発達障がい→抑うつになってイラストのような「○○は混乱している!▼」をリアル体験した話。
※自殺について超絶リアルに書いております。見る人の推奨は身近に少しでも鬱気味な人がいる人。苦手な人のために敢えて見出しは付けていないので、今のうちにブラウザバックして自衛しよう!
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モンハンライズで絶賛現実逃避中。
どうもちりめんビブラートです。
マガイマガドの玉は全然落ちなくて、就活の面接は落ちる。そんな日々を過ごしています。
さて、いきなり本題に入りますが、先週の某日に人生で初めて首を吊りました。家族のいない時に。
「自殺未遂」というものは、小4のころにその時も親が居ないのを見計らって包丁で腹をかっ捌こうとしたことがあるため、初めてでは無かったのですが、首吊りという手段での自殺未遂は初めてでした。
(記事のヘッダー画像は私が1分で描いたものなのですが、本当にこんな感じ)
結果的に、頸動脈が圧迫されドクンドクンと紐に脈打ち、緩やかに身体が脱力しかけていた所に幸か不幸か
「ピンポーン」
とインターホンの音が響き渡り、その瞬間我に返りました。
余りにその時は色々と辛すぎて、そのインターホンに出ることは出来ませんでしたが。
ごめんね、押してくれた誰かさん...。
このようにバッグの肩掛け紐を使って行った今回の自傷行為ですが、小学生の時の自殺ごっこ(その時は本気でしたが)とは全く異なる意志行動プロセスを踏んでおり、更には「こんな状態で自殺なんてしないだろう」と世間には思われそうな身体の状態でした。
それは、ただただ「衝動的」、かつ「"自殺が出来る"だけの体力がある状態」だった、と言うことです。
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まずは1つ目の衝動的について。
話は少し逸れますが、私は「理性と感情は50:50で保つ」というポリシーのようなものを持っています。
普段のリアルでの会話にせよ、こうした文章ベースの会話にせよ、これに則ってコミュニケーションが取れるように意識しています。
しかし、今回はそれを意識する余裕すらも無かったのです。
無意識に身体が動き、自身の息の根を止められそうなものを虚ろな血眼で探していました。そして手頃なバッグを発見すると、また考えるよりも先に"如何にして上手く首を吊るか"をスマホで検索し、遂には紐の上に首を乗せていました。
ここで2つ目の"自殺が出来る"だけの体力がある状態であった、とはどういうことなのか、私の事例を用いて説明しましょう。
因みに、抑うつ状態になったことが無い方には勘違いされやすい、でも重要な点があるので、あなたの身近に「あれ?あの人しんどいって言ってたのにゲームとか趣味出来てるじゃん!」とか「前まであの人食欲不振だったけど、元に戻ったじゃん!」等、これらに近い思いを抱く人がいれば是非刮目して見て頂きたく思います。
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さて、私は三週間程前にほぼ一日中文字通り動けず、ベッドで横たわり続けていた日々を送っていました。
冒頭にモンハンをやっていると書きましたが、予約して買い、更には課題のオンパレード、という状態でもなかったのにも関わらず、開封したのは三日後くらいのことでした。
つまり、その時は趣味すらもする気力、体力が共に無かったのです。
以下は引用ですが
やる気がでなくなる「興味または喜びの喪失」
好きだったことをしても楽しめない1,2)
「興味または喜びの喪失」は、「抑うつ気分」と並んで、うつ病でよくみられる症状です。DSM-5といううつ病の診断基準では、これら2症状のどちらか、ひとつ以上あることが、うつ病を診断するうえでの必要条件になっています。
この症状は、以前と比べて何事にも興味や関心がもてなくなってしまいます。たとえば、今まで楽しみにしていたテレビ番組をみてもつまらない、楽しくないと感じる、テレビをみる気も起きない、ゴルフが大好きで、毎日にこにこしながらゴルフクラブを磨いていたのに、今ではゴルフ場はもちろん、打ちっぱなしの練習に出かける気にすらなれない、といった様子がみられます。
ふだんの生活にも影響をおよぼす2)
この症状は、よく「興味・喜び」という言葉とともに紹介されるため、患者さんにとって好きなものに目が向きがちですが、それだけではなく、ふだんの生活にも影響をおよぼします。
女性であれば、これまでは毎日当然のようにおしゃれや化粧などをしていたのに、今ではそのようなことをする気になれずに、外出もしなくなる、といった状況になってしまうこともあります。
(※塩野義製薬と日本イーライリリーがうつ病について啓発を行うウェブサイト「うつ病のこころの症状」より引用)
と、このような症状が出る人もいるわけです(発達障がいのように個人差があるのでこの症状が無いから鬱傾向じゃないな~大丈夫だな~となるのはやめようね!医療機関に相談しよう)。
すなわち、私の場合先週はゲームをする気力、体力がある状態に浮上してきていた訳です。
メンタル&体調グラフを雑ですが書いてみました。急激に凹んでいるのが首吊ったタイミングですね。
ここから見てわかるように波が激しいんですよ、メンタルも含む体調が(倒置法)。加えて、それに応じて出来ることと出来ないことが出てくるんですよね。
そして特筆すべきは趣味が出来る段階でもメンタル&体調のグラフが0には達していないところ。
突然ですが、あなたは嫌なこと(仕事とか...)と趣味をするために必要な気力の分量は同じでしょうか?
少なくとも私はそうではありません。必要な気力は
嫌なこと>趣味
です。
纏めると”趣味が出来ている≠気力がある”なんですよね。
しかし、そこを=に思っている人は
(趣味が出来てるんだからもう元気なんだな)
(さっきまで趣味やってたのに寝てる、怠けか?)
といった考えになり
「趣味はもう存分にやって休めたろ?また趣味やってたら怠けとして扱って止めさせるからな」
...みたいな言動として表れてしまうことが多々あるのです(因みにこの言葉は私が実際に親から言われた言葉です)
そして、この少し気力が浮上したタイミングでこのような言動を言われるというのは当事者にとっては非常にマズいのです。
何故なら...
自殺出来るだけの気力がある状態
だからです。
もう一度この図を見てみましょう。
三週間前、私は趣味すらも出来ずただただ寝ることしかできませんでした。
言い換えると、自殺する元気すらなかったのです。
しかし、少し回復したところに例えば無理解な発言を受けたり、一気に不安感を煽られたり、低気圧が来たり、何にせよ当人の心のカップのストレス水がほんの少しでも溢れかねない事が起きた瞬間、自殺も含めた自傷行動は格段に起こりやすくなります。
もう自殺する元気のライン(大体ゲーム並みに低い)は超えたからね...。
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さて、ここまで体験談を包み隠さず話してきました。
この話によって誰かが加害者にならなければ幸いでございます。ただ、サポーターになってあげて!とは言いません。あなたの体調も気遣い対象です。
(世の中にはサポートしすぎて逆に病んじゃうカサンドラ症候群なるものもあります)
そして、辛い思いをしている人は自分のように無理はしないで、休めるときは休もうね。TwitterのDMで話聞くよ。
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最後に
飛び込み自殺や飛び降り自殺、またはあの三浦春馬さんも行った首吊り自殺等、世間ではこうして私が文章を書いている間に何らかの方法で自殺・自傷を試みている人はいるでしょう。
推測ですが、その人は私のように頼ることが苦手な人です。
物には皆頼るのに、人になった瞬間頼りにくくなっちゃう”自助だけで何とかしようとする社会”が少しでも改善することに、この記事が役に立てば嬉しいです。
では、またこんど!
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自己肯定感マシマシになります。
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