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#エッセイ
サムライシフォンケーキ
社会人になりたての時。
もう20年近く前の話しだ。
私はサムライと仕事をした。
その年、私は会社で、巨大な、ある機械のオペレーターになれ!と言われた。
海賊王になれ、と言われるのと同じぐらい、訳が分からなかった。
それは、日本で初めて導入される機械だから、君みたいに、なんの予備知識もない子の方が扱いやすいと思う。
そんな社長の独断で、急に、巨大な機械と共に働くことになったのだ。
そんな無茶な
アリエッティ、それは借りない方がいい
昔、まだ新婚だった頃。
もやしを湯がいたお鍋の蓋を取るまえに「ね、この匂い嗅いでみて!」と、さも美味しい驚きがあるよ♡みたいな前振りをして、喜んで鍋の前に顔を突き出した夫の前で蓋を取り、
「この湯気、嗅がない方が良いってTVで言ってたー」(テヘペロ)って言って「コラコラ〜!何嗅がせてるんだよー♡」みたいなやりとりをしたことがある。
なぜ、もやしを湯がいた湯気を嗅がない方がいいのか、さっぱり覚えて
クララにあって私にないやつ。
昔、怪我をした時のことを
noteにチラホラ書くことがあったので、
振り返って記憶を掘り起こしてみる。
あれは、そうだ、
自分史の中で、
すごく大した事件の筈なのに
すごく大したことが無い記憶になっているんだよな、と考える。
まぁ、ちょっとあの時の話し、
聞いてください。
あれは、10年以上前の1月末。
旦那の転勤で訪れた
初めての札幌の冬。
私はとある学校の1階喫茶店で働いていて、
喫茶