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私的映画ランキングトップ100をレビューする

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2021年11月の記事一覧

私的映画ランキングトップ100をレビューする 第85位「エクストリーム・ジョブ」

原題「극한직업」、読めんて(極限職業と読むらしい、まんまでしたね)。
本ランキング初の韓国映画になります。ちなみにあと1本出てきます。こんな記事を読んでいる暇な人は予想してみてね。

アカデミー賞を獲ったことでもすごく有名な「パラサイト 半地下の家族」と同年に公開され、どうやら韓国ではそっちよりもバカ売れしたらしいエンタメ映画になります。
おおざっぱなあらすじを紹介すると、悪いやつらを狙って潜入捜

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第86位「ドラえもん のび太と銀河超特急」

「ぎんがエクスプレス」と読みます。

コミックスの短編が原作で、ちょうど公開された年が宮沢賢治の何かしらのアニバーサリーということもあったらしく、ゴリッゴリに「銀河鉄道の夜」をオマージュした作品になっています。

あとこれはF先生公認らしいんですが、以前の作品(創成日記とか)がちょい難しめだったというのもあって、今作はかなり易しく明るめな作品を目指して作られていたそうです。確かにめちゃくちゃ楽しい

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第87位「十二人の怒れる男」

元々はドラマだったそうです。

公開されたのは1957年ということで、本ランキングで一番古いかと言うとそうでもないタイトルでした。嘘ついてごめんなさい。
上映時間が96分と短めで、さらに舞台も陪審員たちが一堂に会する狭苦しい部屋がほとんどという、お手軽に見れるという点もこれはこれで良いですね。
調べていて知ったんですがアカデミー賞にノミネートされたりと諸所で高評価を得ていたそうです。まあ面白いです

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第88位「ダークナイト ライジング」

きっとジョーカーも出るはずだったんだろうなあ……。

今やトレーラーの映像を一目見ると「あっ、ノーランだ」とわかってしまうほどの有名監督になりました、クリストファー・ノーランさんが手掛ける「ダークナイト・トリロジー」の3作目、一応の完結作品になります。
クリスチャン・ベイル(ベール?)が演じるバットマンも最早見慣れたもの、今作はそんなバットマンがどん底から這い上がりそして……というお話になります。

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第89位「ブラック・スワン」

ホラー映画やんけ……。

2010年公開、バレエでおなじみ「白鳥の湖」を踊るダンサーたちを描いたサイコスリラーだそうです。スリラーって言っちゃってるやん。
向こうでの評価はかなり高いらしくアカデミー賞を取るとか取らないとか言われていたとかいないとか、まあその手の方々が好きそうな感じでもありましたね。
高評価なのは知ってましたがあまり触れることも無く、夜中にたまたまムービープラスかどこかでやっていた

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第90位「シンドラーのリスト」

面白い面白くないとか、そういう次元を超えています。

第二次世界大戦中、ナチスドイツが行った虐殺で有名な「ホロコースト」から、多くのユダヤ人たちを救った一人の男「オスカー・シンドラー」を主人公にした実話系映画ですね。アカデミー賞も受賞したらしい。

後悔されたのは90年代前半とかそこらなんですが、あえての白黒で制作されていて(一部だけカラーの演出もあります、それもまた良い)、知らない人が見たら当時

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第91位「ドラえもん のび太の宝島」

どどどどどどどど。ここだけだと風の又三郎に近い感じがしますね。

おなじみ青タヌキの映画がランキング初登場。
本ランキングだとあと数本出てくるはずなので対戦よろしくお願いします。

ドラえもんの映画というのはおおむね展開が決まってまして、

①のび太が何かしらを羨む
②ドラえもんに無茶ぶりをする
③ドラえもんが規模デカめの道具を出してなんとかする
④一通り満喫する
⑤道具の影響だったりそうじゃなか

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第92位「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

そんな終わり方俺は認めねえ!!!

本ランキング初のタイムトラベルものです。
とは言っても今作はどっちかっていうとラブストーリーになるんですかね?

何歳だかは忘れましたが良い感じの区切りの誕生日、お父さんから「なんと俺達一族にはタイムトラベルする能力があるんだ!」ととんでもないカミングアウトを受けた主人公くんの人生を追いかけていく映画ですね。

たしか「ドクター・ストレンジ」を見ていて「んほ~レ

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第93位「ゴジラ」

”怪獣王”っていう肩書、あまりにも格好が良すぎる。
デカいゴリラごときに負けるわけがないんだよなあ。

ハリウッドの殿堂に入っていたり、TOHOシネマズ新宿?かどこかの看板モンスターを務めていたりもしている、日本が世界に誇れるあの怪獣映画の元祖ですね。もはや語るまでもない。

この映画について語っているところなんてもうそれはそれはいくらでもあるので、あまり堅苦しいことは書かないように意識しながら進

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第94位「名探偵ピカチュウ」

温度差ありすぎて体調崩しちゃう的なアレ。

ヘビーな記事上げたまま終わるのちょっと嫌だったのでもう1本行きます。
元々はニンテンドー3DSで発売されたゲーム(あってるよね?)のまさかまさかのハリウッド実写映画バージョンです。

主演は”あの”ライアン・レイノルズ、今となってはそこらへんに突っ立ってるだけで何故かめちゃくちゃ面白い俳優さんみたいになっていますね。令和のジム・キャリーと呼ばれているとか

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第95位「明日、君がいない」

タイトルがもう不穏ですね。

※記事下部に重大なネタバレを含みます。
まさかとは思いますが読んでしまって興味を持ってしまってかつネタバレが嫌な人はご注意ください。

恐らく今回のランキング内で一番を争うマイナー作品だと思います。
ムラーリ・K・タルリというオーストラリアの監督が撮った作品で、他には長編映画とかに関わったことはない監督さんだったはずです。

今作のテーマは「若者の自殺」というあまりに

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第96位「マイティ・ソー:ダークワールド」

結局ダークエルフって何だったんだ……。

早くも本ランキングでのMCU作品第2弾、MCU作品での評価が世間では(おそらく)一番低いと思われる作品ですね。かなしいなあ。

まあそれには割と同意というかまあまあね、置いときましょう。
あれやこれや言われていますがすべてはエンドゲームで許されたのです。

作品のあらすじとしてはアベンジャーズ事件の後、ロキをアスガルドに持って帰った雷様ことソーさんだったん

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第97位「ショーシャンクの空に」

名作中の名作と名高いですね。名がたくさん。

前々回、「ミスト」の記事で監督の名前を間違えて書いていました。というか今まで間違えて覚えていました。
この場を借りてお詫びします。すまんぼう。

あまりに有名すぎて、映画ファンを語るのであれば必修科目だぞみたいな扱いを受けていたらしいです。まあ確かにそんなイメージありますね。
こういうのは好きなもんだけ見て好きなもんだけ語っとけばいいというものです。

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私的映画ランキングトップ100をレビューする 第98位「マイティ・ソー」

俺様神様とかいうふざけたキャッチコピー、嫌いではないです。

今となっては知らない人の方が珍しいまである、マーベルシネマティックユニバース、通称MCUの作品の、本ランキングでは1作目になりますね。
もうこればっかりは仕方ないことではあるんですけど、当然全作品ランキングに入ってます。だって面白いんだもん(アイアンマンシリーズだけ1~3までまとめて入れました、無理やり100本に絞るために仕方なく)。

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