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#ラジオ
2023-001【神立の雨に包まれて】ラジオドラマ脚本0107
堀 右京(ホリウキョウ)47歳ラジオDJ
屋 照朱(オクテラス)36歳 屋上さんの娘
照朱(M)今日、病院で医者か父さんの延命についての説明をされた。
照朱「これ以上の延命処置は父さんも望まないと思います。はい、大丈夫です」
病室にラジオが低く流れる。
照朱「ラジオ好きな父さんがいつ目覚めてもいいようにラジオをつけてる…」
ラジオからコロナ禍で中止されていた土曜日の公開放
2022-009【虹の秘密】ラジオドラマ脚本1106
ふるさとにいた頃、雨が嫌いだった。洗濯したスニーカーが泥だらけになるのが許せなかった。泥がスボンにシミを作るのも。
いつから、そんな潔癖になったのか?東京に出てきてから、アスファルトの道のおかげか、雨の日が苦痛ではなくなった。
スニーカーが汚れないからだ。虹に願いをかける。
【No rain no rainbow】〜 雨が降らないと、虹は見えない
青(M)放課後の教室。親友の恵那から、相談事。俺
2022-005「過疎の街で涙は拭かない」ラジオドラマ脚本0315
うみ(M)夜の海って、不気味。何かが出てきそうだし…。
うみ「もしかして、海亀?」
海亀「お前らのように、簡単に、故郷を捨てることはしないんだよ…」
うみ「ウソ…」
海亀「ワシらの産卵場所も、今回限りかもな。大きな変革の時が来るようだ…」
うみ(M)えっ?なに言ってんの?
うみ「わかってるの?」
海亀「傲慢に生きてきた自分たちを見つめる時間が来たんだ。ただ、望みは捨
てるな…」
【S
2022-004「ボクの逆転ホームラン」ラジオドラマ脚本0103
シーン1 治験用の部屋
玲(M)窓もない部屋。仕切はトイレのドアだけ、気持ちを落ちつけて、私は
自由になりたいだけ。自由に。
【SE】モニターを見ながら晶がつぶやく
晶 「僕の手の中に…。これで、キミは自由になれるんだ」
【SE】無機質な部屋の中の玲
玲 「貴方が女神だって言ったじゃん…。どこかで見つめて…楽しんでるん
でしょ」
玲(M)声が吸い込まれる。ウソでも、
ラジオドラマ脚本2021−4
虎漢「出演、OKしたけど、1時間だけ、吠えるのはなしだぞ!でも、小堀さんなら…」
【SE】発情期のような猫の鳴き声
虎漢「気を緩めると、すぐにこれだよ。気をつけないと。ましてや深夜だから」
【SE】ラジオ番組テーマソングが流れる。
曲名【ビーチボーイズ・素敵じゃないか】
小堀「…どこかにいる君と話がしてみたいんだ。遅すぎるなんてことはない。どこかで会えると信じて…。こんにちは、小堀浩之で
ラジオドラマ脚本 2021−001
タイトル【希望の大地に、絶望の花束を】長編
〜東日本震災10年に捧ぐ〜
【SE】諭さんの呻き声
患者「朝から、うるさいな。諭さん?どうかした?誰か来てくれ!」
担当医「息子の琢磨さんに連絡して!」
【SE】琢磨の携帯電話のバイブ音
琢磨「…朝の電話。よくない事か…」
琢磨(M)親父、大丈夫だぞ!大丈夫だからな!絶対に大丈夫。
看護師「おい!危ないだろう!病院の廊下を走るな」
【SE
ラジオドラマ脚本 033
タイトル「心配なんだよね。」
主人公 未月 25歳
父 裕太郎 65歳
未月(M)父さんの10年前、55歳、まだ、現役感満載だった。そんな時に母さんが急逝した。
裕太郎「どうした、未月?浮かない顔をして」
未月「なんだか、お母さんの三回忌が終わって、なんとなく気が抜けたみたい」
裕太郎「なんだ、そんなことかぁ。これから、未月は、自分の将来の事を考えていかないとね」
未月「私の将来ね」
ラジオドラマ脚本 024【長文】
【餃子の気持ちがわからない】
登場人物表
未散(みちる) 29歳 中華の料理人。母と店をなくし流れ板のような生活
鍋(なべや)谷(大将)65歳 通称鍋(なべ)さん。東京に、嫁さんと生後間もない子供を捨てた過去がある。
島(しま) 45歳 大将のお店の常連客
N:都内の町中華。厨房内で、大きな声が営業前の店内に響き渡っています。
店主「お前の長身が気に食わないんだよ、俺よりも大きい
ラジオドラマ脚本 014
【愛が下から降って来たら面白いよね】
きよみ 29歳 女性
さとる 29歳 男性
【SE】雨の音
きよみ(M)雨が、もし、下から振ったら、
愛じゃないよなあ。
【N】いきなりあたりが暗くなり、すごい勢いで夕立がふって来た。雷が遠くで鳴り響き、部屋の中には、同棲中の男女2人。
きよみ「ねぇ、人に優しくするって、なんで
なんだろう?」
さとる「えっ」
きよみ「人がさぁ、人に対して、優しくな