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たかふマガジン

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一般的なコラムから少し偏った記事まで、野球に関する記事を更新していきます。
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#オリックスバファローズ

日高暖己の流出から見る年間ローテの予想

先日の人的補償記事をあげた翌日、
日高暖己投手がプロテクトから漏れ、広島東洋カープに流出することとなった。

2024年のバファローズは、
言うまでもないが、山本由伸と山崎福也の2枚看板を失い、
先発ローテの再編が4連覇のカギを握る。

5~6枚の先発ローテ枠を、
ここで予想してみたい。

まず、
実績からローテ内定済みといってもいいのが、
宮城大弥と田嶋大樹と山下舜平大の3人である。

唯一の懸

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若月健矢の2打席連続HRで見えた首位奪取ロード

若月健矢の2打席連続HRで見えた首位奪取ロード

こんにちは。
たかふです。

昨日の試合は痺れましたね。

われらが、
若月健矢選手(通称ケンヤさん)が、コロナ療養を経て戻ってきてくれました。

休養前も、
日本ハムとの3連戦で5安打放ってましたので、
コロナ報道がなんてショックだったことか。

そんなケンヤさん。

初回は守備で振り逃げ悪送球。
そして自身の復帰初打席は併殺と、散々たる結果に・・。

普通は心折れますよ、さすがに。
中嶋監督と

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落ち着けバファローズ、過去は過去として

落ち着けバファローズ、過去は過去として

こんばんわ、
たかふです。

気がめいって、
危うくこのままGW終わってしまうところでした。
マイナスな時こそ、その時点の分析をしっかりしなくては。
余談ですが、イチロー選手も、自身のスランプを脱出するきっかけを、ヒットやホームランでは無く、凡打からヒントを得たようですね。

さて、凡打続きのバファローズ。
5月は、本日時点で7試合消化し、見事0勝7敗・・。
32失点に対して12得点。
1試合平均

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【5/3ファーム観戦】ジャイアンツ球場で初開催のバファローズ戦

【5/3ファーム観戦】ジャイアンツ球場で初開催のバファローズ戦

ご無沙汰してます。
たかふです。

しばらく更新が途絶えてしまってましたので、
再開してがんばります。。

5/3(火)
久しぶりのファーム観戦は、
初開催となった、ジャイアンツ球場でのバファローズ戦になりました。

正直、
「ジャイアンツ球場」って聞いて、どうせ文京区周辺なんじゃないか(気持ちは後楽園球場)と思ってましたが、
東京と神奈川の境に位置する「よみうりランド」内にあったんですね。。

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【4/9】今季初観戦!由伸が不調も、佐野皓大のミラクル弾で快勝!

【4/9】今季初観戦!由伸が不調も、佐野皓大のミラクル弾で快勝!

ようやく、今季初観戦に行って参りました!

3塁内野席。
まだまだロッテファンが多いですね・・・。

でも、眺めは最高!
オリックスベンチの顔は残念ながら見られませんが、
後藤駿太選手の、チームを終始盛り上げる姿が印象的で、
やっぱりこういう選手が一軍には必要だな、と改めて痛感しました。

試合はというと、
山本由伸投手が、立ち上がりからピリッとしない。
毎回のようにランナーを出す、苦しいピッチン

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オープン戦終了!54イニング適時打無しも、心配無用。オープン戦総評(打者編)。

オープン戦終了!54イニング適時打無しも、心配無用。オープン戦総評(打者編)。

朝から、手厳しい記事が出てましたね。

数字は嘘をつきませんので、しっかり事実として受け止めてますが、そこまで心配はないでしょう。

チーム状況を見れば、その答えがわかります。

54イニング適時打無しでも、余裕の理由。

競争重視の22年シーズン

いわゆるレギュラー確約組のオープン戦成績を見てみよう。

ちなみにオープン戦全15試合で、本塁打は3本とさみしいチーム事情に終わったが、そのうち1本

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崖っぷち戦士・後藤駿太の番狂わせで荒れる外野手争い

崖っぷち戦士・後藤駿太の番狂わせで荒れる外野手争い

「群馬のイチロー」ともてはやされたのも、もう10年以上も前のこと。

高卒野手で開幕スタメンは、球団史上初の大記録となったが、実働11年ながら規定打席は一度もない。

身体能力の高さは誰もが認めるが、どうしても守備固めのイメージがついてしまった。

そんな後藤駿太が、今年のオープン戦においては、最も注目を集めている選手の一人だ。

12日のジャイアンツ戦に、6番・右翼でスタメン出場すると、3打数3

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オープン戦から見る打順予想(2.26~3.2)

オープン戦から見る打順予想(2.26~3.2)

オリックスは、オープン戦3試合を消化し、2勝1敗とまずまずの滑り出しを見せた。

中でもバッター陣が好調だ。3試合で32安打と打ちまくっており、池田、渡部、野口といったルーキーが気を吐いている。

この3人を積極的に使いつつ、レギュラー候補メンバーのポジションも様々な起用を見せ、22年のナカジマジックがすでに片鱗を見せ始めた。

以前の記事でも紹介していた、ルーキーの渡部は予想通り1~2番での起用

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バファローズ優勝記念DVDから見えた、強い組織の在り方

バファローズ優勝記念DVDから見えた、強い組織の在り方

在庫不足で入荷待ちだったDVDが、
ようやく昨日届いた。

昔と違って、
SNSが普及した昨今では、
選手の素顔がより近い距離で見ることができる。

例えばInstagramでいえば、
試合で活躍した選手の喜びの声などを聞くことができる

もちろんDVDでもそういった場面も収録されているが、
ここには中嶋監督のミーティング風景や、
ベンチ裏の雰囲気など、さらに深いところまで映像化されており、
ファ

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中村勝(元・日本ハム)の復帰可能性をふまえ、先発ローテを真剣に考えてみる。

中村勝(元・日本ハム)の復帰可能性をふまえ、先発ローテを真剣に考えてみる。

2010年から9年間、
日本ハムファイターズで活躍した中村勝投手を、
オリックスがテスト生として招致している。

オリックスといえば、
2019年に、戦力外中だった成瀬善久投手(元・ロッテ、ヤクルト)を春季キャンプに呼び、テスト合格のうえ入団になった。
彼は2018年に、一軍試合登板が1試合もない中で合格したこともあり、話題を呼んだ。

2005年には、前年オフに戦力外となった吉井理人投手を、

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オリックス・D4渡部遼人の開幕スタメンをグッと引き寄せた

オリックス・D4渡部遼人の開幕スタメンをグッと引き寄せた

2月11日の紅白戦で、
ドラフト4位ルーキーの渡部遼人が、
1番センターで出場すると、
打っては4安打、走っては1盗塁、守っては俊足の佐野の三塁進塁を防ぐ捕殺を記録。
十分すぎるほどの活躍を見せた。

正直、
今年は小田と並んで代走要因かな、
としか思っていなかったが、
軽く当てて逆方向にヒットするバッティングセンスを見ると、
平野恵一を思い出すほど、ワクワクしてきた。

改めて渡部遼人という選手

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優勝に不可欠な第3のセットアッパーについて

優勝に不可欠な第3のセットアッパーについて

優勝に不可欠な第3のセットアッパーについて

投手は完全分業制と言われる時代になった。

先発投手の評価にQS(6イニング以上自責点3以下)が設けられ、
これが最低基準となって評価されるようになったのだ。

となると、
7回以降の試合の組み立て方、
というのがとても大切になってくる。

そもそも、
『セットアッパー』という表現が、
8回を投げる中継ぎ投手(=クローザーへのつなぎ)に設けられていたの

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2022年のオリックスは、捕手どうするのか?

2022年のオリックスは、捕手どうするのか?

野球には、
「センターライン」という俗語がある。

いわゆる、
ホームベースからバックスクリーンに向けて1本の線を引いたとき、
その線に最も近くに位置するポジションのことを言う。
ここでは、捕手・二塁手・遊撃手・中堅手がそうだ。

センターラインが安定すると、
チームの守備力が安定するともいわれている。
これは、おそらく打球が最も飛びやすいポジションであるからだ。

オリックスは、
ここの固定がで

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