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恐れの感情を認識して



朝、目覚めた時、軽く頭痛は残っていたものの、腹痛と目眩の症状は消えていました。


脳内に大おばの声も聞こえません。
ゆうべの感覚とその後の葛藤は何だったのだろう...と少し考え、感じた時、
あっ、これは恐れだ、私の恐れの気持ちだった...、と認識しました。
数年前、思いがけず両親と電話で話した後に、実家に行ってみようかと思い行動しようとした時、身体が動かず、部屋から出られず、会いに行く事が出来なかった。
あの時、私はきっと、この恐れの気持ちに押し潰されてしまったんだ、と思いました。(note記事'私の過去'⑩)


でも今の私は、その時より少しは変化しているのでは...と思いました。
私は私、私の中の軸がしっかりしてさえいれば、
傷つく事もきっとないはず。
両親から言われる言葉の、捉え方や解釈で、傷つく事も出来れば、傷つかない事も出来る。
私が揺らがなければ、私が今の私を、今の私のそういう気持ちをしっかり持っていれば、会えるかもしれない。そう思いました。


私は、恐れに執着しているのかもしれない。
今までの慣れた生き方があるから、慣れた事と違う行動をするのは怖い。
私は恐れを握りしめていて、怖い怖いと思っているのかもしれない。
今、私を引き止め、苦しい気持ちにさせているのは、この恐れの気持ち...、そう思いました。

同時に、無理は、しない、そう思いました。
自分を大事にする、その気持ちは本当に本当に大事で、
両親と関わろうとして、
やっぱり辛さを思い出す、気持ちが苦しくなるなら、
自分を1番に大事にしよう、労わろうと思いました。
無理だと思ったら、無理はしないと。無理しては
会わない、無理な行動はしない、そう思いました。
もしも行動して、やっぱり無理だと感じるという事は、
まだ、今じゃない、という事だと思いました。

無理はしない、でも、考えてみよう、と思いました。

両親はどんな気持ちを抱いてくれるのか。
宗教、を間に挟み、私と両親は、今どんな位置関係で会えるのか。
考えてみました。
まずは、連絡をしてみる事から、と思いました。
そして、もしも、行けたら、会いに行くかもしれないと、そう思いました。


私、今、この体験が出来ている事が感謝なんだと思いました。

TATTOO/Official髭男dism    (2023.5.1 月 17:00)



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帰宅し、夕食を作りながら、不意に、母親に電話をしてみようと思いました。
もしも、行けるのなら、明日の午後、用事を済ませた後、実家まで足を伸ばして、短時間立ち寄ろうか...そんな事を考えました。


少し迷いながらも、電話を掛け、母親と話しました。
母親が電話に出て、お久しぶりです...というようなやり取りを交わした後、私は自分でも驚く程、冷静で、平常な気持ちで、話しをしました。
お互いの近況報告を少しして、明日の午後、少しだけ実家に立ち寄ろうかと思っているという事を伝えて、在宅かどうか、尋ねました。
午後は、両親共に、用事があるが、午前中に変更可能かもしれないから、後でメールで返事をするとの事でした。


数時間後、母親からメールが届きました。
先程は連絡ありがとう、という事と、
明日の午後の用事は、午前中に変更出来ないようだから、残念だけど会えない。またの機会に。身体に気をつけて。という内容でした。
母親からのメールでしたが、文章に、父親の都合や意向が、見え隠れする気がしました。
私から、詳細を尋ねる事はしませんでした。
少し、予想していた、展開だった事と、
正直、少し、内心ホッとした私がいました。
今はまだ、会う時ではない、という事だと思いました。
両親共に、細々とながら元気にやっている、との事だったので、変わりなく宗教を信仰し、2人の暮らしを営み、幸せなのだろうと思いました。
昨夜の大おばの、あの声は、何だったのだろう...とも思いました。
以前とは少し変化した私で、安定した気持ちで、落ち着いて母親に連絡が行えた事は、よかったかな...と思いました。
然るべき事が、然るべき時に、然るべきように、起こる、のだと思います。


昔、父親の虐待から、日常的には守られませんでしたが、私に声を掛け、話しをしてくれていた大おば達、それから祖母、近くにいた大人達のおかげで、もしかして、私の中には小さな愛の種が植えられ、私の中でゆっくりゆっくり芽が出て、もしかして、今育とうとしているのかもしれない...。
まわりの人達のおかげで、...私の中にも、愛があるのだろうか... ... 、と思いました。

そんなbitterな話/Vaundy     (2023.5.2 火 0:30)




お読み頂き、ありがとうございました。




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