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車中泊で、桜と日本一周。39県目・静岡編。富士山の麓の桜を見て、ふもとっぱらキャンプ場で車中泊!

 

 
「富士山の〝 フ〟の字も見えん……」
 
(オット)
(フは…もともと見えないのでは?)(妻)
 
ここは静岡県富士宮市。
晴れていたら、このあたりからは大きな富士山がどーんと見えるはず、と、しばらく関東に住んでいたことのあるオットの弁。
本日はあいにくの曇天……。
富士宮のまちの周囲は本日、360度、グレーのカーテンに覆われております。
 
ま、気を取り直して、駅前にある「富士宮やきそばアンテナショップ」へと向かいましょう。

富士宮やきそばアンテナショップは、浅間大社(せんげんたいしゃ)の赤い大鳥居の前の、お宮横丁にあります。

浅間大社
富士宮やきそばアンテナショップ

富士宮やきそばのお店が数軒、出店しているので、食べ比べしました。

富士宮やきそば
こっちも富士宮やきそば

富士宮やきそばは麺の製法が独特で、肉かす(ラードの絞りかす)が入り、上から鰯などの削り粉をかけるのが特徴です。
歯ごたえのある麺と、肉かすが、うまいっす。

お水は富士山の湧き水……
(これがまた大変に、おいしい)。

富士山の湧き水飲み放題!

 
キャン吉でゆるやかな坂道をどんどん登っていくと、あちこちに「←富士山登山口」の標識が。
富士山の麓、スカイライン入口付近にある「富士山さくらの園」に着いた頃には、富士山どころか、100m先も見えないほどの濃霧に……。しかも、だれもいません。

富士山さくらの園入口

八重桜がまだ咲いているのですが、夕べの雨で花が濡れてずっしりと重く垂れ下がってしまっています。
ほんの少し先も見えず、2人でけっこう幻想的な世界に迷い込む体験をしてしまいました。

富士山さくらの園
これは夢か現実か?

1周15分ぐらいの散策路なのですが、先が見えないので方向感覚がつかめず、今いったいどこを歩いているのか、富士山の樹海で迷うときはこういう感じなのか? と思ってしまいました……。
 
.....…
さくらの園からキャン吉で20分ほど走り、今夜の野営地、ふもとっぱらキャンプ場に着くと、地上部分の霧はすっきり晴れていました。

ふもとっぱらキャンプ場入口

ここはオットと妻がこの旅でひそかに楽しみにしていた、車中泊の旅のハイライトでもありました!
広大すぎる富士山の麓の草原で、テント野営、車中泊、みんな思い思いのスタイルで、好きなようにやっています。

ふもとっぱらキャンプ場

必ず予約が必要です(ネットから当日・直前でOK。簡単)。車1台と大人2人で4000円でした。いったん外に出てキャン吉で5分ぐらい走ったところにコンビニ(ファミリーマート)があり、オットと妻は、ビール、おつまみ、カップうどんなどを買い込んで戻ってきました。入場も再入場も夕方5時までで、夕方5時以降の車の移動は禁止されています。 

トイレと水場の近くに停めました。

トイレと水場(何か所かある)

軽自動車だし、キャンプビギナーだし、テントとか装備もなにも持って来ていないし、少し気恥ずかしく思っていましたが、あたりが広すぎて、キャンパーや車が多彩すぎて、全然気になりません。

入口に薪や飲み物などを売っている小さな管理棟と、午後3時まで営業しているレストランらしき建物があるだけで、あとは、目の前に雄大な富士山があるだけです!

……

がっ、高いところはまだ霧に覆われていて、見・え・な・い。

がっかりしていると、午後3時頃、急に雲が動きだし て……
姿を見せてくれた富士山!

どーん!!

妻は、これでも、もうじゅうぶん、感動しましたが、そのあとすぐに隠れてしまい、夕方5時頃からまた現れて、夜じゅう眺めることができました!

松竹映画のよう

広すぎて、どこに停めても目の前が富士山です。今夜はここで寝ます!
明日の朝が楽しみです!

湯沸かし家電を使いカップラーメンとコーヒーを


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