としひろ

東京学芸大学 日常の中で思ったこと、学んだことを書きます。教員1年目。

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東京学芸大学 日常の中で思ったこと、学んだことを書きます。教員1年目。

最近の記事

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最近の朝

私は大学4年生で、卒業論文を終え、あとは卒業式に出席するのみとなった。 現在は、一人暮らしのアパートを解約し、実家で両親と3人で暮らしている。 しかし、両親は共働きであるため、平日の日中は家で一人でいることになる。そのうえ、コロナの影響で外出もできない状況である。 つまり、「家で一人の時間をどう過ごすか」 これが今の私にとって重要なことである。 そんな私が習慣にしていることがある。 それは、朝7時に起きて親と同じ時間に身支度をするということ。 もうすぐ社会人にな

    • 小説から学んだ2つのこと

      先日、半沢直樹の小説である「銀翼のイカロス」を読んだ。 ここであらすじを書いたところで、これからそれを読もうとする人の楽しみを奪うことになってしまうので、今回はその本の中で一番印象に残っている言葉について紹介させていただく。 それは、半沢直樹が勤める東京中央銀行の頭取が、物語の最後に半沢に言った言葉である。 「物事の是非は、決断した時に決まるものではない(中略)評価が定まるのは、常に後になってからだ。もしかしたら、間違っているかもしれない。だからこそ、いま自分が正しいと

      • ドラマからの小説

        先日、池井戸潤さんの「銀翼のイカロス」を読んだ。 大ヒットドラマ「半沢直樹」のもととなった小説だ。 僕は世間の大半の人と同じく半沢直樹のドラマが大ファンで、ドラマを観たことが小説を読むきっかけとなった。 そして、半沢直樹シリーズの小説を読み進めると不思議なことが起こった。 目に映る文字とともにドラマの映像が頭の中に浮かんでくる! 半沢の言葉が堺雅人さんが言っているように頭の中で再生される。 ドラマと小説で多少のストーリーや登場人物違いはあるものの、その場面が鮮明に

        • つながる

          本を読んでいると、急に「おっ!」と思う瞬間がある。 それは、違う本に同じようなことが書かれていることを気づいた瞬間である。 ちょっと前に「がんが消えていく生き方」という本を読んだ。 ざっくりいうと、がんになった経験をもつ外科医ががんの治療法やがんに対する考え方、生き方を書いた本である。 この本を書いた船戸先生はがんについて、 がんはそれまでの習慣が生み出した結果であり、がんは生き方を変えなければならないということを教えてくれるもの。また、「今のままでは残り時間がない

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        最近の朝

          透明な液体

          今日の夜ご飯は念願の焼肉。 僕は野菜炒めを作る担当。 野菜炒めを作りながら、 (そうだ、今日は肉と一緒に日本酒を嗜もう。) そんな精一杯背伸びしたことを思いつく。 僕はお酒に弱く、普段飲まない。飲んだとしてもチビチビと飲む。なぜか今夜はお酒が飲みたい気分だった。 焼いていた野菜から冷蔵庫に目を移し、お父さんが買ってきた日本酒を冷蔵庫から取り出そうとした。 (いや、ちょっと待てよ。そこまで酔いたくないから先に水を飲もう。) と思い、水をグラスに注ぎ一気に飲み干し

          透明な液体

          歯磨きスイッチ

          僕にとって、歯磨きは歯を綺麗にして虫歯を予防するだけのものではない。 歯磨きは、 「よし、今からしばらくは何も食べないぞ!」 というスイッチなのだ。 歯磨き後のミントのすっきりした爽やかな感じを保ちたい。 そして、歯磨きした後に何か食べるとまた磨かないといけないという手間が生じる。 こうして、歯磨きを上手く活用し、間食をしないようにしている。 「歯磨きスイッチ」はみんな持ってるものなのかな。 〇今日のツッコミ(ほっこりバージョン) ・友人カップルが付き合って

          歯磨きスイッチ

          ガチャガチャから学んだこと

          今日イオンを歩いていると、ガチャガチャの専門コーナーが目についた。 気が付くと40台ほどずらっと並ぶガチャガチャの台の前にいた。 記憶が正しければ、ガチャガチャをするなんて実に10年ぶり。 ワクワクした。 小学生の頃を思い出す。 「せっかく来たし、どれか一個やろう!」 僕は、ドラえもんが好きなので、ドラえもんの名言が書かれたフィギュアを選んだ。 その中でも、のび太の 「いちばんいけないのはじぶんなんかがいちばんだめだと思いこむことだよ。」 っていうセリフが好きで、そ

          ガチャガチャから学んだこと

          筑波山登頂記

          今日は、茨城県つくば市にある筑波山に登ってきた。 最近は、車を手に入れ、運転の練習ついでに地元茨城県の観光地を巡っている。 筑波山までは車で40分程。 山の周りは道が開けていて、初心者にはぴったりの道。 と思われたが、駐車場までくねくねした上り坂を通らねばならず、怖かった。(笑) 筑波山の標高は877mで、行きは筑波山神社からスタートする、「御幸ヶ原コース」を選んだ。 約1時間30分ほどのコース。 ありきたりな言葉だけど、自然に囲まれて体を動かすことってとても気

          筑波山登頂記

          お気に入りのキッチン用品

          僕の趣味は料理をすること。 大学は入ってから4年間ほとんど毎日自炊している。 そんな僕の一番のお気に入りのキッチン用品は、Swiss Diamondというメーカーの料理用のヘラ(スパチュラ)だ。 これはデザインもおしゃれだが、機能性も申し分ない。 画像をよく見ていただければ分かるのだが、スパチュラの中央に小さな突起があり、先端部分を浮かせることができる。 これで周りを汚さず、洗い物も一つ減らすことができる。ヘラだけに。 加えて、耐熱性も優れている。以前、お菓子用の

          お気に入りのキッチン用品

          ポケットにメモ帳を

          最近はじめた習慣がある。 それは、タイトルの通りポケットにメモ帳を入れ、常に携帯するという習慣だ。 それも、手のひらサイズのほんの小さなメモ帳を。 この習慣を始めたこれといったきっかけは特にないが、 (日常で見つけた小さな気づきをそのまま放置して忘れてしまうのは、何かもったいないなあ。) と田舎のおばあちゃんばりのもったいない精神を発揮し、メモ帳を携帯してみようと決心した。 ここでは、スマホやタブレットなどの電子ではなく「紙」のメモ帳というのが、大きなポイントであ

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          上田晋也という男

          僕は「好きなお笑い芸人は誰?」と聞かれたら、迷わず 「くりぃむしちゅー。」と答えるだろう。 いや、「回砂利水魚」と答えて、「誰?」と聞かれたら、 得意げに「あ、それはくりぃむしちゅーの前のコンビ名」とくりぃむしちゅーを昔から知ってるアピールをするかもしれない。 いや、そんなアピールは鬱陶しいだけだわ。 くりぃむしちゅーを知ったのは私が小学校5年生の頃。当時通っていたサッカーのクラブチームのバスで見た「リチャードホール」というDVDだった。 これは、くりぃむしちゅー

          上田晋也という男

          車デビュー物語

          今日はとても気温が上がりましたね。 日差しが照って、暖かいっていうより「暑い」と感じるほどでした。 こんな日は絶好のドライブ日和でしょう。 そう、ドライブといえば、本日は車デビューを果たした。 詳しくいうと、それまで母の車で母を助手席に乗せ、アドバイスをもらいながら練習をしていたため、初めて一人で運転するということになる。 もちろん練習ではうまくいかず、母に強い口調で「もっと周りを見ないと!」「速度上げて!」と言われながら練習した。 母のアドバイスは非常にありがた

          車デビュー物語

          ごいりょく

          最近、語彙力って大切だなって思う。 まず語彙力があれば、人に自分の意見や感情を上手く表現することができる。 「エモい」という言葉が流行っているが、確かに感情が動いていることは伝わってくる。 だけど、それがどのような感情なのか、何がそうさせているのか、どうも私には伝わってこない。 自分の感情の表現を利き手に任せている感じがする。なんか表現の逃げだと思ってしまう。 私もよく、「すごい」という言葉を使ってしまう。この言葉はとても便利だ。 目の前で予想外のことが起こったり

          ごいりょく

          note再開

          お久しぶりです。 約半年ぶりのnoteです。 「みんながnoteを始めたから自分も始めてみるか」という軽い気持ちでスタートさせましたが、気づけばnoteの画面を開かなくなっていました。 noteで記事を書く明確な目的が自分の中ではっきりしていなかったからだと思います。 なにか得られるものがあるかもしれないから何となく初めてみた、では長続きしませんね。 私は現在大学4年生で、卒業研究も終わり、あとは卒業式のみという状況にあり、本を読む機会が増えました。 そこで、本や

          努力する価値

          人生経験の浅い学生の身分ですが、最近思うことがあります。 世の中価値のあるものは苦しみを乗り越えて手に入るものではないのか、ということです。 サッカーで価値のある選手といえば、技術やフィジカル、精神面で優れた選手であり、それらの能力はきつい練習や日々の厳しい自己管理によって手に入れたものです。 社会で価値のある人材は、それぞれの仕事に必要な専門的な知識や技術を自ら学び、それらを上手く仕事に生かしている人だと思います。 ここで共通することは、努力をしているということです

          努力する価値

          SNSの世界

          こんにちは。 最近、SNSでの誹謗中傷は大きな問題となっていますね。 今回はSNSでの誹謗中傷に関する自分の考えを書いていきたいと思います。 私はSNSを始めた時から意識していることがあります。 それは、「SNS上の世界も現実世界である」ということです。 SNSを利用することで日本中そして世界中の人たちとやり取りすることができ、コミュニケーションの幅を広げることができます。 一方で、SNSに広がる世界は現実世界に内包されているということを認識しにくいという側面もあ

          SNSの世界