていませんか?

故人を思い浮かべながら語りかけたりできる、絆の意味を再確認できるという意味ではお墓はとても大切な場所。
あまり儀式的な堅苦しいことを考えずに気軽にお墓参りをしていただければいいのではないでしょうか。

とはいえ、一般的にはど

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春と言えばお引っ越し。お墓のこと、忘れてませんか?

春と言えばお引っ越し。お墓のこと、忘れてませんか?

寒いピークを過ぎて春がすぐそこまで迫ってきていますね。
春と言えば別れと出会いの季節。
そう、生活環境が変わり、引っ越しが多くなる季節ですね。

引っ越し代も恐ろしい金額になる季節ですから、そちらにばかり目がいってしまい、忘れていませんか?

大切な人たちが眠るお墓のことを。

自宅に仏壇があるからと言ってもやっぱりお墓は定期的に行きたいもの。
人々の生活の変化で生まれ育った場所で先祖代々生活を続

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故人といつも一緒。 ダイヤモンドに加工?

故人といつも一緒。 ダイヤモンドに加工?

大切な故人といつまでも一緒にいたい。
行きたかった場所に連れて行ってあげたいと、と思っている方も多いのではないでしょうか?

漫画家・みっぽんぽんさん(@MitsuPongPong)のTwitterでの投稿がそんな方達の注目を集めています。

  うちに来るのを楽しみにしているよ!綺麗じゃん、父!

というコメント共に光輝くダイヤモンドの写真。

2021年5月に亡くなられた父親の遺骨で作ったダイ

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樹木葬ってどんな形?

樹木葬ってどんな形?

樹木葬という言葉を聞く機会がここ数年、増えているように思います。
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を用いたり、納骨場所の周りに草花が植えられたお墓のこと。

ガーデニング風、日本庭園風、里山の中などいろいろなタイプがありますが、大きな特徴はお子様の世代に引き継ぐひつようがない永代供養の型式を取っているところが多いというものです。

緑に囲まれ明るい雰囲気があるということと、宗教不問としているところが

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墓じまいが怖い?

墓じまいが怖い?

引っ越しでお墓が遠くなってしまった場合、墓じまいを検討される方が多いかと思います。

墓じまいって、いろいろトラブルがあると聞いて怖い、、、

そんな風に感じている人も少なからずいらっしゃるかと思います。

今日はそんな墓じまいのトラブルとしてどんなことが考えられるのか、またそれを解決するためにはどうしたらよいのかを見ていきましょう。

寺院とのトラブル

墓じまいでの寺院とのトラブルは離檀を巡っ

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