「小説家のための!エッセイの書き方」を読んで
エッセイを書いて、物書きとしてやっていくぞ!
という大それた野望のためではなく、そもそもエッセイとはどんなものかを知りたくて読んでみました。
特にこうしなければいけないといった決まりもなく、自分が伝えたいことを素直に書いて、相手に伝えることを目的としたものがエッセイ。
いわばブログだなと感じました。
エッセイを知ることで、noteなどを書くときにも役立ち、エッセイを読むときにも筆者の書いた目的を探すアンテナを立てられる。
興味深い一冊でした!
○エッセイとは何?
・自分の気持ちを素直に表現したもの
飾らない自分の気持ちをそのまま書いて、読者に共感してもらう。
これこそエッセイ!
・何者にも縛られない自由さ
エッセイには決まった形式がないので、何者にも縛られない文章が魅力。
自分の気持ちをストレートに表現し、読者に気づき・癒しを与えることがエッセイの目的。
○書くポイント
・ぶれない軸を持つ
書き手がぶれない軸を持って、書くことを心の底から楽しんでいるか見せられるかが大切。
読まれるエッセイは、筆者のメッセージ、書くスタイルが一貫しているのが重要だと思った。
・読者の背中を押す
有益な情報よりも、次の一歩を踏み出す勇気を読む人に与える。
今この瞬間だと背中を押す。
自分の思いが相手に伝わる熱量を込められるか…
○エッセイストになるためには
エッセイを書いて生計を立てたい!
実践方法が、
・読者のターゲット層決め
・ブログでの発信
・記事がある程度書けてきたらKindleで電子書籍出版
・売上をインデックス投資などへ
大変な道のりのように感じるが、自分の力で実現可能な雰囲気もある。
自分次第で人生を変えられる。
そんな時代になってますね…
○まとめると
自分が伝えたいことを、ストレートに表現できるものがエッセイ。
有益な情報よりも、読者の悩みを解決したり、新しいことに挑戦する背中を押したりすることが求められる書物。
ちなみに、似ている随筆は、取材リポート・旅行記などをドキュメンタリー形式でまとめたもの。
僕の好きな「インドなんて二度と行くか!ボケ!!……でもまた行きたいかも」。
これは随筆か…
文章や本の特性を知ることで、読むときも著者のメッセージを感じとりやすくなるし、書くときも文章を工夫できる。
KindleUnlimitedで読みましたが、内容も短くまとめられいて読みやすい本でした。
自分の本の読み方、文章の書き方を考え直せるきっかけとなる一冊でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
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