私的映画ランキングトップ100をレビューする 第94位「名探偵ピカチュウ」

温度差ありすぎて体調崩しちゃう的なアレ。

ヘビーな記事上げたまま終わるのちょっと嫌だったのでもう1本行きます。
元々はニンテンドー3DSで発売されたゲーム(あってるよね?)のまさかまさかのハリウッド実写映画バージョンです。

主演は”あの”ライアン・レイノルズ、今となってはそこらへんに突っ立ってるだけで何故かめちゃくちゃ面白い俳優さんみたいになっていますね。令和のジム・キャリーと呼ばれているとかいないとか。

ライアン・レイノルズが主演ってことは相棒がピカチュウなんやろなあというところにまさかのライアン・レイノルズがピカチュウ役だったという驚き。ゲームの方を知っていれば納得いくのかもしれませんが知らない人からしてみればそれだけでまずは一笑いといった具合ですね。

しわくちゃピカチュウなどなど、ネタにされがちな本作ではありますが、まあ自分がそうなんですけどポケモンが好きな人であれば間違いなく楽しめる作品です。もうね、それはそれは楽しいとですよ。

そもそもポケモンが好きな人間なんて100人集めたら3万人くらいは妄想したことあるわけですよね、というか今でもしますよね、そこらへんにポケモンが跋扈している世界。
あれがハリウッドのビッグバジェットでゴリ押し再現するとどうなるかっていうとこうなるんですよ、すごいですよね。

ガーディが警察犬したりゼニガメが消防したり、ゴルーグがなんか警備員だか石像だかそんなもんで出ていたり、もうね、画面見るのが忙しくてね。
ありとあらゆるところにありとあらゆるポケモンたちが出ているので、おそらく1回見たくらいでは全部分からないと思います。自分は2回見たけど多分まだ見逃してる。

ストーリー自体はわかりやすい勧善懲悪+ボーイミーツガールというか、ピカチュウが主人公なんだか男の子が主人公なんだかよく分からないところでもありますが、そんな細けえこたあいいんだよ状態なんですよとにかく。

映画化が発表されてから公開されるまで、わりかし否定派だったんですけどね(そういう人多いと思います)、いざ見てみるとビックリするほどポケモンたちは馴染んでいるし、ポケモン好きでゲームを遊んでいるからこそわかるようなネタもめちゃくちゃ入っているし、たぶん作っているスタッフの人たちもポケモン大好きなんだろうなあというのがバリバリに伝わってきます。

口出しをするならまだ足りない!まだポケモンが見たい!
今作だけでも相当な数のポケモンが登場するんですが、いかんせんポケモンって今全部で800匹以上いるもんで、もういっそのこと全部出してほしいですよね。

続編があるような終わり方もしてないし、おそらく単発作品であることがこれほど悲しい作品も他にないかもしれません。日本じゃ作れないしね、お金的に。

あとこれゴジラとか怪獣映画で言ってるようなことなんですけど、人間ドラマとか要らんのですよ。我々はポケモンを見に来ているのですよ、かわいいピカチュウやしわくちゃのピカチュウを、ミュウツーの畏怖するほどの強さを、ベロリンガの気持ち悪さを、バリヤードの不気味さを見に来ているんですよ、こうやって書いてると初代のポケモンばっかりですね。まあ人気だし仕方ないか。

ということなので、ポケモン成分マシマシ、あのアニメの劇場版のおまけに流れてるアレ、あれみたいな雰囲気でいいのでぜひ続編の方、お待ちしております。

・おわりに

勢いで書ききってしまったので短くなっちゃった!すまない!!
あと見る前に散々ボロクソに思っていてごめんなさい!!!
やっぱお金があると違うんすね~といった感じです。
ソニックの実写化とかマリオの映画とか、まだまだゲームの映画化には可能性を感じますね。
とはいえやはり命中率的にはでんじほうくらいに落ち着いてそうなのはそれはそれということ。

次回、93位は伝説の怪獣映画です。気合い入れていくぜ。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?