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ちょっと息抜き

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書き終わって、自分で笑ってしまったエッセイ。 ちょっとブフンッ笑いたい時に。 私が私をお勧めしてみるマガジン。
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2021年6月の記事一覧

沈黙を破る戦いは、いつだって突然はじまる

沈黙を破る戦いは、いつだって突然はじまる

人類を、人見知りとそうじゃない人にザックリ分けたならば、私は、そうじゃない人に入る、と思う。

ただ、全く人見知りしないかと言えば、沈黙が怖くて、わーわー喋ってしまうタイプの人見知りで、一見、全く人見知りしない人にみえているだけなのだ。
私の内なる魂は、わりと、どえらいことになっている。

そのことを踏まえて、聞いていただきたいのです。
『もしも世界が2人だけになったら』

ハンザディンギーという

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もう私は蘭ちゃんじゃなくて、コナンくんの方だった

もう私は蘭ちゃんじゃなくて、コナンくんの方だった

幼いころ、戦隊モノのピンクに憧れていた。
いや、ピンクっぽいポジションに憧れていた。

そこそこ戦闘能力があって、だけどチームじゃ1番守られるポジションで、たまに大活躍すると「さすがピンク!」わっしょい!
もちろん、レッドはピンクの私が好き。
ピンチには1番に助けに来てくれる。

幼い私は、お風呂で美しく溺れる練習もした。
ゆっくり後頭部から沈む。
髪の毛はふわふわと顔まわりを沿って漂う。
そこに

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ハワイを想って、日本の名店を思い出す

ハワイを想って、日本の名店を思い出す

海外旅行が遠く夢の話になって、かれこれ1年以上が経ちますね。
いや海外どころか実家にも帰れていないんだった、今年の夏は帰れるかしら。
時々、心は遠くの地へ行きたがる。

そんなわけで、私の遠い記憶、あのハワイに初めて降り立った時の話しを聞いていただきたい。共にハワイへ行きましょうぞ。

友人と2人、あれは20代半ばだっただろうか。
2度目の海外旅行だった。

ちなみに初めて行った海外旅行は、懸賞で

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知るは一時の恥、知らぬは豚コマの恥

知るは一時の恥、知らぬは豚コマの恥

世の中には、知らなければいけないことがある。
授業じゃ教えてくれないことも、自ら学ばなくてはいけない。
ドラゴン桜の桜木も叫ぶ、
「お前ら、バカなままでいいのか?」

小学生の頃、我が家はグループ生協をしていた。今みたいに商品が個別に分けてなくて、グループ分の商品がドカッと届く。
なので、グループを組んだ近所のおばちゃんたちが、我が家の玄関に集まって、毎週、商品の仕分けをしていた。

ちなみに、こ

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あれからどこを探しても見つからないマイ綾瀬

自分の美のピークを、目視したことがありますか?ピーク。すなわち頂点。
時間にしておよそ6時間。

私は、みた。自分のピークを。

27歳の時だ。
社内恋愛真っ只中だった。ホヤホヤだった。会社に行くのが、べらぼーに楽しい時期だ。

彼は2日前から東京に出張に行っていた。
2日間顔を見ていない。
その東京から電話がかかってきた。
電話の相手は、彼ではなく、ボスの方だった。
「悪いけど、明日の展示会の受

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noteのとき子とたった一人の現夫

noteのとき子とたった一人の現夫

タイトルの無理矢理感。
そうです。
『大豆田とわ子と三人の元夫』に寄せました。

なんですかあのメガネーズは!!
みんな違ってみんないい。
三人の誰もを愛してしまってるのに、ここへきて四人目のメガネーズ。
どうしよう、とわ子さん、かごめちゃん含め、あの不器用な人々が愛おしすぎる。

そして、とわ子さんが、今後の結婚感について話してくれた今回のセリフ。

「焼肉も温泉もひとりで行けるし、ひとりでも大

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