逆噴射小説大賞攻略本
大だい丈じょう夫ぶ!?
とう腐の攻略本だよ!?
よく来たな。
このnoteでは巷で話題の「逆噴射小説大賞」の攻略法をハック…つまり逆噴射ハック…って奴をお前に教えてやろう。という寸法だ。
つまり、お前があのCORONAかドリトスをゲット出来るという夢のようなライフハックだ。
覚悟は良いか?
逆噴射小説大賞 #とは ?
「続き」が気になるパルプ小説の冒頭部400字だけを書き、投稿する世界三大小説奇祭と呼ばれています(※筆者脳内コンピュータ調べ)。プロ・アマ入り乱れCORONAを奪い合う…血を血で洗う…祭りに参加した(※参加中) #イベントレポ でもあります。 #秋にやりたいこと が見つからない貴方もこのフィエスタ(祭り)に参加してみませんか?
★★★
【どうやればCORONA、もしくはドリトスを入手出来るの?】
●超レアアイテムのCORONAは、ダイハードテイルズひみつアジト内に登場する逆噴射聡一郎が装備している。
●ドリトスシリーズの菓子も、ここでしか見れない。
いずれも賞を取れる確率は0パーセントと表示されるが、この小説大賞では小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で取れる。
気が遠くなるほど低い確率だがゼロではない。
知っていると思うがCORONAやドリトスは何もしないでいても空から降ってくる、という事は絶対に無い。小数点以下の確率よりも無い。
ではどうするのか?答えは至って簡単だ。
【400字以内のパルプ小説の冒頭部分を描いて #逆噴射プラクティス で投稿する】
これしかない。
「でも小説…ましてやパルプなんて僕書いたことないし…」
とお前は思い込み、CORONAかドリトスの味に思いを馳せていたあの頃の情熱をいつしか失い、入り浸ったサルーンのベイブとやがて結ばれ、年老いて孫たちに看取られながら……死ぬ……。
そうさせない為のノウハウを俺は教える事が出来る。
何故?それは俺が全く小説などを書かない人間だからだ!
※10月17日時点で9作投稿しているが、私は普段から小説を一切書いたことのない人間だ。マジで。だが【閲覧数】と【いいね】に妙な自信を得て、この記事を書いているので実際信頼度は高い。
★★★
【どうすればパルプ小説を書けるか?】
言ってしまえば身も蓋も無いが「逆噴射聡一郎先生の講座を読め!」が最適解だ。だがCORONAとドリトスに心を奪われ、それを読む時間さえ惜しいといういやしんぼのお前にライフハックを授けてやる。
●お前は書き手としてどのタイプか?考える
ファンタジーで考えてみろ。
パルフ・クエストでもパルプ・ファンタジーでもいい。
お前はその世界でどういう立ち位置か想像してみろ。いいか?
▶戦士、魔法使いだった。
こういう奴は大体主役を張れる役だ。自意識も高いしおそらく書く力はあるが楽してCORONAが飲みたいと怠けてるだけだ。
お前らは回れ右して実力で書け。
書ける癖にこんな嘘くさいライフハックを真に受けるんじゃない。書け!
▶僧侶、盗賊、その他、だった。
おそらく自らのスキルの活かし方を分かってないだけだ。こっちを選んだ奴にこそ、このライフハックはふさわしい。
次に進め。
★★★
【まず何を用意するべきか?】
スキルは有るが活かし方を分からない奴はまずカタチから入るべきだ。
その為にはまず道具だ。
これを用意しないとお前はとりあえず書いた小説の字数を
「1、2、3、4、5…」
と数えるうちに眠くなり、気が付けば締め切り日は過ぎ、CORONAを知ることなく……老いて……死ぬ。
そうならない為にも「字数カウンター付きメモ・アプリ」をそのスマッホに入れなければならない。
「どれがいいの?」お前は聞くだろう。どれでもいい。
広告が頻繁に出ないモノを選ぶのがベストだ。
●なぜ字数カウンター付きアプリか?何処でも思いついたら書けるからだ。
特に今回は冒頭部分400字を書ければ良いのでそんなメモアプリで十分だ。
★★★
【どう書けばいいのか?どう書き始めればいいのか?】
言ってしまえば身も蓋も無いが「逆噴射聡一郎先生の講座を読め!」が最適解だ。だがCORONAとドリトスに心を奪われ、それを読む時間さえ惜しいといういやしんぼのお前にライフハックを授けてやる。
●まず冒頭部分にインパクトのある出だし…描写・台詞…を書く。
●次にインパクトのある〆の部分を書く。
●最後に中身を書く。
●インパクトのあるタイトルを決める(当然冒頭部より先でも良い)。
「インパクトってそんなふわっとした事言われても…」
お前はそう思うだろう。
冒頭部分、ここは店でいう看板だ、同人誌即売会でいうサークルカットだ、映画でいう予告編だ、とにかく驚かせろ!笑わせろ!頭に?マークをつけさせろ!
読者が回れ右してしまっては意味がない!
読んでるやつの頭を何かでぶん殴ってでも引きずり込むんだ!
※俺がこの逆噴射小説大賞のMEXICOで出会ったヤツらは“フランス語”“こん棒”“力士”“天の岩戸”“エルフ”等でヘッドショットを狙ってくる異能者たちばかりだった。何か一発でいい。お前の“武器”でぶん殴れ!ヘッドショットを決めろ!
だが、これも覚えておいて欲しい。
本当に力のあるヤツの文章は違う。
そういうヤツは一見徒手空拳に見えるが、気が付くと物語に引き込まれる。
流行りの言葉でいうと“固有結界“だ。
流行りじゃない言葉でいうと“バンパイアハンターD「D北海魔行」の国王(キング)エグベルトの能力「王国」“だ。
要するにインパクトのあるぶん殴りを噛まさなくても、読んでるうちにその物語世界“空間”に引き込まれるって事だ。
だがお前はCORONAかドリトスに惹かれた亡者だ!
技巧のある文章は書いてからまた考えればいい。
奴らは普段から“書いてる“言わばパルプグラップラーだ、地力で敵う相手では無いのは当たり前だ。
★★★
【400字で収まらない?どう書けばいいの?】
言ってしまえば身も蓋も無いが「逆噴射聡一郎先生の講座を読め!」が最適解だ。だがCORONAとドリトスに心を奪われ、それを読む時間さえ惜しいといういやしんぼのお前にライフハックを授けてやる。
●圧縮
●解像度を下げる
頭と尻尾が決まれば中身を詰めるだけだ。簡単だろ?
だが大体ここで字数オーバーが起こるはずだ。
何故?無駄な言葉が多すぎるからだ!
お前は400字勝負の場で
●長々と長編小説の冒頭部分を語っていないか?
●その単語はもっと短い表現に置き換えれないか?
●キャラクターの容姿を読者に委ねる勇気を忘れてはいないか?
●エルフならハイエルフなのかダークエルフなのか巨乳なのか貧乳なのか、もしかしたら髭もじゃ褐色ドワーフっ娘も有りかも…という可能性を忘れていないか?
そういう事を念頭に削れそうなところを削るだけだ。
素晴らしい設定は【続く】の後で語ればいい。
どんどん削れ。補足したい事は【続く】の後ですればいい。
今はスリム化だけ考えるんだ。
★★★
【そもそもネタが思い浮かばない。ネタが被るのが怖い】
言ってしまえば身も蓋も無いが「逆噴射聡一郎先生の講座を読め!」が最適解だ。だがCORONAとドリトスに心を奪われ、それを読む時間さえ惜しいといういやしんぼのお前にライフハックを授けてやる。
●ネタ被りを恐れるな
他の店じゃ牛肉を焼く料理を出してる…ボクが牛肉を使ったら…しかも焼いたら…あの店のパクリだ!と囲まれてボーで叩かれるんじゃ…。
同じ牛肉でも焼く、煮る、生と食べ方は色々だ。調理方法が同じでもステーキかもしれないし焼肉かもしれない。同じステーキだとしても他がBBQソースならお前は和風で攻めてみればいい。
そこにネタの活路がある。
その為にも今までの投稿作で自分が書いてみたい作品に近いモノを読んでみるのも手だ。タグが付いてるなら尚更だ。 #エルフの若奥様 でお前の書きたい作品に近い素材を調理した作品が見つかるだろう。
※エルフや相撲程度のネタ被りを気にしていても仕方がありません。
いっその事、投稿作品を読み返して
「ボクなら…ボクがエルフを一番理解しているんだーッ!僕は許さない!許さんぞーッ!」(※やり過ぎです)
って気持ちを作品に生かしてみてはいかがでしょうか?
それでもネタが無いというなら私がフリーミアムな、(おそらく私しか使用していなさそうな)ネタを授けましょう。
・ #髭モジャ褐色ドワーフっ娘
・ #さつま揚げ
・ #ミッキー
・ #パルカツ
どうです?何か思い浮かびましたか?浮かびませんね?
次に進みましょう。
★★★
【それでも、どうしてもCORONAかドリトスが欲しい!】
ここまで言ってもまだ書かないような腰抜けなら、身も蓋も無いが酒屋かスーパーに行って買え!が最適解だ。
「えっ!?CORONAとは伝説のアムリタの様な甘露では…?」
残念ながら違う。
CORONAは世界で一番飲まれてるリゾートビール(らしい)だし、ドリトスはトウモロコシを主原料としたスナック菓子だ。
「…じゃあ何の為にボクはこんなクソ記事を…何がライフ…逆噴射ハックだ!時間を…失われた時間を返して!」
ならばその悔しさをパルプにしたためてみないか?
そして読ませて欲しい。
ここまで読んだお前なら気付いているはずだ…その力は既にお前に宿っている!
少年が手を翳すとサボテンはマリアッチに、カボチャは気高きエルフの王の住まう宮殿に、ハダカデバネズミは髭モジャ褐色ドワーフっ娘に、変わったではありませんか!
「分かった!ボク書くよ!そしてパルプの一番星になるっ!」
よく言った!
そんなキミにおススメの記事がこれだ!(欺瞞!抜け目ないセルフプロデュースだ!)
「ありがとう!なんかコレ見て変な自信が湧いてきたよ!パルプは自由!くるくるきゃわわ♪なんだね」
少年は何処までも何処までも夕日の中、パルプの荒野を駆けていきました。
その背中はCORONAとドリトスに欲目を出していた頃に比べ、逞しく、タフなMEXICOの荒野を生き抜く男に成ったように見えたのでした。
空には宵の明星が輝いていました。
【おしまい】
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