車中泊で、桜🌸と日本一周。26県目・富山編。氷見の海鮮丼がうますぎた件。
改めましてですが、このブログは、45県の桜制覇をめざしているオットと妻が、きわめて独断的に、自分たちが行ってみたいところに行き、食べたいものを食べており、決して、客観的で公正な観光情報ではありません……。
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妻「あかーん！ やってもーた！
食堂、閉まってる？…もうやめたんかな？…」
（ん？そのわりには、入り口の戸は開いているような……？）
オット「いや。そうとも言いきれんで。
まわりを見よ」
駐車場に数台、停まっている車のナンバーは、
富山のほか、群馬、岐阜、愛知……
「みんなこの店に食べに来てる、としか考えられん！」
……と２人が戸惑っていると、開いたドアから男性が二人、爪楊枝をシーシーさせながら出てきました。
「あの、魚市場食堂って、やってるんですか？」「ああ、やってますよ。そこから２階に上がっていくから、ちょっとわかりにくいけど」
やったー！
ここは氷見（ひみ）漁港。漁港の市場のなかに魚市場食堂という店があることをネットで知った妻は、どうしても来てみたかったのです。
でも階段を上がってからも、はっきり言って薄暗く、どう見ても魚市場の管理事務所ぐらいしかないような雰囲気。
コンテナの向こうに入口の矢印が見えなければ、まだなお信じられなかったと思われます……。
で、頼んだのは、氷見浜丼と氷見海鮮漬丼！
氷見浜丼は、その日の朝にとれた鮮魚を使うため、毎日内容が変わります。今日は、スズキにカレイにまぐろにさわらの炙り、ごはんは富山産コシヒカリです。どちらも漁師汁と一品、漬物付きです。魚のアラが入った漁師鍋は土鍋ごと、コンロで温めながらいただきます
あかん。むちゃくちゃおいしい！
なんならこの旅で食べたゴハンのなかで、一番おいしい！
特に漬丼は、途中からダシをかけて、ダシ茶漬けにするのですが、……おいしすぎたらしくオットは終始無言でした。
妻の価値観で言えば、車で２時間までの距離なら、わざわざこれを食べにだけに氷見に来るのは、あり！と思います。
富山は本来なら、黒部ダムか、立山黒部アルペンルートへ行きたかったのです。
もし時間に余裕があれば。。。
しかも、本日は昼から確実に雨（結局、どしゃ降りになりました）。
「番屋街」という、食堂や、干物の土産などを売っている人気の道の駅があるよ、と教えてもらいました（ここがまたええとこや）。
また、氷見は最近亡くなられた藤子不二雄Aさんのふるさとでもあり、商店街にオブジェや絵を飾ったまんがロードがあると聞いて訪ね、すっかりまちが気に入ってしまった二人。
もう一ヶ所、別の場所で桜を探すつもりだったのですが、予想以上のどしゃ降りの雨が降ってきて、結局、桜も氷見でお世話になってしまったのでした……
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