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【200記事到達】振り返りと思い出の温泉記事10選

※備忘録です

 先日、湯治日記の連投中に通知が来て気付きました。
初投稿から1年と3か月、200記事に到達したようです。100日連続投稿を実施した際、「もう無理」と頓挫し、それからはペースを落として続けていました。

 1ヵ月以上休筆した時期もありましたが、暫く振りの投稿でも記事へのアクセス数は変わらず、毎日投稿には拘りはなくなりました。

PV数における所感

 あまり気にしないようにしていますが、やはり定期的にダッシュボードは覗きに行きます。この1年くらいはどの記事も概ねPV数は1,000~2,000の間なのですが、何故か3万に迫る記事が1本。「今日の注目記事」に選出され、1万を超えた記事が2本あります。最初はバグが起きたのかと思いました。

 何れも「○○10選」の様なまとめ記事で、私にとっては反故のような作品です。クリエイティビティが低く、何故評価をされたのか正直分かりません。
 世の中的には紹介記事などの方が迎合されるのでしょうか。そもそも私の記事は全て連載なので、あまりブログ向きではないのかも知れません。

ありがたいコメントとリアルな出会い

 毎回コメントを下さる方には本当に感謝しております。
温泉好きの方だけではなく、畑違いの趣味の方、私と同様に持病と格闘されている方のコメントはやはり嬉しいものです。最近はnoteのコメント上ではなく、twitterのDMなども多いです。

 嗜癖に近いレベルの温泉記事。狭い業界なのか、最近は逗留先で出会った方からも「いつも見ています」と言われることがあります。汗顔の至りですが、やはりこれも嬉しいものです。

思い出の記事10選

 予想外のPV数を叩き出す駄作もあれば、思い入れのある記事が低評価のことも多々あります。スキに関しても多くのクリエイターさんが触れていますが、最近制限のために減っています。
 
 小田原評定をしても埒が明かないので、とにかく気にせず書きたいことを書くというスタンスで続けたいものです。
 

 あまり振り返る機会もなかったので、今回は単純に過去記事のタイトルを一顧し、思い出に残っている記事を10件紹介します。ゆるい記事です。
投稿日が古い順に並べています。



1.難病営業マンの温泉治療①【長野県沓掛温泉】

 一番最初に投稿したのがこの記事です。初週のPV数は150程度でしたが、先ほど確認したら1,000を超えていました。舞台の「叶屋旅館」の館主は難病を克服された方で現在も親交があり、定期的に訪れています。

 最初の記事なので印象深いです。非常にリピーターの多い宿です。

2.夏の湯治⑪【私のベスト温泉 新潟 駒の湯山荘】

 この宿を発った翌日に投稿したのですが、何とその直前に宿の大女将がnoteでブログをやっていたことを知ります。絶対に見られると思い、緊張の一筆となりました。

 電波が入らない宿、大自然の中の露天風呂。夏はアブや台風の動向を探りながら投宿しなければなりません。33度の温湯、天候などの条件が揃った時の浴感は本当に素晴らしいです。

3.夏の湯治⑭【群馬 大塚温泉 (前編)】

 群馬県大塚温泉「金井旅館」に4日間の湯治をした際の記録です。
こちらの源泉は34度で、夏場の湯治には最適です。公式サイトなどがなく、料金も分からぬまま入りましたが、1泊3食(連泊)付きで6千円を割りました。

 朝同浴だった方と昼も一緒になり、昼入っていた人が夕方も入っています。ここに滞在すると「○○さんは10時間入る」など、超人伝説をしばしば耳にします。

4.八月の湯治⑧ 最終回【涙のラストダイブ、さらば三英荘】

 こちらも夏になると思い出す宿です。山梨県増富ラジウム温泉「三英荘」滞在記です。日本一とも言われる高濃度のラジウム泉、泉温は21度と強烈です。80を超える女将さんと二人、1週間の共同生活のようでした。

 滞在中、災害級の大雨が襲い避難勧告が出されたために、無念の退陣を余儀なくされます。女将さんとお別れするのが辛く、最後涙を流しながら湯に浸かりました。

5.同僚と、湯治に行く④【元湯に響くBGM】

 アトピー性皮膚炎を患う会社の同僚から「湯治に連れていって下さい」と懇願され実施した2人旅。浸かるのは磐梯熱海「湯元元湯」。近くのゲストハウスに1週間滞在し、共同浴場に毎日入るというスタイルでした。

 毎日浴場で一緒になる地元の方とも親しみが出てきます。ほのぼの記事です。

6.湯治場で、年を越す⑬<最終話>【高東を発つ日、また逢う日まで】

 最も記事に登場させている鳴子の川渡温泉「高東旅館」滞在記です。
定期的に1週間単位で滞在をするのですが、前回多数の読者さんとここでお会いしました。

 「湯治場は生活する場所。だから清潔で、安くなければならない」と話してくれた館主。私にとって最高の湯治場であり、仕事場でもあるこの宿。また次の予約を入れています。

7.早春、南伊豆逗留記④【自炊生活~わさびを食べ尽くす】

 湯治とご当地グルメは水魚の交わりの様なところがあり、東京では高価で手が出ない食材を女将さんルートでゲット出来たりします。
 
 滞在していたのは南伊豆。日本一の生わさび産地です。毎食持参していた鮫肌でガリガリ、涙を流しながらわさび丼を食べます。お宿の方が育てた米と鰹節問屋から仕入れた節も美味で、一食60円台のご飯に満たされていました。

8.春の東北湯治⑥【必然の再開 湯治仲間が来た】

 noteを始めたことで、湯治をする仲間と繋がれたのも予想外の出来事でした。リウマチの持病を抱える方と現地で親しくなり、今でも贔屓の宿で付かず離れず滞在することがあります。

 二馬力になると食事の面ではお互い好都合です。地鶏肉を買って半分に分け、私は親子丼を作りお相手さんはチキンカレーを作ったり。湧水を汲みに行くときやラーメンを食べる時も車一台です。

9.春の東北湯治⑮【大間のバスラーメン】

 本最北端を目指した旅。大間崎で食べたのはオンボロのバスでラーメンでした。東京の激戦区の方が美味しいのかも知れませんが、感動と相まって強烈に印象に残ります。

 ママさんと二人で90分、帰路は何故か泣きそうになります。感動を表現する語彙力がなく、記事は淡泊です。

10.猛暑の新潟湯治①【理想の女将さん像~五十沢温泉】

 湯治の際はやはり素泊り4千円台に抑えたいところ。少々古くて、哀愁のある木造2階建。適度な距離間の女将さんがいる宿は私の記事の主役とも言えます。その筆頭の様な宿が五十沢ゆもとかん(旧館)です。

 最近記事を書くのが面倒で、リリースするつもりはありませんでした。
ですが全行程を通じて予想以上に良い湯治となったため、筆を執ることにした次第です。全6話、良い連載だったと思います。


 
 以上、まとめ記事でした。
300投稿を迎えるのはかなり困難と思われます。体調的に湯巡りがキツくなり、シーズンごとの常宿が絞られてきているからです。

 何か良い記事が書けそうな時に、また筆を執りたいと思います。改めまして、フォロワーの皆さんいつもありがとうございます。

                           令和4年7月 記

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