MLB Draft '23 直前Mock

このモックドラフトはドラフト当日の朝に仕上げられました。



https://docs.google.com/spreadsheets/d/14aj2QafkJ9jNpDhW10vcN3WK2mXa7g6supdm1ibK5bI/edit
👆各媒体のMockをまとめてあるので参考にどうぞ

今日更新されたモックではPipelineの2人とBaseballAmericaがLangfordをここに挙げ、1カ月前のCrews→Skenesからまた流れが変わりました。CrewsがBorasを味方につけてPiratesにふっかけているという噂も囁かれているようで、どうせ高いなら同じくらいバリューのある他の4人にした方が得じゃないかとなっているわけです。今年はここ20年でもまれにみるトップ層の充実のため、5人の内誰を選んでもリスクは低く、評価は能力超高・金額高のカレッジ組>能力高・金額安のHS組という序列を持ちながらほぼ均衡しており、少しでも多くのスロットの節約と能力の高さを両立させられる選択肢を求めてBen Cheringtonらは直前まで悩み続けるでしょう。指名傾向から言えば、LangfordのようなピュアなパワーヒッターというよりCrewsやClarkのようなオールラウンダーが多いですが、Crewsの指名可能性は極めて低いとの情報と、Clarkとの比較なら流石にSkenesに軍配が上がる(Clark1位にしている識者はそもそもClarkを1位プロスペクトにしている)との結論に達しました。大幅アンダースロットに成功したところで、2巡目指名権のすぐ手前にはアンダースロット確実と見られるA’sの指名権が2つある点もメリットが薄いと感じました。


たとえ契約金が$10Mを超えようが、StrasburgとHarper、Rendonを軸に生き残ってきたこの球団が近年屈指のトップタレントを見逃す可能性を、私は考えられませんでした。Langfordが1位だったらまた話は変わるんですけどね。。。。


Board通り順当に。ここでスロットを削ることの愚かさは語るまでもないでしょう。


こちらも順当に予想。Jenkinsと比べると最近評価を上げています。TEXは次が92位とかなのでここで削ったところで大して旨味はないでしょう。ただRockerに全体3位指名権を使ったチームなので万が一を起こす可能性も否定できません。


トップ5でアンダースロットはあるのか無いのか悩みに悩んだ挙句、振出しに戻ってこれに落ち着きました。バットタレント好みのTwinsがコンタクト・パワーで60グレードの逸材をみすみす逃すとは思えません。これがClarkならアンダースロット予想にしていたでしょう。候補としては、Gonzalez、Rowderあたりが濃厚です。前者は、前年スリップしてきて攫ってきて評価上昇中のLeeにすべての面で劣るタレントをわざわざぜんたい5位で指名するのかという点と、パワーツール重視のチームには合致していないという点から、後者はCWSで評価を上げたことでスロットをカットしにくくなっている点から可能性は低いと判断しました。


コンセンサストップ5がスリップしても絶対指名しないだろ、と誰からも信じられていなくてちょっと可哀そうに感じました。それはともかく、なんでTaylorじゃなくWilsonなんだ、という話ですが、大した理由はありません。二人のバリューとスロットに差はほとんどなく、プレースタイルの違いから選んだだけで、Taylorはコンタクトもパワーも優れたプルヒッター、WilsonはゴロマシンでプラスのSS守備ということから、A’sが好きそうなのは後者だろうというわけです。Taylorはチームを引っ張るというより自分の打撃に集中するタイプ、Wilsonは内野の要でありチームプレーの上手いタイプということで、移転してリブランドしたい球団の顔になりうるスター性があるのも後者だという判断もあります。可能性としては6:4くらいでしょうか。



残っているカレッジバットだとTeelが最右翼でしょうが、チームの投手需要と当人のバリューからこういう予想になりました。2,3番目の指名権がある38~43位のエリアだとカレッジPで順位に見合う選手はおらず、早いうちにこれだけ優秀なSPが確保できるならしておくに越したことはないと思います。



捕手難の今年にTeelがここで指名できるならしておきたい。


RockiesはカレッジPとのうわさが専らで、その中で最も優秀なのはDollanderです。


2つ目の指名権は全体35位、3つ目が47位と、内野のHSはそこで確保できるだろうということで、1巡前半での野手指名傾向の高さから現時点でアンダースロットできそうなTaylorを選びました。Gonzalezもほぼ同じ条件ですが、前年指名したBerryと同じような癖のある打撃と守備での動きの鈍さが被ることから避けました。


現体制でのAngelesはルーキーを早期昇格させることと1巡目でのアンダースロットが好きなようで、Gonzalezとなりました。即戦力度で言えばTroyも負けていません。Waldrepがモックでは定番ですが、耐久性と安定度の低さから見送りました。


それなりに数のいるHS内野でもHocukの名前だけはここで上がることが多いですね。現体制での育成にもそこそこ成功してますし、同じ路線で行くのでは。


またTroyがスリップしました。よりパワーツールに重きを置いたドラフトをするので、それならShawの方がスロットも考えると無難ではないでしょうか。


HSバットというのはほぼ確かなようですが、それが誰なのかは意見の分かれるところ。Mithchellが優勢なようで、大人しくそれに従いましたが、ここで外すと後がかなりズレるので辛いです。


半分印象論です


地元だし、プレースタイルもハマるということでようやく登場。


Raw Power特化のHSバットを。


置き所に困る選手でしたが、カレッジバット重視でプレースタイルの合うMILが無難かと。33位指名に向けてアンダースロットもできます。


モックドラフトをするに当たって一番嫌な存在です。31位という割と近い位置に次の指名があるので、ここでカレッジでも結構なタレントであるMoralesをとり、次でスリップしたHSを狙うという方針で見ましたが、多分外れます。


残る選手でバリューがある人を順当に。怪我してなけりゃここで指名できてませんからね。


アジアコレクションというわけじゃないですが、バックグラウンドを問わなそうでかつ1巡目に攻めた指名ができるので。


今ドラフトの目玉のチーム。Dipotoもさぞ張り切っているでしょう。地元出身?でトップのHSPであるMeyerを潤沢なPoolと1巡目3つの指名権でリスクヘッジして確保。投手としてのタイプもMarinersの若手SP陣と似ています。


スロット的には結構高くなるでしょうが、Emersonを指名するならClecelandしかないでしょう。その前に消えてもおかしくはないタレントです。理由はよくわかりませんが、Wilkenもここで推されています。

Pの指名がここ数年続いていますが、カレッジにロクなのが残っていないのと、Bravesの好きそうな選手がここで残っているのでこうなりました。



Padresといえばほぼ確実にHSでしょうが、この時点で最もよさそうな存在がWhiteであることと、HSPでも全く厭わないことからこうしました。


何も考えてません


スピードを求めなそうなチームであること、左のパワーバットが好きなチームであることから。


地元だし、真っすぐなFFはタイプど真ん中だし、ということで。去年のHortonみたいにアホみたいな順位ではなさそうです。


早くも2つ目の指名権。Myerでオーバーした分を安く済みそうな内野コーナーのカレッジプレイヤーでカバー。


こちらはJ-Rod新人王の分。まともに指名するようなピッチャーもカレッジバットもいないことからMarinersは低身長に優しい印象があるのでMcGonigleを。


ランキングでは評価は低いですが、素材は一級品。独自キャンプで目をつけていたとの情報。これも多分外れます。



残っている選手では少ないMetsの好きそうな比較的リスク低めの外野手。
高回転変化球Pはお好きですか?



ミッドメジャーカレッジとはいえ、どこまで値切れるか心配です。


こういうRaw Powreを買った指名もちらほらとあります。若い分値が上がると思いますがそこをTaylorを選んだ分でカバー







1位Paul Skenes
Dylan Crews
Wyatt Langford
Max Clark
Walker Jenkins
Jacob Wilson
Kyle Teel
Brayden Taylor
Rhett Lowder
Jacob Gonzalez
Chase Dollander
Colin Houck
Matt Shaw
Blake Mitchell
Hurston Waldrep
Tommy Troy
Bryce Eldridge
Enrique Bradfield
Yohandy Morrales
Aidan Miller
Arjun Nimmala
Noble Meyer
Colt Emerson
Dillon Head
Thomas White
Sammy Stafura
Chase Davis
Ty Floyd
Brock Wilken
Kevin McGonigle
Tai Peete
Johnny Farmelo
Josh Knoth
Roch Cholowsky
Eric Bitonti
Charlee Soto
Walker Martin
Brandon Sproat
George Lombard
Alonzo Tredwell
Ralphy Velazquez
Steven Echavarria

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