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DI Baseball Around the World

2023-24シーズンのNCAA1部野球で活躍する米国外出身者を中心とした珍しい経歴の選手をまとめました。残念ながら全ての選手は紹介できていませんが、適宜追加・訂正を加える予定です。 Lenny Ashby (Kansas / Sr. / OF / Oranjestad, Aruba ) 全てのスポーツにおいてパワー5でプレーする初のアルバ出身選手で、かつD1でプレーする初めての野手でもある。高校まで父親がいるアルバの高校(Maria College Mavo)でプレー。

    • MLB Draft '23 直前Mockの振り返り

      https://docs.google.com/spreadsheets/d/14aj2QafkJ9jNpDhW10vcN3WK2mXa7g6supdm1ibK5bI/edit 👆各媒体のMockをまとめてあるので参考にどうぞ 以上です。予想は7/42 で的中でした。1つも当たってないメディアもあるなかでこれは健闘した方でしょう。変に噂に惑わされず無難に攻めたのが奏功しました。謎オーバーピックされるとその後全部狂うし、後半多かったHSバットは情報が少なく細かい違いがわかりに

      • MLB Draft '23 直前Mock

        このモックドラフトはドラフト当日の朝に仕上げられました。 https://docs.google.com/spreadsheets/d/14aj2QafkJ9jNpDhW10vcN3WK2mXa7g6supdm1ibK5bI/edit 👆各媒体のMockをまとめてあるので参考にどうぞ 1位Paul Skenes Dylan Crews Wyatt Langford Max Clark Walker Jenkins Jacob Wilson Kyle Teel Brayde

        • 私的WSH Prospect Ranking '23

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        DI Baseball Around the World

          MLB Recent Debuts(7)

          Jake Bird, RHP, COL18年5順 UCLA 4年時の18年はPac-12最優秀防御率。しかしイニングの半分ほどしか三振は奪えなかった。 恵まれた体格から9Ⅴマイル強の沈む球とカッターででゴロを量産。リリーフ転向により奪三振力は大学時より成長し、今季はAAA26IPで34K9BB。防御率も3点台を上回った都市はなく、期待度は高くないもののそれなりの働きを見込めるだろう。 Cam Vieaux, LHP, PIT16年6巡 Michigan State 大学

          MLB Recent Debuts(7)

          MLB recent Debuts(6)

          Jackson Tetreault, WSH, RHP17年7巡 Cameron→ State College of Florida, Manatee-Sarasota 読み方は「テトロー」。父はテニス選手で、本人も高校までプレーしており、テニスのサーブの動きがピッチングにも生かされている。 高校時代は野手だった上にあまりに細すぎたため(身長は196㎝)スカウトの目にはとまらずDivisionⅡのカレッジで1シーズン過ごした後、短大のSCF Manatee-Sarasota

          MLB recent Debuts(6)

          MLB Recent Debuts(6)

          6/5~6/13編 Steele Walker, TEX, LF18年CWS2巡 Oklahoma 19年にMazaraとの交換でCWSから移籍。17年にUSA大学代表入り、18年にはFirst Team All-Big 12に選出されたセンスにあふれる好打者。パワーというよりバットコントロールに長けており、バレルを駆使して長打を生み出すことが多い。Joc Pedersonと比較される。スピードはまずまずだが守備の動きは良く、コーナーでならプラスのフィールダーになれると目

          MLB Recent Debuts(6)

          MLB Recent Debuts (5)

          6/1~6/4 Evan Lee, WSH, LHP18年15巡 Arkansas 球団17位プロスペクト。 大学では二刀流で、むしろ打者としての方が評価が高かった。下位指名ながらプロ入り後は投手として少しづつ実績を上げ、昨年オフにはドラフト同期の2位指名で同じ左腕のTim Cateを差し置いてルール5回避のための40人枠入りを果たした。 90マイルを少し超えるくらいのFBだが伸びのあるFBと2800回転近いCBをうまく組み合わせてイニング以上の三振が奪える。 プロ初登板初

          MLB Recent Debuts (5)

          MLB Recent Debuts(4)

          5/30~5/31分です。話題が古くて申し訳ない… Nelson Velázquez, CHC, RF98年 17年5順 プエルトリコ パワー自慢の球団16位プロスぺクト。子供のころはマニーラミレスに憧れていた。先日デビューし現在21試合連続出塁のC.モレルとは年も近く非常に仲が良いらしい。 23歳ながら今年はAAAなどですでに12HRだが、やはり63という三振数はネック。打撃センスに関しては素晴らしいものがあることは間違いないが、今後2,3年でもう少し減らせるかがキャリア

          MLB Recent Debuts(4)

          MLB Recent Debuts(3)

          5/26~5/29デビュー選手 Brewer Hicklen, KC, OF17年7巡 Alabama at Birmingham フットボール兼任だった大学時代からたぐいまれな身体能力を誇る。18年にはLoAで17HR。Pipeline21位にランクインする。昇格しながら成績はキープしているもののK%が成長せずずっと三割超。今年はAAAで178打席5HR69K。マイナー5年通算で141盗塁28失敗の足は大きな武器だがKCでは似たタイプが多いような..守備もCFに留まるほど

          MLB Recent Debuts(3)

          MLB Recent Debuts まとめ(2)

          第1回はこちら Matthew Liberatore,STL, LHP18年TBから1巡目16位指名。アリゾナの高校出身。アロザレナ、ホセ・マルティネスとのトレードでSTLへ。前回も書いたように幼なじみのNolan Gormanとチームメイトになり、同時に昇格しました。(デビューは1日遅れ) MLB公式で全体36位、球団3位のプロスペクト。 スタミナ、球威、コマンドすべてで一定以上のレベルを兼ね備えており、悪くともローテ中盤の先発にはなれるだろうと見られている。昨年は21

          MLB Recent Debuts まとめ(2)

          MLB Recent Debutsまとめ(1)

          突然ですが、MLBオタク御用達サイトのbaseball-referenceにはRecent Debutsというページがあります。 ここでは、MLBデビューを果たした選手がシーズンごとにリスト化されているのですが、最近はこのページを見ながら2022シーズンにデビューした全選手について調べることを私の毎週の習慣にしています。MLBファン歴の浅い私が少しでも知識を増やそうと試案を重ねた結果なのですが、思った以上に大変で、得意の三日坊主を発揮して滞り始めました。 そこで、「どうせ

          MLB Recent Debutsまとめ(1)

          【WSH】ナショナルズ スリーパープロスペクト13選

          はじめにこのnoteは上記のものの続編です。 2021年のナショナルズ傘下チーム全体の勝率は.415で全体最下位。当然ろくな選手がいません。最近MLB公式のファームシステムランキングが30位から 20位に上がっていましたが、それはトレードで加入した12名のプロスペクト様のおかげであり、彼らの含まれないこのスリーパー部門のプロスペクトは他球団のスリーパーと呼ばれる選手と比べてレベルが低いことを念頭にご覧ください。 加えて、選出基準は純粋な成績半分、私の好み半分であることを明

          【WSH】ナショナルズ スリーパープロスペクト13選

          【WSH】ナショナルズ プロスペクトランキング 〜2022PreSeason~

          はじめに久しぶりの投稿になります。 本格的にWSHファンになって1年目の年末ということで、初めてプロスペクトランキングなるものを作ってみました。 まだMLBを見始めて日が浅いほうなのでランキングの信憑性についてはアレですが、特に10位まではMLB公式やBaseball America、Fangraphsなどの各媒体を十二分に参考にしています。 なお、一部のトッププロスペクトを除いてルーキーレベルの選手は対象外としました。 TOP30 1.ケイド・カバリ (Cade C

          【WSH】ナショナルズ プロスペクトランキング 〜2022PreSeason~

          ナショナルズ シーズン振り返りPart1

          およそ3週間ぶりの投稿です。早速ですが、今年もナショナルズは最下位でシーズンを終えました。65勝97敗、全体で見るとしたから5番目。とても2年前に世界一になったチームとは思えない負けっぷりでした。ファンになって1年目、これ以上悪いシーズンは流石にないだろうと思って応援を何とか続けていく所存であります。 Part1の本noteでは、選手別に印象に残ったシーンを中心にしてシーズンを振り返っていきます。振り返りというより選手名鑑的な要素が多めですね。動画にしてもよかったのです

          ナショナルズ シーズン振り返りPart1

          2021ワシントン・ナショナルズ指名選手まとめ(訂正版)

          1位指名 SS ブレイディ・ハウス (Brady House) WINDER-BARROW高 全体11位指名権を手にしていたナショナルズが指名したのは高校生ショートのブレイディ・ハウス。ここ数年のナショナルズは上位で大学生投手を指名することが目立っており、今年も同じような予想がなされていました。ひとつ前のメッツが目玉投手のクマー・ロッカーを指名していなければ別ですが、MLB公式ドラフトプロスペクトランキングで全体8

          2021ワシントン・ナショナルズ指名選手まとめ(訂正版)